同和問題、部落のこと、それと森友問題
2018年03月27日 公開
前に「ちょうせんぶらく」の話で書きましたけど、昭和30年代は日本はまだまだ立ち直ってなくて、私の家の近所には水道も通ってない汚いところがたしかにありました。今騒いでる森友学園の土地も、もともとは沼地で誰も住んでへん土地やったのに、いつの間にか人が住んでいて、その立ち退きを進めるのにけっこう大変やったとか、いろんな話がネットには出てます。
同和地区やった、という話もあるみたいですけど、本来は同和地区というのは「被差別部落」とゆうて、江戸時代から続く「差別された」場所やったことになっていて、それについては昭和44(1969)年に同和対策事業特別措置法ができて色んな対策が講じられて、長年にわたって対策事業が進められてきたと。そしてついに平成14(2002)年、この法律が終了したけど、それまでの33年間で15兆円が費やされたそうです。
そんだけの大金を投じたら、そらあ町も村もごっつうきれいになるのは当たり前やんな。家の近所にも、小ぎれいな集合住宅やら、大きな会館がこの数十年の間に建っていったわ。そういえば「部落地名総鑑」というのがあって、それを購入した会社が糾弾されるような事件もいっぱいあったように思います。いきなり街宣車が来てやられる、とか。
大阪に住んでる人はわりとみんな知ってると思います。つまりは集団での恫喝、脅迫ですね。やっぱり普通の人はコワいもんな。せやけど、結局今の時代は人の移動が増えて、元々の町もガラッと変わってしもたから、もうそんな「地名総鑑」なんか意味無くなってると思いますね。
それでもまだ「既得権益」が欲しい人たちが残ってて、今またやってる森友でも、土地に埋まってたゴミのことに関してテレビにしゃべってしもうた人が「自殺」してたり、そこに発注してた会社の社長さんが急死したりとかの話を聞くと、やっぱりまだまだコワいやん。
で、そのつながりでネットでは注目されてる関西生コン。「労働組合」とは名ばかりの、威力業務妨害をはたらく組織犯罪集団やそうです。詳しくは「せと弘幸BLOG『日本よ何処へ』」に出てます。瀨戸弘幸さんという人の体を張った活動「連帯ユニオン討伐行動」によって、どんどん追いつめて行ってはるそうです。
最近も和歌山県での活動によって、連帯ユニオンに毎年入っていた7千万円の資金源を断つことができたとか。スゴいですね。身を賭した戦いをしてはる人には頭が下がりますが、だんだん流れが変わって来てるような気がしますね。
和歌山の話はこの動画を上げておきます。