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2018/01/02

法匪国家、日本

指差し小 
 すみません、まだまだ同じ本からの話が続きます。
 韓国のことを「情治国家」とか「恨治国家」と揶揄する人が多いですね。あ、私もか(笑)。野口さんは、日本は「法匪国家」やと言わはります。つまり、何でもかんでも法律で縛り上げている、と。自衛隊の指揮官は歩く六法全書らしいです。戦場で自衛隊が「やってもいいこと」が細かく法律で決められている、と。そこに書いてへんことはやったらアカン、というわけです。

 せやから指揮官はしっかり法律を習得してんとあかんわけですね。これを「ポジティブリスト」というと。これはよく言わてますね。たいていの国は必要最小限の「やったらアカンこと」だけを書いておいて、あとは現場の判断で行動できるようにしていて、それが「ネガティブリスト」方式やそうです。実際の戦場ではいわゆる「グレーゾーン」がいくらでも出て来るから単純にしとかんと迅速な行動がでけへんということですね。

 実際にイラクのサマワ派遣の際の「交戦規程」は、「口頭による警告→ 銃口を向けての威嚇→ 警告射撃→ 危害射撃」となってたらしい。そんなもん、いきなりバンバン撃ってきたりしたらどないすんねんな、というアホみたいな話です。でもそこが「シビリアンコントロール」なんやそうです。

 でもそれは間違ってる、と野口さんは言います。シビリアンコントロールは「非軍人による軍隊の統制」という意味で、軍人は何かと言えば戦いたがるからこれを統制せなあかん、という考えが基本にあるらしいけど、実は軍人は負ける戦いは絶対にしたがらない、という当たり前のことが分かっていない、ということやそうです。

 実はベトナム戦争も戦闘、戦争の現場を知らない「文民」が作戦を政治的にアレンジして負けてしもうたんや、ということらしいです。そやな、アメリカの方が物量的に圧倒的やったはずやのに負けたからなあ。

 早う自衛隊を憲法に書き込んで、「交戦権」を付与し、「軍法」も整えて、自衛隊を国際法上も「軍隊」にせんと、ホンマにいつまでたっても「戦争のできない国」のままやんか。危ない話やなあ。

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