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2018/03/30

ヘイトスピーチ法、肉を切らせて骨を断つ?

パンチ小
 この言葉「ヘイトスピーチ」も、私がいろんなことを勉強し始めてから知りました。ウィキペディアでは「ヘイトスピーチ(憎悪表現)とは人種、出身国、民族、宗教、性的指向、性別、障害など自分から主体的に変えることが困難な事柄に基づいて個人または集団を攻撃、脅迫、侮辱する発言や言動のことである。」となっています。

 日本では平成28(2016)年「本邦外出身者に対する不当な差別的言動の解消に向けた取組の推進に関する法律」が成立しました。このとき、与党側は西田昌司議員、野党側は有田芳生議員が中心になって法案成立に力を尽くしたようです。

 西田昌司議員はかつて自民党が野党時代、つまり民主党政権のときに、菅直人らをはじめとする閣僚の不祥事などを舌鋒鋭く追及していたことで有名になったようですが、この法案については保守側からも不評ふんぷんです。この法案成立時に、他に自民党が通したい法案もあって、それとのバーターやった、という説もありますが、ようわかりません。

 この法案、おとといも書きましたけど、そもそも名前からしておかしいわ。「本邦外出身者」やで。せやから、「日本人○ね!」は引っかからへんねん。そんなアホな、ですね。ただ、これは罰則の無い「理念法」というんやそうです。せやから、この法律に反したことをしても罰せられへん、と。ただ、私も最近知ってんけど、結局理念法というのは、この後に各地方団体がこれに基づいて条例をつくったり、行政に反映させたりするものらしい。大阪なんか、いち早く条例をつくったみたいやね。

 ヘイトスピーチが言われ始めたのは「嫌韓ブーム」の頃からで、以前は韓国・朝鮮人に対する「差別的な発言」なんかもあったようやし、暴力沙汰なんかもあったりして、私はそんなんが大嫌いやから、よう知らんかってん。はっきりしてきたのは、「在日特権を許さない市民の会(在特会)」が活動し始めた頃からなんやろうけど、そういう「嫌韓デモ」に対して「レイシストをしばき隊」みたいな団体が「カウンターデモ」を組織するようになったようですね。

 日本人は「言挙げしない」ことを良しとする意識がありますよね。せやから言葉を荒げて大きな声で言い負かすようなことは日本人らしくない、と。逆に半島の人たちには声闘(ソント)という言葉があるように、大きな声で相手の反撃を封じる、ということがあることを知りました。うーん、もうええわ。

 たぶん、私なんかそんなんしたら絶対負けるし、そんな場所に行きたくもないと思うてしまいます。きちんと丁寧な言葉で相手と誠実に向き合って話す、と、、、。無理か。

 で、今日、言いたかったのは、実はあるブログかツイッターで、ある人が、保守系の人やのに、「このヘイトスピーチ排除法ができてよかったと思います」と書いてはるのを読んだんです。そもそも普通の日本人はヘイトスピーチはしない、と。せやから、汚い言葉で罵るような人のことは、そもそも日本人は相手にせえへんのや、と。日本人がしないことを禁止する法律なんて、勝手に作ってくれたらええやん、という話です。おおー、そこまで達観できたらカッコええなあ。

 この話を読んで、実は安倍ちゃんが、改憲について「9条2項を残して自衛隊を書き込む」の案を出したことを思い出しました。相手の言い分を呑んだ上で、その上を行く、肉を切らせて骨を断つ、みたいなもんかな?まあうまくいってくれたらええねんけど。肉を切らせたら骨も断たれてしもた、にならんようにはしてほしいですけどね、、、。

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