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2018/03/31

「余命三年時事日記7」、パレルモ条約と共謀罪、安倍ちゃん策士やね

余命三年時事日記7
 「月刊 余命三年時事日記Vol.7 テロリストと川崎デモ 下」読みましたよ。先日の「6」の下巻にあたります。しかも月刊となってます。これから月に1冊、出して行くそうです。一般販売はされてません。申し込み方法は前回記事を参照してください。
 この「7」には「パレルモ条約」のことが書かれています。
 ちょっと私も調べてみたんで書きます。これは正式には「国際的な組織犯罪の防止に関する国際連合条約」といい、イタリア政府が国際的に暗躍するマフィアを取り締まるために国連に提案し、2000年11月15日に国連総会において採択されたものやそうです。イタリアのパレルモで条約の署名会議が開かれたので通称「パレルモ条約」と呼ぶと。
 イタリアは昔からずっとマフィアの横暴に悩まされてたんやけど、ジョヴァンニ・ファルコーネさんという人がパレルモの地方裁判所の判事になってからは、銀行口座を調べてマフィアの不正な利益を洗い出し、摘発するという新しい捜査方法を開発して、マフィアを片っ端から投獄できるようになったそうです。そこでファルコーネさんはマフィアから命を狙われることになり、ついに1992年、高速道路上に仕掛けられた爆弾によって前後3台の車もろとも爆破されるという、映画顔負けのものごっつい大規模な方法で暗殺されてしまいはったそうです。享年53才。これを機にイタリアでは国民の反マフィア感情が高まり、このパレルモ条約が成立したんやそうです。
 で、今回サヨク系が「共謀罪」と呼んで大騒ぎしながら成立したのは、正確には「組織的な犯罪の処罰及び犯罪収益の規制等に関する法律等の一部を改正する法律」のことやったんです。これが成立して初めて「パレルモ条約」を批准する条件が整った、ということです。
 そしたら、そのいわゆる「共謀罪」の「一部を改正」とは何のことやったんかというと、ここに「テロ等準備罪」を新設する、ということやったんですね。で、その「テロ等準備罪」の新設によってやっと、組織犯罪にも対応できるようになったというわけです。これまでは実際に犯罪を実行せえへんかったら、たとえその犯罪が計画段階で発覚しても、内乱の陰謀とかでない限り、処罰することも強制捜査することもでけへんかったけれど、それができるようになるということですね。まあよく言われるのがオウムがやってることは事前にいろいろとわかっていたのにもかかわらず、サリンが実際に撒かれるまで何もでけへんかった、とか。
 つまり、言い方を変えると、これまでは個々の犯罪についてはたしかに法律もあり、処罰はできるけれども、組織としての犯罪には対応でけへんかったものを、この条約によって結びつけることができるようになるんや、ということやそうです。「従来、犯罪でありながら放置されていた個人犯罪が連結され、まさにパレルモ条約の目的である『組織的な犯罪集団への参加の犯罪化』が完成」したというわけです。暴力団やテロ組織と認定された組織に参加して行動すること自体が犯罪になる、ということですね。文字通り、「一網打尽」ですね。うーん、そんなにうまいこといくんかなあ。いってほしいけど。
 ところで、余命ブログによると、安倍ちゃんの策士なところは「パレルモ条約は風化させる」「共謀罪とは分離する」と言うてはったそうです。実際には法案が通って、ずっぽりハマってたんやそうです。えー、なんでそんなんわかるんかなあ。まあこのブログ、一日平均1万のアクセスがあるというだけあって、スゴいですね。これまでのところ、言うてたことは全部現実になってますからね。

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コメント

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日本の余命が伸びますように。万歳。

>これまでは実際に犯罪を実行せえへんかったら、たとえその犯罪が計画段階で発覚しても、

善良な庶民にとっては、ここがポイントですね。組織犯罪に個人の日常レベルでは対抗できませんから。実際に加害行為がなくても恫喝やヒット&アウェイのいやがらせを自衛しきれなくて妥協させられる。終戦後に、善良な日本人が泣かされてきたいやがらせです。
こうした点を抑制できるだけでも、ものすごい前進です。これまでが異常だったのです。

それにしても、あちらの人たちは法案名を言い換えてレッテル貼りの印象操作ばかりですね。集団的自衛権を盛り込めば「戦争法」でした。
「共謀罪」では、山へキノコ(マツタケ)とりに行こうぜと相談すれば罪になるのか、とか、川じゃり取りに行こうと相談すれば共謀にされてしまう、とか。妙な事例を持ち出して回答させようとしてました。
北朝鮮利権がらみばかりで笑っちゃいましたね。

あいつらばかだなあ、と感心したくらいです。こんな政治家に投票した有権者がいるのだから情けないです。

余命氏の本が書店に並んでいるのを見ていると、隔世の感がありますね。

Re: 日本の余命が伸びますように。万歳。

コメントありがとうございます。
> 余命氏の本が書店に並んでいるのを見ていると、隔世の感がありますね。
・・・・いやあ、ホンマにそうですね。はじめの頃は本屋さんに行くのもドキドキでしたもんね。