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2018/07/18

在日の映画監督ヤン・ヨンヒさん、カッコええな。日本人に覚悟はあるんか?

走る小
 前の記事(「『イムジン河』、ええ曲やなあ。私はフルで歌えるで。」)で、在日の映画監督、ヤン・ヨンヒさんのインタビュー記事が産経新聞の「話の肖像画」というタイトルの連載で出てることを書きました。これは5回の連載でした。私はヤン・ヨンヒさんのことを今回初めて知ったんやけど、出身が大阪ということでめっちゃ面白く親しみを持って読ませてもらいました。<【話の肖像画】映画監督ヤン・ヨンヒ(1)~(5)>

 ヤン・ヨンヒさんは<昭和39年、大阪府生まれ。在日コリアン2世。朝鮮大学校文学部卒業後、大阪朝鮮高級学校の国語教師を経て、役者やラジオパーソナリティーとして活動。北朝鮮で生活する家族を題材にしたドキュメンタリー「ディア・ピョンヤン」(平成17年)「愛しきソナ」(21年)が世界各地の映画祭で注目を集める。北朝鮮から一時帰国した兄と在日の妹らの家族の絆を描いた映画「かぞくのくに」はキネマ旬報ベストテンで、24年公開の日本映画1位に選ばれた。今年3月、小説「朝鮮大学校物語」(KADOKAWA)を発表した。>

 インタビューではめっちゃ深い言葉が出てきます。お父さんはとてもお母さんのことを愛していて夫婦仲は良かったそうです。そんなお父さんが朝鮮総連の幹部やったこともあって、昭和46(1971)年以後、「地上の楽園」とされた北朝鮮に「帰国事業」として、年の離れた兄3人が、突然移住してしもた、その時から彼女の屈折した人生が始まった、と。そして後になってわかったことやけど、お母さんというのは済州島4・3事件の時に、命からがら済州島から逃げて来て、広島に密入国して来はったそうです。

 済州島4・3事件というのはググってほしいんですけど、当時の韓国の李承晩大統領たちが引き起こした事件ですね。そこから朝鮮人同士の虐殺が何年も続いたという「民族の悲劇」です。そんな悲惨な過去を持つヨンヒさんのお母さんは<「日本人の前に出ても恥ずかしくない格好をしなさい」が口癖。礼儀にもうるさかった>んやそうです。はっとしました。誇り高い人やったんですね。

 ヤン・ヨンヒさんは自分の親兄弟を題材にして、映画や小説を創作してきはったわけですが、それによって北朝鮮に渡った兄たちには当然、危険が及ぶことが想定されました。そんなとき、お兄さんたちは決死の覚悟で彼女を応援してくれたそうです。そこで彼女は<有名にならなければ。そう考えるようになりました。有名な監督であればこそ、下手に家族に手を出せなくなるはず。国際的に認知される監督になる。心に決めました。>

 私が学生時代、韓国人の方が日本人より緊張感や覚悟を持ってるように感じていたのはこういう人たちがおったからやと、改めて思い出してました。
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コメント

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つかぬことをお伺いしますが、突然ランキング下がられたのは何かあったのですか?私、黒木頼景さんの〈無敵の太陽〉の記事が更新されていないか、3~4日毎にランキングを徘徊するのですが、前はいつも黒木さんのブログより上位に、お見かけしてましたので。

Re: タイトルなし

彩希 さん、コメントありがとうございます。
最近ちょっとドタバタで、記事をアップできない日があったり、深夜になたりしたことが続いたからかも知れません。
あと、グーグルアドセンスを導入しようとトライしたのですが、どうもうまくいきません。
まあそのうち、なんとかなるかな、と、、、。