FC2ブログ
2018/12/03

台湾に一筋の光明?台北市長に再選された柯文哲さんに注目らしいで。

自転車小

人気ブログランキング
 前に、台湾での統一地方選挙で、現在の蔡英文政権が大惨敗した話を書きました(「台湾どないしたんや?!ヤバいな。「現状維持」はあかん、日本は竹島上陸を許すな」)。2年前にせっかく台湾人の政党、民主進歩党が政権を取って「中国」とは距離を置けるようになったと思うたのに、結局はまた現在より「中国」寄りになってしもてる国民党が一気に盛り返してしもた、という話です。

 中国共産党はにんまり、ということですね。そしてその結果を受けて、台湾独立建国聯盟日本本部委員長の王明理さんという人が、宮崎正弘さんのブログに悲憤慷慨されている文章が載りました。そしてその同じ号にメルマガなどで言論活動などをしてはるアンディ・チャンさんの文章も載っていて、これも同じく、台湾人の今回の選択は、間違いや!と大いに嘆く内容でした。

 そしたらそれに対して宮崎正弘さんのブログへの読者投稿という形で、コメントが入ったのを、宮崎さんがその後の号で紹介してはりました。その内容は、今の台湾人の本心をずばり言い当てていてとても参考になると思われたので、ここで紹介させてもらいます。

 まず、上の王さんが「台湾人が、中国との統一を目論む国民党を選ぶはずがない」、「自由で民主的な社会を捨て、共産党の一党独裁の支配下に入ることである」と嘆いてはることに対しては、「普通の人たちはそこまで深く考えていません。地方選挙ですから。」と軽く流してはります。

 そして王さんが「台湾人が戒厳令下で自由を奪われ、弾圧されて生きていたのはついこの前のこと」と警告してはることに対しても、「普通の台湾人は、そんな昔のこと考えていません。日本時代に日本人がヤッタことは覚えています。」うーん、これは八田與一のダム建設や、日本式教育のことなんやろうか、ちょっとわかりません。

 さらに「言葉巧みに台湾を手に入れようと目論む中国に、自ら跳びこむことを選ぶ人たちがいるとは全く信じがたい」という言葉に対しては「それがいるんです。それこそが現実的な台湾人なんです。」と。
 また、『台湾人のなかに、かつての国民党支配下で培われた「強いもの、長いものに巻かれろ」という生き方や、「遠い将来のことより、目の前の安全と利益を大事にする」傾向がまだまだ根付いていたのかもしれない』に対しては、「これこそ、今の台湾人そのものの生き方です。現状維持路線です。でもこの状態がいつまでも続くとも考えていません。」やて。クールやなあ。

 この投稿者は、アンディ・チャンさんに対してもクールです。
 「意外だったのは、いくら台湾人がバカでも現政権に失望しても、民衆が汚職まみれの国民党に投票するはずがないと思っていた」と言うアンディさんに対して、「ぜんぜん意外じゃありません。民進党も同じように汚職まみれだと思っています。現に陳前総統の件もありますし。それからアンディ先生がよく使われる「外省人」ということばは日本でしたらヘイトスピーチになりかねません。若い人たちの中には両親のどちらかが「外省人」であったり、あるいは兄弟姉妹のだれかが「外省人」と結婚している人がたくさんいます。」と。

 そして、お二人に対して、注目すべきは今回の選挙で台北市長に再選された無所属現職の柯文哲氏やと書いてはります。「柯市長の風貌は典型的な台湾人、まことに垢抜けていません。田舎くさいひとです。でも、毎日まじめに勤労に励む、実直な台湾人そのものです。」ということやそうです。

 実は王明理さんもアンディ・チャンさんも台湾ではなく、海外で政治活動をしてはります。そのお二人に対してこの投稿者(浪子)さんは「海外で台湾独立運動を目指す台湾人の方々は郷里の地に帰って定住し、そこに経済基盤を築いて、一般庶民の息を肌で感じてその高貴な理想に邁進していただきたいと思います。」と、皮肉たっぷりに要望してはります。

 台湾の選挙結果に絶望してたけれど、一筋の光明があるんやろうか。ちょっと調べたら、柯文哲さんは次期総統候補の呼び声もある、という報道もあります。地に足をつけた政治、と言うのは簡単やけど、もう利権やらイデオロギー闘争には庶民はうんざりしてるということでしょうか。自民党、しっかり参考にして勉強しいや!と言いたいですね。あ、自民党には期待はしたらあかんかもなあ。


人気ブログランキング

スポンサーリンク

コメント

非公開コメント

台湾を思い、台湾を応援してる日本人が一番、愕然としたのは、このことではないでしょうか。

〈もう一つ、日本に関する項目がありました。「台湾という呼称で2020年東京五輪を含む国際スポーツ大会への参加申請を行うことについて賛成か否か」→賛成4.5割、反対5.5割で否決。台湾はこれまで国際スポーツ大会に出場する際「チャイニーズ台北」という奇妙な呼称でしか出られませんでした。中国が大会を主催する国に「台湾を名乗って選手を出場させるな」という圧力をかけていたからです。台湾の選手がメダルを取っても国旗(中華民国の国旗)を掲げることもできませんでした。
だから2020年の東京五輪には台湾チームが「台湾」という呼称で出場できるように署名を集めたりして、日本人有志が活動していたのです。台湾でも大きなうねりをこの運動は起こしていました。しかし、そのことに警戒心を抱いた中国は今回の国民投票にさりげなくこの項目を入れてきました。そして、なんと国民投票に負けてしまったのです! これで日本人有志と台湾人有志の努力も水泡に帰しました。ガックリ😞!〉

http://blog.livedoor.jp/hanadokei2010/archives/4998630.html
国民投票の他の項目は記事内にあります。

他に〈台湾は日本の生命線〉という台湾で起きていることや中国の数々の仕打ち等を書かれているブログ主の方が台湾正名運動/東京オリンピックで台湾をChinese Taipeiでなく Taiwanで出場させようと各地で署名集め運動されていた方のブログが、このせいなのか、ガッカリされたのか更新が止まってしまいました。この方、台湾にも留学した経験をお持ちで言葉も流暢でよく台湾の国内記事なども詳しく解説されている方です。

一にも二にも経済、三、四がなくて五に経済

自分では良かれと思ってやったことでも、他人からは「ありがた迷惑だ」と思われることがあります。やった方は落ち込みますね。正に今、台湾は親日反中だと思っていた保守派の方々は、これと同じ心境だと思います。

しかし、これが現実ですね。「武士は食わねど高楊枝」ではなく、「衣食足りて礼節を知る」なんでしょう。経済が困窮していては、いくら台湾独立を説いてみても、庶民は目先の生活に追われてそれどころではないです。

だから、第二次安倍政権になって、安倍総理が「一にも二にも経済、三、四がなくて五に経済」と言って来られた理由が判りますね。

私は、古き良き日本の伝統を守り子孫へ伝えることは大事だと思いますし、未来永劫日本が栄えることを願っています。ただし、変えるべきところは「話し合い」で変えても良いのではないかと考えますね。

例えば、今回の天皇陛下の譲位ですが、保守派の方は反対のご様子です。私は、国民が納得できる理由があって、陛下がお望みなのであれば、譲位されても良いのではないかと考えます。また、一代限りであれば、女性宮家創設も良いのではないかと考えますね。

守るべきは、男系天皇です。これは絶対に譲れません。女性天皇はOKです。女系天皇はNGですね。

私の考えは本当の意味で保守ではないと思いますね。

さて、真正保守派の方々は、この台湾問題にどのように挑まれるのでしょう?私は思います。自主防衛すらできない日本人が、台湾の人々の国の行く末まであれこれ協力している場合でしょうか?まずは、憲法改正して自主防衛できる国にすることが台湾の人々への強いメッセージにならないでしょうか?経済でも軍事でも日本が中国と拮抗できる(+米軍でも可)レベルにならなければ、台湾が日本より中国になびくのは当り前だと思います。

まずはデフレ脱却して着実に経済成長し、憲法改正で自主防衛ができる国になることが、台湾問題の処方箋だと思います。

ありがた迷惑だと思われていたなんて、やっていらした方達にとっては、とても気の毒です。台湾の人口を正確には知らないのですが、多分二千万人台だと思うのです。それで地震の後に200億円を越える義援金を頂いた事で多くの日本人が台湾の方々の日本への思いに打たれて何かでお返ししたいと言う気持ちで始められたのだと思いますので。

海外「涙が止まらない!」 東京五輪 台湾の為に署名活動を行う日本人の姿に台湾人が涙 - 【海外の反応】
http://kaigainohannoublog.blog55.fc2.com/blog-entry-2903.html

Re: タイトルなし

彩希 さん、コメントありがとうございます。
どうも台湾には日本以上にものごっつい数の工作員が入ってるんでしょうね。
実に巧妙に、今回の国民投票を利用したみたいですね。
ホンマにがっかり、ですが。

Re: 一にも二にも経済、三、四がなくて五に経済

吹雪 さん、コメントありがとうございます。
> 自主防衛すらできない日本人が、台湾の人々の国の行く末まであれこれ協力している場合でしょうか?
・・・・・これはまったくその通りやと思います。むしろ、いろいろ言うのは恥ずかしい、かもですね。早よ核武装も!ですね(笑)。
あ、あと、女性宮家はまったく意味がないし、必要ないと思います。私は作ったらあかんと思います。

Re: タイトルなし

彩希 さん、コメントありがとうございます。
まあ今回の投票結果はかなり工作による部分もある、と見た方がいいかも知れませんね。