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2018/12/06

日本はホンマに独立国か?返還される2島には米軍を置かへんと、よう言うた。

指差し小

 前にも書いたことがありますが、ダイレクト出版というところはわりとユニークなビジネスをしていますね。保守系の人を取り上げて、有料情報を動画やら本やらで売ってはります。今日、ちょっとええ話を聞きましたので紹介します。丸谷元人(まるたにはじめ)さんという人の話で、ずばり、北方領土の話です。

 前に<「北方領土」はいつ4島に?日露平和条約を結ばせたくないのは誰?>で、安倍首相が北方領土問題を「2島」の話から始めようとしてることについて、これは歴史を変える話なんかも知れんと書きましたが、やっぱりそうですね。2島の経済的な価値とか、漁業権の問題とか、島の開発の話とかはそれなりに重要やけれど、実はもっと大きな話で、それはまさに日本は今、主権国家なんか?という話やということです。

 ちょっと話は戻りますが、先の大戦の終戦の直前にソ連がいきなり日ソ不可侵条約を破って参戦してきたことはみんな知っていますね。でも実は当時、それを英米も認めていたんや、ということはあまり知られてませんね。私も今回初めて知りました。それどころか、実はアメリカはソ連に、千島列島に上陸するための艦船を供与していて、訓練まで施してたんやそうです。「プロジェクト・フラ」という名前の、極秘の米ソ合同軍事作戦を実施してたんやそうです。

 余談ですけど、原爆はアメリカが、終戦後の発言権を少しでもソ連から奪うために急いで2発も落としたんや、という説もあるけど、これはどうも違う、やっぱり人体実験を有色人種でやりたかったんや、と丸谷さんは言うてはります。その根拠がこのプロジェクト・フラやそうです。で、話は戻って、安倍ちゃんは、先日、北方領土問題は、1956年の日ソ共同宣言に戻って、そこから始めよう、と言うた、と。

 この共同宣言を出したときに、アメリカのダレスが、もし日本が2島返還で手を打つんやったら沖縄はアメリカのものになるぞ、と言うた、といういわゆる「ダレスの恫喝」があって、以後、1960年の日米安保条約が締結されてしもて、いつの間にか日本の条件は「4島」になってしもて、北方領土交渉は漂流を続けることになりましたね。つまりアメリカは、いつまでも日本とソ連が仲良うならんようにし続けたかったわけですね。

 今回、交渉が再開されそうですが、大きな難問は、日米安保条約です。アメリカは日本のどこにでも基地を置くことができることになってる、と。せやから安倍ちゃんは、この2島には米軍基地は置かへん、とプーチンさんに言いました。え?それ、アメリカ側は了解したんか?という、ものごっつい重要な話なんやそうです。まさに今、安倍ちゃんはトランプさんと仲がええからこそ、言えるんかもしれません。

 これまでやったら、アメリカに断りもせんと「米軍基地は置かへん」なんて言うたら、何をされるかわかったもんやない、それこそ、安倍ちゃんの命にもかかわるような話やったんですね。さすが安倍ちゃん、とちゃいますか?せやけど丸谷さんは、これからは親米一辺倒でも反米一辺倒でもあかん、と言うてはります。それでも今アメリカは、日本をどんどん裸で中国、ロシアの方に差し出そうとしているようにも思える、と。つまり、もう自分の国は自分で守ってくれ、ということですね。

 よう考えたら、自分の国にずっと外国の軍隊が好き勝手に駐留してて、飛行機の航路はいちいちお伺いを立てて、許可してもらわんと決められへんて、やっぱり独立国とちゃうやんか、と思いますね。あ、そうそう、日本は航空機の開発も勝手にやったらあかんらしいですね。なんやそれ、な話です。あーなさけな。

 今回、まずは2島、そして日本は「中国」ばりに「サラミスライス戦略」、つまり少しずつ、少しずつ時間をかけて取り戻していったらええやん、という話ですね。今、トランプさんはアメリカ国内のエスタブリッシュメント層とケンカしてる真っ最中、まさに今がチャンス、というわけです。もちろん、一つ間違えれば安倍ちゃんにとって致命的なことになる可能性もある、と丸谷さんは言うてはります。

 いずれにしても、国際関係は複雑怪奇、それでも負けずにしっかりと日本の国益のために、うまく立ち回って交渉してほしいですね。


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コメント

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いい記事

4島返還にこだわりすぎていたかも⁉

前回の記事は、盛り上がっていますね。多くの意見を目にして、本当に勉強になりました。
さて、今回の北方領土については、高橋洋一先生が著書「米中貿易戦争で日本は果実を得る」の中で触れておられます。ロシアは昔から経済に困ると、領土問題を出してくるそうです。古くはクリミア戦争で疲弊したときに、アラスカを手放したそうです。北方領土については、ソ連崩壊の時に2島返還してもらっておけば、今、残りの2島返還を要求出来たかもしれないと言うことです。その意味で言えば、30年ぐらいのスパンでじっくりと待てば大丈夫なようですね。
ロシアは正直天然資源くらいしか売るものがないですから、日本が買うことでロシアに恩を売れますし、アメリカを牽制すること出来るようです。

Re: 4島返還にこだわりすぎていたかも⁉

田中一郎 さん、コメントありがとうございます。
高橋洋一さんの本、読みたいのですが読めてせんでした。そうなんですね。たしかに、ソ連崩壊の時がめっちゃええタイミングやったのになあ、と残念ですね。