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2017/05/06

「海行かば」第二国歌

いろんな事を知り始めた私ですが、この「海行かば」の話も、知らずに恥ずかしかったことの一つです。タイトルは聞いたことがあったけど、古くさい軍歌か何かかな、ぐらいの認識やってん。いや、決して私はお勉強がでけへんかったんとちゃうで。本も好きやったし、素直やし、先生の言わはることはよう聞くちょっとした優等生やってんで。ホンマ教育ってこわいわ。

そういえば私のお父ちゃんは戦争中は学徒動員、お母ちゃんは学童疎開の世代。せやから、お母ちゃんなんか、生涯一度も英語を教わる機会がなかったらしい。それに、戦争後は食うていくのに精一杯で教科書なんかなかったから、中学の授業は焼け残った教科書のページを墨で黒く塗りつぶす毎日やったらしい。そんなことしてたら「ふん、教科書なんてええかげんなもんやなあ」と思うてしまうわな。

せやから、たぶん「海行かば」も私の両親は一時期、学校でもめっちゃ歌うてたはずやのに、私自身は歌の好きやったお母ちゃんが歌うのなんて、聞いたこともなかったわ。

で、ちょっと調べてみました。
曲は、昭和12年(1937年)に信時潔が作曲。大東亜戦争期、ラジオ放送で玉砕を伝える際に、必ず冒頭の曲として流されたそうです。まあいわゆる「戦意高揚」ということやね。
歌詞は、『万葉集』の中に入っている大伴家持(おおとものやかもち)の長歌から一部を採ったものだそうです。大伴家持は、代々天皇陛下にお仕えする家柄だったということです。

【歌詞】
海行かば 水漬(みづ)く屍(かばね) 
山行かば 草生(くさむ)す屍 
大君(おおきみ)の 辺(へ)にこそ死なめ 
かへ(え)りみは(わ)せじ 

【意味】
海を行くなら水に漬かる屍ともなろう
山を行くなら草の生える屍ともなろう
天皇陛下の足元にこそ死のう
決して後ろを振り向くことはない

恥ずかしながらこの年になって初めて歌詞を読んだとき、ええーって思たわ。
「屍」が2回出てくるし「辺にこそ死なめ」て、なんか怖いなあと。
もしこの歌詞を、私が中2の時に知ったら「何で天皇さんの横で死ななあかんねん」と思うたやろうと思います。

天皇陛下の足元というのは私らの日本の国そのものやと思うたらいいんですね。前に書きましたが、教育勅語の「一旦緩急アレハ義勇公ニ奉シ以テ天壤無窮ノ皇運ヲ扶翼スヘシ」の「皇運ヲ扶翼」というのは、自分たち日本国民の国を、自分たち自身で助け、守ろうという決意をゆうてるんやろうと思います。

話は戻るけど、この「海行かば」は、準国歌、第二国歌とも言われていたそうです。
あー知らなんだ、恥ずかし。

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