FC2ブログ
2017/05/18

中小企業の入札

今日、面白い話を聞いたので書きます。
中小企業というか、零細企業のおっちゃんの話です。その人は時どき大阪市の仕事で入札をやるらしいねんけど、最近は単価というか、決定価格?のラインがめっちゃ低うて、たとえ入札で勝った(取れた)としても、薄利?すぎてかえって苦労することがあるらしい。

また、今は民間の会社やけども元は公共企業やった会社も基本は入札で、20年ぐらい前のレベルやったら数百万円の仕事の話が、今は数十万のレベルに下がってるらしい。しかも手間や仕事内容は当時とあんまり変わらへんらしい。つまりはめっちゃ忙しいなってるということや。これこそが不景気、不況、ブラック企業が出てきてもしゃーないで、というのが現場の感覚らしいで。

ほんで、面白い話というのは、実は20年前の大阪市役所の人は、入札で勝った時に「ちゃんと儲かってますか?無理してませんか?ちゃんとしっかり儲けてくださいよ」て言わはるんやて。何でかわかるか?つまりは大阪市の仕事でしっかり儲けてもらって、しっかり税金を納めてくださいね、ということやねんて。ひょえーーー。

20年前の大阪市役所の人って、めっちゃまともやん。経済って、お金が回らんとあかんねや。金は天下の回りもの。ぐるぐる回ってみんながそれぞれ儲けることによって、全体が豊かになっていくんや。うーん、わかる気いするなあ。せやから、今みたいにとにかく効率、効率ゆうて、ただひたすら安いとこに発注しまっせ、と言うてる限り、その場その場では大阪市(あるいは元公共企業)はお得に見えるかも知れんけど、回りまわって税金が全然取られへんようになって、かえって大阪市としては税収が減って貧乏になるということや。

緊縮財政がいかに経済を悪うするかと言うのは、もうそろそろ20年経ってるんやから分かってほしいわ。
まあこうやって考えると、小学生でもわかるような理屈に思えるけどな。それがそうならへんのんは、国民が全体として貧乏になると自分が儲かる、と言う人が実際におるからや。エグい世の中やねえ。

スポンサーリンク

コメント

非公開コメント