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2017/05/21

農林10号、モンサント

私がいろいろ勉強し始めて知ったことの中でびっくりした中の一つがこの「農林10号」です。これは、小麦の品種の名前です。昭和10年(1935年)に登録されたもので、育成者は稲塚権次郎という人です。戦前の日本は品種改良技術では世界の最先端やったとか。この品種の長所は草丈が短いことと、収穫量が多いことで、風雨や台風などの被害を防ぎ、収穫を増やすことができたんやそうです。大東亜戦争後、アメリカはこの農林10号の種子をアメリカに持ち出して品種改良をしたところ、収穫量が驚異的にアップした。さらにメキシコで品種改良に取り組んでいたアメリカ人、ノーマン・ボーローグという人もこれを使ってインドやパキスタンで収穫量を大きく増やすことができて、後に「緑の革命」と呼ばれる小麦の大増産を成し遂げ、戦後の世界的な食糧危機を救ったとされているそうです。で、このボーローグさんはこの功績により1970年にノーベル平和賞を受賞しはったと。生みの親の稲塚権次郎さんが亡くなった後にボーローグさんは稲塚さんの生家を訪れて講演をしはったそうです。農林10号から派生した種子は50か国以上の国々で500種以上、世界の小麦の3割以上を占めるんやそうです。人類の危機を救ったんやね。
ええ話やんか。
昔の人は日本人もアメリカ人も、世のため人のため、利益は人類のために、と考えてはったんと違うか?今のグローバル企業のモンサントは、自分らの儲けしか頭にないからなあ。
簡単に書いときますと、遺伝子組み換えで、ある作物の品種を開発すると。そしてそれを栽培するにはある特定の農薬しか効かへんようになってると。そうすると、その作物の種子を買うた人は、その農薬もセットで買わなあかんようになるということらしい。
他にもあります。アメリカでは家庭菜園をしたら逮捕される。これ、ホンマの話です。つまりは種子には権利があって、勝手に種子を使うたらアカンらしいで。何かおかしすぎるなあ、グローバル企業って。

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