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2017/06/09

悪夢の「大阪都構想」

大阪以外の人はこの問題はどうでもええことかもしれんけど、2年前(2015年)の5月に大阪市で住民投票が行われ、すんでのところでこの「都構想」が否決されたんや。ホンマ危なかったわ。まあ最初から私みたいに「都構想」には反対、と言うてたら、青筋立てて「いつまで既得権益にしがみついてるんや」とか、「時代遅れの府市二重行政をいつまで放置してるんや」と怒る人がおるけど、それこそ、「ちょっと待ってほしい」やわ。
2年前の住民投票で問われたんは、大阪市を廃止して特別区に再分割し、大阪市が持ってた種々の行政権を大阪府に移譲することに賛成か反対か、ということやってん。これでもめっちゃ端折って書いたけど、はっきりゆうてようわからんかも知れん。
事実をちゃんと書くと、もしこれが通ってたとしたら何が起こったかというと、「都構想」なんてゆうてるけど、この投票だけで大阪都ができるわけやないんや。それが第一。ほんでじっさいには逆に大阪市が「廃止」されるねん。さらに政令指定都市としての徴税権はなくなって、府に移管するねん。今ある「区」は再編されて管轄が変わるからそれを調整するために「一部事務組合」というものを作って、そこで水道事業やら国民健康保険業務やらをやるんやて。現在の府市二重行政どころか一時的には、府、元「市」、元「区」、新しい「一部事務組合」の三重、四重行政になって大混乱することになるのんは、少なくとも役所の人たちからは目に見えてたんや。で、橋下は何をしたかったかというと、現在大阪市で独自に使うことのできる年間約2,000億円の財源を府に移して、大阪府でその金を使うことやったんや。まあ目的はカジノ誘致や、とかも言われてるけどな。
つまりは大阪市民から集めた2,000億円が、市民には関係のない「府」に使われるということや。大阪市民はたしかに大阪府民でもあるけれど、なんでわざわざそんなことをせんならんねん?
ほんで事実をもひとつ。
橋下は府知事を突然辞めたけど、辞めるときに大阪府は黒字化した、みんなは優良企業の社員です、ゆうて府庁の人らに感謝するようなことゆうてたけど、あれはウソやねん。別の債権?みたいなもんに振り替えてごまかしただけで、橋下が辞めてすぐに、大阪府は「起債許可団体」に指定されたんや。これは、財政状態が悪すぎるから、国から、府が新たに債権を発行するのを禁止されたということやねんで。つまりは財政破綻寸前やったんや。それをあたかも2年?で財政再建を果たしたかのように演出したんや。つまりは府民(有権者)をだましたということや。
橋下というか、かつての大阪維新にはそんな話はいっぱいあるで。例えばタウンミーティングで使う資料に載せたグラフ。自分らに有利になるように目盛りの単位を変えたりとか、セコいことしてたんや。ホンマ有権者をバカにしてるなあ、これ。
私はな、基本的にウソをつく人は嫌いやねん。なんぼ橋下さんが、日本のためにはこれが正しいんやから、と信じてたとしても、ウソついてそれを誘導するのはどこか必ず間違うてると思うわ。

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