Edit your comment 江戸時代は人口も増えていますね。江戸は世界でも有数の人口と環境配慮の行き届いた文化を持つ、機能性の高い大都市でした。 奴隷やキツイ差別が世界基準である中で、江戸時代は、稀有な町民文化が花開いていたということですね。 藩は、政治・行政・経済・治安ひっくるめた機能と責任を持つ大組織と言えます。 時代劇に出てくるような、呑気な道楽殿様や、ばか殿や、二言目には「狼藉者」とか叫んで刀を振り回す殿様なんかには、務まるはずがありません。 能力人事で執政しないと、藩政はガタガタ、農民は逃げるし、そんなことが続発して幕府に知れたら配置換えや廃藩でしょう。そうなる前に、バカ殿は降ろされ、きちがいお殿様は座敷牢ではなかったでしょうか。お家の大事です。 サヨクがいう、士農工商は固定的で差別的な階級社会だったなどという評価は的外れです。そんなのは、欧米やシナのことです。「自由」だったのは、盗賊や旅芸人とかです。サヨクは、それを日本に無理無理に当てはめていたんですね。 おっしゃるとおり、呑気で幸福度が高かったのは、日本の市民かも知れませんて。世界で一番「自由」を謳歌していた。 もちろん、同時にすごい働き者で高度な熟練労働者だったでしょうけど。 幕末の西洋人の旅行者は、茶店の若い女中さんが寸暇を惜しんで、本を熱心に読んでいるのを見て、仰天してたりします。 10代のころ、『カムイ伝』読みましたよ。長大で外伝もあったりして、全部読んだのかどうかさえ不明ですが(笑) 背景に、被差別部落と歪んだ支配層の、いかにもな構図がありまして、主人公が死んだ?と思ったら、とたんに離れ離れだったかの兄弟がいたり、人物群が複雑です。 この「時代性」が真の主人公なのでしょうかね。 このマンガは、日本の戦後の時代の空気なのか、なんだか読まないといけないような圧力を感じてました。はだしのゲンと双璧(笑) 作者は、何度かこれで終わりにしようと思ったんじゃなかろうか、と推測してしまいます。 とうていハッピーエンドは望めないお話しでした。 SECRET SendDelete