サウジアラビアのカショギさん殺害事件。真相は闇へ。世界は邪悪や。
2018年10月20日 公開
世界はホンマ恐ろしいですね。先日、トルコのイスタンブールにあるサウジアラビア総領事館で、カショギさんというサウジアラビアのジャーナリストが行方不明になっていたのですが、数日後、実はその総領事館内で殺害されていたことがわかりました。たまには朝日新聞からも引用しといたろか(笑)(「日本にも関係大あり、カショギ氏失踪であらわになったサウジアラビアの「不都合な真実」」)。
ここにも書いてあるし、ネットでもいっぱい出ていますが、生きたまま被害者が切断される音声データがあるんやとか、それは本人のアップルウォッチからクラウドデータに流れたもんや、とか、もう大騒ぎになっています。このニュースを最初に報道したのはBBCで、昨日も「カショジ記者失踪、サウジ「殺人部隊」と言われる15人はどんな人物か」と、まるで準備していたかのように続報も出し続けているようです。
日本では(関西では)今日の朝日放送(ABC)の「正義のミカタ」でも結構詳しく報じられていました。サウジアラビアはアメリカと仲が良く、トランプさんは個人的にもビジネスで儲けていて、国としても今回、武器もたくさん買ってくれてる、そんなサウジアラビアが、自国の領事館で自国民を殺害したやなんて、たしかに大変なことやから、今、調査中なんやと。
最初に疑われたのが、国王の息子の皇太子で、この人はわりと強引に色んな改革をして、女性の自動車の運転を認めたり映画館を解禁したりとかもして、欧米からの評価はわりと高かったんですが、一方でやり方が強権的で、国王の跡継ぎは直系でないとダメにしたりとか、汚職の疑いで王族や企業家を拘束したりしたそうです。で、この皇太子が狙われたんではないか、という見方が大勢のようです。
上記の「正義のミカタ」では最終的にアメリカ、サウジ、トルコで今、落としどころを探っているところなんやろう、ということでした。今回のことで一番トクをするのはトルコではないか、とも言うてましたね。結局真相が明らかになることはないやろう、とも。アメリカではメディアがこの事件をトランプさん攻撃に使おうと、手ぐすね引いている絵が目に浮かびますね。
ここで私が毎日読んでる二階堂さんのブログの姉妹版のJーCIA(有料サイト)では、これはイギリスが一番怪しいようです。皇太子がやってることがイギリスの利権を危うくしてきた、そこでわざわざバレるようなやり方で事件を起こした、と。まあいずれにしても日本での報道は、海外の報道を追っかけてるだけで、自分では何にも考えてへん、ということみたいです。
やっぱり世界はドロドロと腹黒く、邪悪でいっぱいですね。
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