平成に泥を塗った消費税。財界のお偉いさん、令和になったら自分の頭でもの考えてんか。
2019年04月30日 公開
昨日アイヌのことについて書いたら、いつものことながらコメント欄にたくさんの方々が、ものごっついレベルの高い、詳しい話を紹介してくれてはります。有難いことです。勉強になります。これもいつも書いてますが、新聞、テレビは何の役にも立ちませんね。逆にネットでは、はるかに深く、正しい情報を得ることができます。この腐ったマスゴミを何とかしたいとは思いますが、まだまだ時間はかかりそうです。
そして今日、平成最後の日にはこれを書きましょう。消費税が平成に泥を塗ったんや、と。そうです、まさに消費税は平成元年、４月から実施されました。当時はまだバブルの空気が残っていて、「３％」に始まる消費税が、こんなに国をボロボロにするとは私もまったく思ってもいませんでした。だって、当時の住宅ローンの金利は７％とか８％まで行きましたからね。「３」という数字はかわいいもんやったんですわ。アホやったなあ（笑）。
この３０年で見てみたら、世界中で日本だけがダントツでGDPが成長してへんのですね。要は３０年間、ずっと日本は間違え続けてきてるわけやんか。もちろんその原因は消費税のせいだけではありませんが、特にこの消費税と緊縮財政のセットで、日本は本来成長できたはずのチャンスを悉く潰してきたわけですね。一番多く使われたプロパガンダは「財政破綻」ですね。国債が暴落する、とかハイパーインフレになる、とか。インチキ経済学者、評論家が大騒ぎしてましたね。
そして経団連を始めとする日本の財界のおエラいさんたちも、いまだにこれを信じてますね。消費税で国民が窮乏化していくのを指をくわえて見ているだけの、ただのアホですよ。ねえ、中西君、三村君、小林君。自分のアタマでものを考えたことあるんか？あんたらは。まあそれを仕込んでる財務省が何枚も上手ということなんでしょうけどね。それに国債暴落、ハイパーインフレを言い募ってた経済評論家たちは、ウソを書いても金が入ればええという恥知らずな人たちやから、これも怒ってもしゃーないかも知れませんね。
私がホンマにハラ立つのは、もう３０年も間違い続けてるのに、まだそれを続けようとしている人たちがあまりに多いことです。ハラ立つ、で済んだらええんですけど、よう考えたらこれは、明らかにこの戦争は絶対に負ける、と思てた人がいっぱいおったのに、結局戦争に突入して日本中を焼け野原にしてしもた７０数年前の日本とおんなじやんか。このままやったらこの国は滅びていくんやで、ということです。
４月１８日に自民党の萩生田副幹事長が、インターネット番組「虎ノ門ニュース」で消費増税延期、衆参同時選挙の可能性をほのめかしたことで、大騒ぎになりましたね。菅官房長官はすぐに否定したものの、その後、ついに「消費税５％に減税？」などという見出しが週刊誌に踊るようになってきました。自分のアタマでちゃんとものを考えたら、どうもこの消費税、あかんやろ、という結論になると、ホンマに思います。
このまま何も起こらず、１０月に消費税が１０％になることが決定的になってしもたら、いよいよ自民党政権はもたへんと最近思い始めまています。消費増税延期の決定のタイムリミットは６月か７月と言われていますね。せやけど今のところ、何かサプライズが用意されてるようにも思えません。それこそ拉致被害者が突然、全員帰ってきて、日朝国交回復、なんてこともなさそうですしね。チャイナの動向、米中戦争の行方もありますが、少なくとも年内は大きく動くことはなさそうです。
間違い続けた３０年、平成に泥を塗った消費税、と言うておきましょう。平成が終わる今、これが確かな事実やと私は確信しました。明日からの新しい令和の時代には、必ず消費税を葬り去り、ホンマに正しい経済政策で、日本を豊かにして行きたいものです。
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