靖国問題、同盟国にしっかり理解してもらうためにも、英語で発信せなあかんそうです。そらそうやな。
2019年07月08日 公開
先週のことですが、維新の足立議員が有本香さんを罵倒したことに端を発して、百田尚樹さんも入ってのツイッターでの大バトルが話題になりました。フォロワー数は百田さんは35万人ですが、橋下君は210万、ケタ違いですね。百田さんはどうやら維新押しをやめ、都構想も応援するのはやめた、と言うてはったみたいです。まあどうでもええんですけど、この橋下君、最近おかしいですね。
あの丸山議員が失言したことから彼を党から除名し、辞職勧告決議をし、ロシア大使館へ謝りに行ったなどで、そのグダグダぶりを晒してしまいました。「人気」にはめっちゃ敏感な橋下君は、かなり焦ってると思います。そして先日は靖国参拝のことを持ち出してきました。アホらしくて詳しく書く気にもなれません。今頃「A級戦犯」みたいな言葉を持ち出す時点で、アウト！です。
ただ、彼にとっては靖国神社についての正しい理解というのは、どうでもええんですね。210万人のフォロワーが必ずしも全部が支持者というわけではないにしても、たぶん元政治家では日本一の知名度で、何百万人もの支持者を持っているわけで、彼にとってはその「数」こそが力、ですね。たとえ情弱（情報弱者）であっても、自分の主張に全面的に、熱狂的に賛同してくれる一定数があれば、それなりの権力を持てることは実証済みですからね。
せやからこそ、危険やし、私は元大阪市民として、絶対に許さへんで（笑）。これからもしつこく彼のことは批判していきますわ。あー、前置きが長くなりました。今日、書きたかったのは、山岡鉄秀さんのメルマガです。ブログと違うて、配信されるものなんですが、ええ記事が出てました。
理解の薄っぺらい橋下君に言わせれば、日本の首相が他国に気を遣って靖国神社に参拝できないのはおかしい、自分ならそれを解決するために国立追悼施設を作る！と言うてはります。あれ？な話ですね。それは措いといて、最後に安倍ちゃんが靖国参拝したときは、その前に一応、政府高官がアメリカに行って、参拝するからよろしく、と根回しをしてたそうです。ところが結果的には、まあ、あのときはオバマ大統領やったこともありますが、国際的には非難ごうごうになってしもたわけですね。
「中国」や韓国に気を遣うて参拝をやめるなんておかしい！と言うのは、理屈としても、日本の本来の立場としても正しいんやけど、国際政治ではそれをやったらあかんのですね。正しいことをずっと言い続けて日本は大東亜戦争で負けてしもたわけです。自分が正しいと思うことも、ちゃんと根回しして、しっかりと味方になってくれる国を巻き込んで、きちんと賛同してくれるように努力せなあかん、というわけです。
山岡ささんはこの問題についても、日本人はちゃんと英語で論文を出すべき、と言うてはります。そのときにに大事なのは、
＜それは「なぜ靖国神社公式参拝が正しいか？なぜ批判が的外れなのか？」だけでは不十分です。強調すべきは「なぜ日本の首相や天皇が公式参拝することが米国をおよびその同盟国の国益になるのか？」です。＞
ということやそうです。
コメント欄に、全文掲載しておきます。この中で北野幸伯さんのことにも触れてはりますね。とにかく国際政治では、孤立したらあかんのや、と。今年の８月には日本はどうなってるかわかりませんが、日本のことを壊そうとする勢力に負けんと、しっかりと歩んでいってほしいですね。
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