今日は「北方領土の日」なんやそうです。そして昨日は拉致被害者、有本恵子さんのお母さんの嘉代子さんが亡くなりはったニュースが流れてました。関係ないようで関係がありますよね。日本はホンマに独立国なんか?島の一つ、国民の一人もよう取り返せへんような国が?と。まあこれに乗じて「アベガー」という人のことはどうでもええんですが。
残念ながら、安倍政権は対露譲歩に転じたとみられている。一昨(2018)年11月、ロシアのプーチン大統領とのシンガポールでの首脳会談で四島全体の7%にすぎない歯舞、色丹の2島返還をうたった昭和31年の日ソ共同宣言に基づいて平和条約交渉を加速させる-ことで合意したからだ。
実は北方領土のことについては何度か書いています。
実は2年ほど前には私は、2島先行返還もええんとちゃうか?と言うてたわけです。佐藤優さんや当時の北野幸伯さんもそうでしたね。そして逆に、先日亡くなりはった木村汎さんは産経新聞と同様に、4島返還の原則を絶対守れと、ずっと言うてはりましたね。そうです、私は周りの状況によって、言うことが変わってきたんです。
四島は1855年2月7日に調印された日露通好条約で日本領土となった。政府はこの日を昭和56年1月の閣議了解で「北方領土の日」と定めた。四島は他国に帰属したことは一度もない固有の領土だ。
これは産経新聞が言う原則ですね。ところが2018年のシンガポールで「合意」してしもた、と。
日露領土交渉はシンガポール会談以降、実質的に破綻したといわざるをえない。ロシアは相手が弱腰に出ると、足元を見て嵩(かさ)にかかって高飛車に出てくる。いまや、「第二次大戦の結果、北方領土は正式にロシア領になったと認めない限り交渉には応じない」「平和条約には領土問題は含めない。領土は条約締結後に話し合う」などと言いたい放題だ。「領土交渉の前提として将来の北方領土に米軍基地が置かれないことを文書で確約せよ」とまで要求している。
ロシアにしたって、状況が変わったら言うことが変わるわけですね。クリミア併合以来、ロシアはずっと制裁され続けていて、経済もガタガタのようです。せやから余計に早う日本からのお金がほしい、と。そりゃー焦るわな。で、日本はいつもユルユルやから、ちょっとだけ甘い顔を見せたらなびくやろう、と思われたんかも知れませんね。
今の今は、日本は何も困ってませんね。あ、もちろん、ロシアが勝手に日本の漁船を拿捕して船員を拉致したり、罰金を勝手に取ってたりする問題はありますが、今は逆にそんなことをするからますます日本人はロシアを信用でけへんようになるだけの話ですね。そして最新のロシアからの揺さぶりが、
厚かましいことに、プーチン大統領は安倍首相に5月9日の対独戦勝75周年式典への招待状を送ってきた。
なわけですね。え?安倍ちゃん、まさか行くつもりなんとちゃうやろな?これで行ってしもたら、上で書かれてるロシアの言いたい放題を全部認めることになるんやで。習近平主席の国賓招聘問題といい、この戦勝式典といい、ホンマに日本の隣国は邪悪やなあ。
もしロシアにもCHINAにも、実はうまいこと、のらりくらりとかわして実利を取ろうとしてるんやったらええんやけど、これまでのことを見る限り、とてもそんな狡猾なことができる人は日本にはおらへんように思うなあ。まあ安倍ちゃんは、日本国内の「敵」の掃討についてはなかなかうまいこと、粛々とやってくれてるように思いますけどね。
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