日本人が知らない最先端の「世界史」
2017年07月15日 公開
今読んでます。
日本人が知らない最先端の「世界史」 福井義高
前から気になっててんけど、2が出たもんやから、1から順番に読んでます。
もう、どのテーマもワクワクやねんけど、これを読んで改めて思い出したことを書きます。
ドイツではホロコースト、ナチスは絶対悪やねん。まあ、それはそうやろ、と思うねんけど、ヒットラーはよかったんちゃうか、とか、ナチスもええことしたやん、なんて言おうものなら、逮捕されるらしいで。あーこわ。法律で、そういうことはゆうたらあかんことになってるらしい。せやから、たしか私が高校生の時にヒットラーの「我が闘争」を買うて途中まで読んだ記憶があるけど、ドイツでは戦後は出版禁止やったとか。・・・・・
で、今これを書こうとして調べたらわかりました。ヒットラーの死後、版権はバイエルン政府が持っていて、政府がこの出版を禁じてた、ということらしいです。ところが死後70年経ったので著作権が消滅し、だれでも出版できるようになった、ということです。
うーん、そんな危険な本や、てゆわれたら、読みたくなるやろうに。それにしてもドイツ人て、そんなにナイーブやったんか?
ということで話は戻りますが、つまりこの前メルケルさんが、韓国の人らが「性奴隷20万人」はホロコーストにも匹敵する罪悪や、とゆうたらえらい怒った?らしい。「ホロコーストを他のどんな犯罪とも比較することはあってはならない」みたいなことらしい。
つまりはドイツ人にとってはナチスの犯罪というのはキリスト教の「原罪」みたいなもんらしい。ただ、よく言われることですが、ドイツ人は戦争犯罪はすべてナチスのせいにして、ドイツ人自身は別に謝罪はしてへん、とか。(ちょっと不正確かも知れませんが)
まあ私らにはそんなん、どうでもええ話なんやけど、「日本人は歴史に向き合え」と特定アジアの国の人らはよう言いますが、ウソ話で勝手につくられた歴史には、そりゃー誰も向き合えませんで、あんた。