誰がトクをするんや「EV車推進」。三流投資家に国のかじ取りを任せる菅政権。あかんやろ。

頷く小


 日本のテレビ、新聞がどうしようもないことは、だいぶ知られて来たと思いますね。そして、全部が一斉に同じことを言い始めたら、それが一番怪しいということもわかってきたと思います。まだまだそれに流される人が圧倒的に多いのは困ったもんですが、とにかく知らせていくしかありませんね。

 先日の宮崎正弘さんのメルマガ(「宮崎正弘の国際情勢解題」)のコメント欄で知ったのですが、「EV推進の嘘」と題して加藤康子さんという人が、3本の番組を配信してくれてはりました(EV推進の嘘 加藤康子・池田直渡・岡崎五朗)。

 菅さんが就任直後の所信表明演説でいきなり「2050年までに温室効果ガスの排出量をゼロに」と言うたことで、多くの人がずっこけましたが、その後、環境大臣の小泉進次郎くんがEV車推進にガンガン舵を切っているようです(再エネ100%利用者にEV購入費80万円倍増 小泉環境相「次元の異なる支援」)。

 上の番組では、日本の自動車産業がいかに日本を支えてくれてるか、ということから話を始めてくれてはります。
就業労働人口:550万人
製品出荷額:70兆円(GDPの約14%)
貿易輸出額:16兆円(全製造業の約20%)
税収:15兆円(全税収の15%)
 「550万人」は、トヨタのテレビCMでも強調してはりましたね。そしてその豊田会長の主張も取り上げてはりました。私が前に書いた「誰が菅さんに「CO2ゼロ」を言わせたんや? 現場を知らず、世界の流行りに乗るだけの売国官僚。」の中で紹介した、豊田さんの12月17日の記者会見の話です(自工会・豊田章男会長が大手メディアに「電動化車両はEVだけではない!」ミスリードやめてと苦言)。番組のフリップでは
日本のクルマ400万台をすべてEVにするためには
原発なら10基、火力なら20基必要
インフラに14~37兆円必要
 とありました。どう考えてもEVだけでできる話やあらへん、と言うわけですね。せやのに例えば小池都知事なんかは2030年までにガソリン車廃止、などと超テキトー、チョー無責任なことを、堂々と言うてるわけですね。アホちゃうか。

 いろんな事を知った番組でしたが、ようわかったのは、EV車には電池の技術が絶対的に重要、ということですね。その電池は日中韓がほとんどのシェアを持ってる、と。日本ではパナソニックが一人頑張ってるけれど、値段が高く、供給も追い付かず、以前はテスラに納入してたものが、今はテスラは「中国」製を積んでる、と。

 その中国メーカーはCATL(寧徳時代新能源科技)で、習近平のおひざ元、と。例によって中国共産党が巨額の補助金を与えてる、というわけですね。せやのに日本は、元々日産とNECが設立したオートモーティブエナジーサプライ社(AESC)を、2019年3月、中国のエンビジョン社に譲渡したんやそうです。何をやってるんや、日本政府!やな。

 番組では、「バッテリーの供給を絶たれたら日本の基幹産業は倒れる、日本政府は日本の技術を海外にアピールすべき」と言うてはります。いやいや、アピールだけやない、政府が金を出して、しっかり守らんかい、な話ですね。ヘタしたらこの先、RCEPで中国製の車がどんどん世界に出ていくなんて、悪夢やで。

 今日本がやってることは、「中国」がトクする話ばっかりや、と言うのがようわかります。そして番組ではさらに「EV化の闇」として分析してはります。

 実は『週刊新潮』の1/28号に「菅政権の脱ガソリン車政策の黒幕」という記事が出ていて、その中に水野弘道氏の名前が出て来るそうです。この人は投資家で、現在は国連特使、テスラ社外取締役やそうです。住友信託銀行出身で、元GPIF最高投資責任者やったり、元経産省の参与でもあった、と。真っ黒な人やんか。

 番組内で池田直渡さんがはっきり言うてはります。「日本の基幹産業である自動車産業と競合関係にある海外の企業の社外取締役が、経産省の参与になって日本の自動車メーカーを指導するのはおかしくありませんか?」と。ホンマや!

 もう一人のパネラーの岡崎五朗さんは、いわゆる「ESG投資」とちゃうか、と指摘してはります。ESG投資とは、環境(E)社会(S)企業統治(G)に配慮してる企業を重視・選別して行う投資で、今、世界の投資の潮流はこれなんや、というわけです。

 そういえばテスラの株価は2020年の1年間で8倍に急騰した、と。おいおい、テスラ車が増えてもCO2は減らへんのやで、と番組では言うてはります。テスラ車自体は、環境には全く貢献しませんからね。つまりは「イーロン・マスク凄い」「テスラ凄い」「EV凄い」「テスラの自動運転凄い」という虚像、バブルによって株価を吊り上げてるだけや、というわけですね。アホらし。

 そして例えば「中国」は、EV車の普及に期待されている次の技術、「全個体電池」を「2022年には搭載できる」などと吹聴してるそうです。つまり今、株価を何とか吊り上げるために、世界中が「大風呂敷競争」をしてるだけなんやそうです。ホンマにアホらしい話ですが、そんな話にホイホイ乗っている日本政府が実はもっとアホやというオチでした。笑うてられへんわ。

 怪しげな経産省の参与、みたいな人がいっぱいおる菅政権。これ、あかんのとちゃうか。こんな奴らに国のかじ取りを任せたらあかんやんか。ますます菅政権が、薄っぺらい、安もんの三流政権に見えて来たわ。

 今は「親中派」というのはもう、「国賊」になるんやで、という認識を日本国民は全員で共有せなあかん段階に差しかかってるんや、と理解せなあきませんね。

【文中リンク先URL】
https://www.mag2.com/m/0001689840
https://www.youtube.com/watch?v=P-UmbOgr-Fc&feature=youtu.be
https://www.youtube.com/watch?v=2XmA7DRm4U8&feature=youtu.be
https://www.youtube.com/watch?v=jt4FVQN0LsI&feature=youtu.be
https://www.sankei.com/life/news/201215/lif2012150059-n1.html
https://gekiokoobachan.jp/blog-entry-1281.html
https://news.yahoo.co.jp/articles/7545be8044b2a87b478132aa7bbd6c705869fc8d

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ナニワの激オコおばちゃん
Posted byナニワの激オコおばちゃん

Comments 5

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(名前不明)  

自動車技術では日本に太刀打ち出来ない、ならばルールを変えてしまえ、というのが中国の思惑、欧州もディーゼルでケチがつき、電動化技術の遅れをチャラに出来るのでそれに乗った、トランプ氏は賢いからそれの乗らなかったがバイデンは環境活動家の尻馬に乗ったってとこでしょう。
EV化が馬鹿げていても、鎖国をするわけにはいかないので同じスタートラインにつかざるを得ないでしょう。
そうなると電池を制さないと勝ち目はない。
民営化ガーで半導体を見捨て、太陽光発電パネルでも中韓製パネルにまで補助金をバラまいた。
リチュウム電池は日本の発明だが半導体、太陽光パネルの二の舞になるだろう。
話は変わりますが、昼間走行し、夜間充電するEV車は原発と非常に相性がよい、逆に太陽光発電とは相性が悪い、反原発教におもねっていては逆にCO2は増えてしまうのだがどうするのだろうか?

2021/02/24 (Wed) 20:11

さんさん  

国益の為なら電気自動車化万歳しかない訳.菅政権の考えも経産省や環境省の考えも間違えて居ません

残念ですが世界はCO2削減詐欺に嵌められ、突っ走ってる最中で、グレタ少女(不登校を誇るグレ具合で親からして赤の馬鹿)が演説したこと等も含め
近年世界、地球規模で騒がれてる地球温暖化、環境破壊に、今疑問を持ち否定する者は白い目で見られる、基地外の様にも見られ、反逆者の如くも見られ、処罰されかねない雰囲気を漂わせて居ります。
テレビやツベで武田先生がお遊びで温暖化を否定した所で、殆どの人と殆どの場合、只の武田節のネタにしか見られません。
この先生は正論を言ったとしても、何時も逆張りなのでネタに見える技能をお持ちの様だ

二酸化炭素を排出し続ける内燃機関は悪だと云う風潮が世界を覆うのも時間の問題でしょう。
化石燃料消費削減を謳うなら、真っ先に的に成るのは石油を燃料にする車でしょう。
欧州やシナでも化石燃料を使う車は禁止の方向に向かい出してます。アメリカもバイデンに成り、電気自動車化への移行に拍車が掛るでしょう。
(丁度、世界が排ガス規制に乗り出したのに似てますが、今回はより徹底して世界規模で進めようとするでしょう。京都議定書、国連での演説とか見れば世界規模で進めようとしてるのが分かります。)
アメリカの電気自動車の最大手で世界のトップを走るテスラがシナと深く繋がって居り、進んだ技術を提供する代わりに、シナ市場で大きな売り上げを得るチャンスを手に入れるでしょうね。
シナもテスラと組.めば棚ぼた式で、電気自動車の進んだ技術を簡単に手に入れる事が出来てしまうんですよ。
この手で世界の技術を盗んで来た訳ですし、今回も同じ手で進んだ技術を盗み出すでしょう。

日本が次代に乗り遅れるのは、自動車産業の壊滅を意味するでしょう。

ですので、踏ん張って技術革新を進め、電気自動車化の流れでもトップを走る必要性に迫られてるんですね。
日本政府の電気自動車への転換は、世界の流れに乗り遅れ自動車産業が壊滅しない為に取られた措置でしょう。

否なら、温暖化詐欺を暴き化石燃料に依存する事が悪ではない、必要だと訴え世界の同意を取る必要が在ります。出来なければ日本国の発展の為、国益の為、シナ、韓国を含む諸外国に先を越されない為、電気自動車化を万歳で迎入れるしか手立ては有りません

菅政権の考えも役人の考えも間違えて居ません。

怒りに燃え狂った方が受けは良いが一番喜ぶのはシナと韓国、そして次はアメリカ、欧州だ。
ライバルが自滅するのが一番楽な倒し方

2021/02/25 (Thu) 00:34

Rick  

人為的炭酸ガスによる地球温暖化は捏造

人為的に排出された炭酸ガスによる地球温暖化が捏造であることは周知の事実ですが、いまだにこれで一儲けしようという輩が後を絶たちません。彼等に共通する姿勢を一言で言えば「偽善」。全く、偽善の競い合いで辟易です。しかも、日本政府もこれに乗かっているのはいただけません。分かっててやっているのか、無知でやっているのか分かりませんが、いずれにせよ、政府の情報分析能力がこの程度とはお寒い限りです。
やはり、前米大統領のように、"It's not politically correct, but ・・・"と言える人が欲しいですね。

2021/02/25 (Thu) 06:30

mibu  

生命活動に敵対する人類

CO2は生命の源で地球の初めのころは大気の95%がCO2。
そこから生命が生まれました。
CO2の消費は激しくすでに0.04%まで減ってしまいました。
CO2が生物を作り、生物の死骸が堆積し化石燃料として地中深く埋まっています。
 よく森林がCO2を吸収すると言われますが吸収する量と排出する量は行ってこいで同程度。目に見えた形でのCO2削減効果はありません。そもそも削減する必要はないのですが。
生命活動の間は行ってこいですが死んで地下深く埋まって初めてその分のCO2が削減されたことになります。
 CO2が害を及ぼすと大騒ぎしていますがいずれは大気中からCO2が消える。すべて地中の閉じ込められることになります。
その前に地球上の生命活動は終わりになります。
3000万年後には地球に生命はいなくなります。
我々は、木も魚もCO2から生まれました。

2021/02/25 (Thu) 15:40

コブシ  

得をするのは左巻きのDS中国かな。
政治家の質が落ちに落ちたね、何ともまぁぁって感じ。
自民に中韓人が多いのも一員だから金金金に目が眩んでるバカ共。
菅さんが・・・溜息だわ。

2021/02/25 (Thu) 18:02

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