カナダも抜ける?TPP
2017年11月27日 公開

私がいつも読んでるブログ「新」経世済民新聞で、施 光恒(せ てるひさ)さんが書いてはります。(「TPP──米国やカナダから学ぶべきでは?」)
TPPはトランプさんが、選挙中から抜けることを公約にしてはって、大統領になってすぐに抜けましたね。それを日本のマスコミは「ぽかーん」とした顔で(顔はないけど、そんな感じ?)呆れてた、といった様子やったと思います。
「自由」貿易はええことやのに、なんで反対するんかわからん、と言いたいんやろうと思います。まあマスコミはその程度の認識、理解しかないから、なかなか正しい情報は伝わらへんのやね。ホンマに「自由」はええんか?という根本的な疑問を持たずに、アメリカがゆうてることやから、それが先進的で最新のことやと思うて、結果的には日本の国益がどんどん失われて行こうとしてるんやんか。
で、今回、カナダも抜けようとしてる、という施さんの記事です。
カナダは英語とフランス語が公用語やから、けっこうややこしいらしいです。今回、フランス語が使われているケベック州では「文化例外」という名目で外国からの投資を制限しようとしていて、それがTPPの基本に反するというわけです。カナダは正しいですね。自国の文化を外国資本に蹂躙させたくないという意志もしっかり感じますね。
前にもTPPのことは書きましたけど、(「まだ言うてんのん?TPP」)このカナダの話が出たところで、山ほどある「TPPがアカン理由」の中で、めっちゃアホらしいことを一つ書いときます。
条約というのは正文、というのがあって、日本とアメリカの2国間やったら条約の正文は日本語と英語、これは当たり前やんな。
ところが何とTPPの正文は英語、スペイン語、フランス語で、日本語は入ってないらしいし、日本政府側には入れようという動きもないらしい。え?アメリカが抜けたTPPは、日本が圧倒的にナンバーワンの参加国やねんで?いったいどこまで政府のお役人は卑屈やねん。日本が嫌いなんか?あんたらは!あーあ、ホンマ情けないわ。