
地球温暖化防止策の「パリ協定」に米国が復帰したことで米欧を中心に「脱炭素社会」への動きが風雲急を告げている。
昨年10月に「2050年までの温室効果ガス排出実質ゼロ」を宣言したばかりの日本は、手前の30年時点の削減目標の上積みを、4月の気候サミットなどで余儀なくされる雲行きだ。
地球温暖化対策と経済活動は表裏一体。目標値の高さ比べで二酸化炭素(CO2)削減の国際交渉に臨めば日本社会の行く手に落日の運命が待っている。
この動きの元になっているのが、今や怪しげな「地球温暖化」説ですね。
地球温暖化説は90年前後の冷戦終結と入れ替わるように出現した。最初の声は英国からだった。CO2の排出削減で、冷戦に勝利した米国の独走を押さえ込む意図が欧州連合(EU)に働いたとする分析もある。
ヨーロッパの人たちは腹黒いですね。そして
先進国のみがCO2削減義務を負う「京都議定書」が誕生したのは97年のことだった。
しかし、議定書に定められたCO2削減の負担は欧州に有利で、日本に不利なものだった。なおかつ日本に高い削減率を求めた米国はその後、議定書から離脱する。京都会議に出席した米国のゴア副大統領(当時)は米国の議定書不参加を当初から承知していたのだから交渉は恐ろしい。
アメリカ人も負けてませんね。日本だけがやっぱり一人負けしてるんとちゃうか?じっさい、京都議定書は2005年に発効し、
京都議定書の期間中、日本は排出枠を海外から購入。排出大国の中国は削減義務を負うことなく、笑いが止まらない好条件で日本などから環境技術を手に入れた。
もう「中国」からも利用されまくってるわけですね。あーアホらし。長辻象平さんは警告を発してはります。
CO2で火花を散らす経済戦争が始まっているにもかかわらず、その緊張感を欠いたまま気候サミットに出席しようとしているのが今の日本の姿なのだ。
戦争の一例が日本のハイブリッド車(HV)への風当たりだ。京都議定書の採択と同時期に登場したトヨタのプリウスは環境に優しい自動車として世界の注目を集めたが、パリ協定の下ではガソリン車の一種として電気自動車(EV)に淘汰(とうた)されかねない。日本の主力産業が危機に直面しているのに危機感は薄い。
新しいルールを決められたら、日本は必死になってそれを守るために努力して、素晴らしい開発をしてそれをクリアしても、結局その技術は盗まれて利用されて、その後にまたいきなりルールを変えられて、今度は逆に悪者にされてしまい、またしても技術をむしり取られるという構図になってるわけですね。
そんな日本は「狼(おおかみ)の焼き肉パーティーに子羊が出掛けていくのと変わらない」と長辻さんは書いてはります。早う気い付け!日本人、と言いたいですね。ホンマに暗澹とする話です。多くの人が「2050年までの温室効果ガス排出実質ゼロ」なんか無理や、むしろ危険や、と発言してはりますが、日本政府、官僚には、まっっったく危機感がない、ということですね。
子供の頃から自分が褒められることが一番好きで、いつも周りにはええ顔をしたがる優等生ばっかりの日本の官僚はもう、危なっかしくて見てられへんで。国民を犠牲にし、国を売り渡しても、全く何にも気い付かへん、ただのアホなんかも知れませんね。
今もまだ尾を引くLINE事件への信じられへん対応を見てると、ホンマに絶望的な気分になります。幕末、維新の頃の日本人の方がよっぽどしっかりしてたんとちゃうか、と思えてきますね。もちろん、当時でもあくどい奴らはいっぱいおったにしても、もうちょっと考え方のスケールが大きかったんとちゃうか、と思います。
嘆いてばかりおってもしゃーないから、声を上げて行きましょう。「中国」だけやあらへん、アメリカも含めて世界中が今、日本を盗りに来てるんやで、今はもう戦争中なんやで、と。
【文中リンク先URL】
https://special.sankei.com/a/column/article/20210331/0001.html
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