きちんと真面目に働いている大多数の在日韓国人にとっては、ただ迷惑なだけの「フジ住宅裁判」。

指差し小

 はい、行って来ましたよ!7月14日の「フジ住宅裁判」控訴審第4回、大阪高裁。今回は証人尋問に、フジ住宅から新たに二人の社員さんが出られるということで、ワクワク!でした。そのお二人はいずれも元韓国人、今は日本に帰化されていてますが、何とその内のお一人は、フジ住宅の取締役さんなんです。

 またこの日は出廷されませんでしたが、フジ住宅には元在日韓国人の取締役がもう一人いてはるそうで、現在のフジ住宅の役員は、今井会長を含む5人のうち、この証人の取締役さんを含めて2名が元在日韓国人ということになります。

※「フジ住宅裁判」のことを初めて知る方は、この下の方に【フジ住宅裁判とは】を書いていますので、ぜひ先に読んでくださいね。

 証人尋問って、原告側、被告側の両方(の弁護士)から受けるものなんですね。被告(フジ住宅)側からの尋問ではお二人とも、就職(入社)に当たっては国籍、学歴による差別は一切なかったし、入社後も昇進、昇給、待遇についての差別なんか、一切無かったことを強調してはりました。

 お二人とも入社後に日本に帰化されたのですが、そのことについて今井会長さんは一切関与されてもいないことがよくわかりました。会社の中での昇進の基準は、仕事に対する熱意と責任感のみ、と最初に証言した取締役さんは言うてはりました。

 さらに、フジ住宅がいかに社員思いのええ会社かという話が続々と語られます。福利厚生が行き届いています。親孝行月間というのがあって、パートも含めた全社員に1万円が配られて、それを親御さんに使うてください、というわけですね。

 結婚記念日にはお花のプレゼントが届くそうです。24時間、電話で答えてくれる健康相談もあるそうです。健康診断は法定外の多くの検査項目も実施していて、要再検査の場合の検査代も会社負担、と。もう言い出したらキリがないほど充実しています。

 「フジ住宅は社員を大事にするとても良い会社。フジ住宅に勤めて良かったと思っている。明るく元気で生き生きと過ごせるこんな良い会社に対して裁判を起こし、資料の配布の差し止めを要求する原告のことを残念に思います。」とこの取締役さんは言うてはりました。

 そうなんです。原告側は一審判決で本人に対する「ヘイト」が認められなかったのが不満で控訴しています。そして今回、ずっと続けられている「資料配布」をやめるように要求してるわけですね。これについては前に産経新聞の記事を紹介しましたが(日本人の口を封じることが目的の「フジ住宅裁判」。会社に産経新聞を置いてても訴えられるんか?)、原告側は何としても日本人の口封じをしたいと考えているようです。

 そのために今回は新たに、一審判決後も続いている会社の配布資料の中から、また例によって彼らが「ヘイト」やと言い募る表現を取り出して来て、「判決が出た後もこんな差別文書が配布されてる!」と言いたいようです。

 最初の証人の取締役さんは、会社の資料配布については「たくさんの資料、書籍、業務以外の健康やら、道徳、歴史的なもの、それらは私にとっていずれも新鮮で学ぶことが多かった。仕事だけではなく日常生活でも役に立つことが多かった。ほとんどの社員はそう思っている。」と言うてはりました。

 韓国を批判するような書籍についても、それは韓国人を差別したり攻撃するのが目的なのではなく、一般的な情報共有が目的なのだと思っていると、明快です。元韓国人である社員さんがそう言うてはるわけですね。なおこの取締役さんは、部長に昇進後に帰化されたとのことで、会社(フジ住宅)が社員の昇進に当たっては国籍には全くこだわってへんことが良う分かります。

 そして二人目の証人のベテラン社員さんの尋問に移ります。同じようにフジ住宅では国籍、学歴による差別は一切ないこと、昇進、昇給は実力次第、と。配布資料の中の韓国批判についてもまったく気にならず、会社が韓国批判をするために配布しているのではなく、情報提供の一つと理解している、という話でした。

 そして面白いやりとりがありました。今井会長のことを聞かれたときの答えです。「今井会長は社員、家族、お客様を決して裏切らない人。そして自分が正しいと思われることを無邪気に実行される珍しいタイプの経営者。これからも社員の心の支えになって、少しでも長く仕事を続けてほしい」と。いやあ、何かドラマみたいですね。会社愛、会長愛にあふれています。

 なかなか崩せないと見たのか、原告側からの尋問では、この「会長は無邪気」に飛びついて来ました(笑)。そして「在日特権」はあると思うか、と質問して来ました。実は以前に「在日特権」について書かれた書籍(資料?)が配布されたこともあったんですね。そのお答えです。

 「私は『在日特権』は無いと思う。会長はこれ(「在日特権」)が正しいと言って紹介したわけではなく、こういう考えもある、という情報提供をされたと思います」と。原告側は肩透かしやったと思いますね。実は私はこの時、ハッとしました。元在日のベテラン社員さんが「在日特権」はないと思うと断言しはったんです。

 話はさかのぼりますが、私は大阪で生まれ育ったので、在日韓国人の知り合い(友達、先輩、後輩)はいっぱいいます。高度成長時代、ボオーッと過ごしていた私と違うて、少なくとも彼らは、めっちゃしっかりしていました。そして今彼らは医者、弁護士、薬剤師など、資格のいる仕事に就いてはります。

 自分がまだ中高生の時代、同年代の韓国人の友達は、就職に不利やから絶対に資格を取らなあかんねんと、真顔で言うてたんです。そうなんです。ほとんどの在日の人たちは、そうやって将来のことを真面目に真剣に考えて、頑張ってはったんです。証言したこのベテラン社員さんも、きっと同じやったんやと思います。

 そんな人たちにとっては、「在日特権」は単に行政の裁量による「お情け」でしかないもんやというのがわかってはったんとちゃうやろか。そんなもんに期待なんかせんと、自分の努力で将来を切り開くんやという、当時の私の周りの在日韓国人がみんな持ってはった「民族の誇り」みたいなものを、私はハッと思い出したんです。

 そんな誇り高き韓国人としての国籍を捨てて、日本に帰化したことについては、平和ボケした私ら日本人がとても思いも及ばない、深い苦悩があったことでしょう。せやけど、そんな悩みを乗り越えて今、証言台に立ちはったお二人の証人の社員さんは、社内でも確固たる地位を築いて来てはるわけですね。

 今の文在寅政権のグダグダぶりからはとても想像でけへんと思いますが、朴正煕大統領時代の韓国はしっかりしていましたね。当時私は韓国人の友達に言われたもんです。韓国の高速道路?には中央分離帯がない。何でかわかるか?戦争になったらすぐに滑走路として使うためや、と。そうです、朝鮮戦争は今も「休戦中」ですからね。

 そんな緊張感が、在日の人たちにも確かにあったわけです。あ、もちろん私は朴正煕大統領を評価すると言うてるわけやないですよ。当時の在日の人たちの覚悟みたいなもんが確かにあったんや、と言いたいんです。

 裁判の話に戻りましょう。二人の社員さんの証言の後は、原告のA子さんです。原告側の弁護士は、何とかしてA子さんが社内で攻撃されてるという証言を取りたいようです。いやあ、それ、無理あるで。フジ住宅の社員の皆さんは、めっちゃ優しいんや。「攻撃」する人なんかおらへん。

 そして新たな証言を被告(フジ住宅)側の弁護士が引き出しました。「会長は無邪気」と言いはった二人目の証人のベテラン社員さんは、実は会長の資料配布を嫌がってるんやと、A子さんは思っていたようです。ところがA子さんが会社を提訴した後、その社員さんからメールが来て、「あなたが会社を提訴したのは残念」というメールを受け取ったそうです。

 同じ韓国人やし、味方になってくれるやろうと思たら違うた、ということですね。この他のA子さんの証言も突っ込みどころ満載でしたが、長くなるのでまたにします。ただ、もうこんな意味のない裁判はやめにしたらどうですか?と言いたくなりますね。

 もちろん、A子さんを応援してる組織からの、ホンマもんの「攻撃」には絶対負けるわけにはいかんけど、A子さん、あなたは利用されてるだけですよ、といつか言うてあげたいと思てます。甘いかな。

 あ、そうそう、原告側の弁護士の一人が、「会社(フジ住宅)は、南木さんのブログや、この【ナニワの激オコおばちゃん】のブログ記事も印刷して社員に配布してる!」と批判していました(笑)。私のことを「女性のふりをして」やて、笑えるわ(笑)。

 言うときますけど、私は誰に頼まれたわけでもあらへんのや。日本の中で、こんなエゲツない裁判があるんやと憤ってるだけや。日本人の怒りを舐めたらあかんで。今回またブルーリボンバッジを外させた裁判長に対しても、これからも引き続き、しつこく発言して行きますからね。覚悟しときや。

 【フジ住宅裁判とは】
 大阪府岸和田市にあるフジ住宅という、家を作って売ってはる一部上場企業があります。この会社の創業者である今井会長が、ずいぶん前から社員教育用にと、いろんな本やら資料を無償で配ってはりました。
 そしたらその本や資料の中に、中国や韓国を批判するような文書があったということで、在日韓国人のパート社員であるA子さんが、精神的苦痛を受けたとして、会社と会長さんを「職場環境配慮義務違反」で訴えて、3300万円を要求する裁判を起こしました、と。
 昨年7月2日に一審の判決が言い渡され、フジ住宅は110万円をA子さんに支払え、という判決が出ました。フジ住宅は4日後の7月6日付で控訴しました。
 一方、原告側も、判決では本人に対する「差別による被害」が全く認められていないことを不満として控訴しました。
 なお、ちなみにこの原告のA子さんは今もフジ住宅にお勤めで、普通に給料も貰うてはります。
 以上がこの裁判のあらましです。

【文中リンク先URL】
https://gekiokoobachan.jp/blog-entry-1335.html
http://huji1.jugem.jp/


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