紙幣もロクに印刷でけへん北朝鮮。意外と早い展開があるんか?憲法改正なんか間に合わへんで。

走る小

 以前にブルーリボンバッジを「救う会(北朝鮮に拉致された日本人を救出するための全国協議会)」に申し込んで購入したので、その後時々「救う会」から封書が届きます。今回は、11月13日(土)に「全拉致被害者の即時一括帰国を求める国民大集会」を、東京の砂防会館で実施するというお知らせでした。

 この「救う会」の会長は、西岡力さんですね。先日9月10日の「ブルーリボン訴訟」では裁判に「補助参加」してくださり、法廷で、ブルーリボンの成り立ちについて説明する「意見書」を朗読してくれはりました。拉致被害者の救出は、日本国民全員の願い、何としても実現せなあきませんね。「意見書」はこちらで見れます(9月10日(金)の『ブルーリボン訴訟』(大阪地方裁判所 令和2年(ワ)第10851号 井上直哉裁判長)第4回期日のご報告と、関連情報の紹介。)。

 そして今回の封書には他に、【参考情報】として、雑誌月刊『WiLL』の12月号に、西岡さんが投稿した記事の概要が紹介されていました。これがまたスゴい話でビックリでした。ほぼ同じ記事がネット媒体の『Daily WiLL Online』にありました(【緊急寄稿】北朝鮮はもはや「紙幣」が刷れない!:経済崩壊でいよいよ国家体制の危機か)。

朝鮮半島から衝撃の情報が入ってきた。経済制裁による外貨不足と中朝国境閉鎖などのため、北朝鮮は紙幣印刷に必要な紙を入手できず、なんとこれまでの紙幣をもはや自国では刷れなくなったというのだ―。その代替貨幣として「トン票」という質の劣った通貨を発行しているが、価値の担保や偽造の危険性の面から非常に危うい代物と言えるであろう。自国通貨を発行できないとなると体制の危機は相当に深刻だ。

 おいおい、紙幣の印刷がでけへんて、どんな国家やねん、という話ですね。ネットでざっと調べた限りでは、北朝鮮では基本的に信頼されている貨幣はドルと人民元やそうです。そんな「外貨」を手にできるのは、たぶん、一部の特権階級なんでしょう。一般の人たちは、中央銀行の紙幣を使うてる、と。

 過去にも何度か「トン票(トンピョ)」が発行されたけれど、政府が外貨を回収する目的で新しい紙幣を発行しては失敗し続けてきたそうです。ところが今回はホンマに切羽詰まってるんとちゃうか、というのが西岡さんの記事です。

 北朝鮮は工業力が低いため貨幣印刷に必要な高品質の紙や印刷資材を国産できない。これまでそれらを中国から輸入してきた。ところが、経済制裁の結果の外貨不足と昨年からの中朝国境封鎖でそれらを輸入できなくなった。その結果、市中に流通する貨幣が不足し、経済活動に支障が生じることになった。それで質の悪い、ペラペラ紙で汚い印刷のトン票を貨幣の代わりに「臨時通貨」として発行することになったのだ。

 西岡さんがそう書いてはる根拠は、西岡さんが独自に入手した、政府の解説資料です。

 〈中央銀行トン票はすべてのものが不足し困難な環境の中で輸入資材ではない我が国の原料と資材で作ったため中央銀行券より多少質が落ち使用に不便な点があり得ます〉

 ひえーー。政府も正直に認めてるやんか。さらに解説資料では

 〈すべての公民はトン票が今、使っている中央銀行券より紙が良くないことをよく理解し、トン票をオカネのカバンに必ず入れて丁寧で清潔に利用し、すぐに汚れたり破損したりさせず少しでも長い期間利用するように愛国心を発揮しなければなりません〉

 西岡さんの情報では、既にもうニセ札が出回ってるそうです。ただ、これまで失敗してきた「トン票」と違うのは、その配布先なんやそうです。

私が入手した情報では、最近まで稼働していて資金不足のため稼働が止まった企業所と、放っておくと飢え死にするかもしれない最貧階層に9月に入って無償で配られたという。前者の場合は、その企業所の規模に合わせて配布額が決まり、後者は1世帯10万ウォンだったという。ただ、この配布先と金額については解説資料には記載がないので、別の情報源からの確認作業を進めているところだ。

 タメ息が出ますね。紙幣もロクに印刷でけへん国が、何でミサイルを何発も射てるんや?ロシア、「中国」、イラン、から運び込んでるんでしょうか。

 「トン票」についてはこんな記事も見つけました(金正恩の狡猾な新「外貨収奪作戦」)。今回の「トン票」の発行は結局、以前と同じ外貨「収奪」手段なんや、と。上で西岡さんが入手した解説資料についても欺瞞やと言うてはります。

すなわち、北朝鮮貨幣が足りないので満足に生産活動ができず、人民の生活が苦しいから、「トン票」を発行すると言っているのだ。こんな欺瞞が通用するわけがない。いま北朝鮮では価値のない北朝鮮通貨が溢れている。わざわざ「トン票」を発行するまでもない。
手がこんでいるのは、この通達文書を意図的に外部に流出させたことだ。そこには米国などに外貨の枯渇を知られたくないとの思惑もあったと見られる。
一部の専門家は、極秘文書を手に入れたと喜んで、今回の「トン票」は外貨獲得のためのものでないと断じて、韓国デイリーNKなどの報道を「誤報」としているが、それは北朝鮮の謀略戦に乗せられた主張といえる。

 さすが北朝鮮、キツネとタヌキの化かし合い、ですかね?いずれにしても、いよいよ崩壊は近い、と考えてもええんかも知れません。さあ、どないすんねん?日本人、やな。憲法改正なんて言うてても、もう絶対、間に合わへんやんか。

 「想定外」のことが「想定外」の速さで次々と起こって来るかも知れません。「想定外」なんやから、憲法も法律もあらへん、「超法規的」な対応で、国民の生命と財産を、私ら国民自身が自分でしっかり守って行くんやと言う覚悟を決めることにしましょう。

【文中リンク先URL】
http://www.sukuukai.jp/img2/20211113.pdf
https://www.fuji-jutaku.co.jp/blog/?year=2021#article100
https://web-willmagazine.com/international/fUQAi
https://japan-indepth.jp/?p=62452


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