五輪選手に忠誠を誓わせる習近平君、もはや裸の王様で滑稽千万やな。プーチンの動きもヤバいし。


もう毎日、新しい情報を得ると、ホンマに今の今は、後から見たらとんでもなく時代が変わってる真っ最中やった、ということになると思います。ヘタしたらそれこそ、第三次世界大戦が始まってもおかしくないという話ですね。え?大げさな、と思いはりますか?
いつも舌鋒鋭い「アンディチャンのAC通信」では今日(1/29)もウクライナ情勢を心配してはります。
プーチンはバイデンが無能で失策を繰り返すことを熟知しているから引き下がるはずがない。ロシアの目的はウクライナやジョージア(グルジア)をNATOに参加させないため国境に軍隊を集結させて武力恫喝をする。ウクライナに親ロシアまたは中立政権を作りたい。ハッキリ言えば「アメリカの民主主侵略」を防ぎたいのである。
あはは「民主主義侵略」、なるほどなーと思いますね。
チュニジアのチューリップ革命から、リビア、エジプトなどでタリバンに武器を提供して独裁者を倒した挙句、タリバンに提供した武器を取り戻そうとして失敗したベンガジ事件が起きた。そして次の目標だったリビア革命は失敗した。去年のバイデンのアフガン総退却は民主化に失敗した続きであり、ウクライナのNATO 加盟も民主主義を理由とした侵略である。
チャンさんの主張ははっきりしていますね。最後の結論はこうです。
ロシアと敵対するより中国の覇権拡張を食い止めることが大事である。アメリカがウクライナ問題でロシアを敵に回せばロシアと中国がグルになってアメリカと敵対する。こんなバカな政策は即時中止してロシアと平和友好を取り戻し、ロシアと共に中国覇権を食い止めるべきである。
一方、北野幸伯さんは、プーチンは戦術で勝って戦略で負ける、と言うてはります。ウクライナからドネツク、ルガンスクを奪ったら、経済制裁でいよいよロシア経済はボロボロになるやろう、と(ダイレクト出版・「パワーゲーム」)。
プーチンが、過去の過ちから学び、戦略的撤退することを願います。
そしたら青山繁晴さんの動画(【ぼくらの国会・第275回】ニュースの尻尾「世界4戦争危機」)では、アメリカ軍が、北朝鮮がのけぞるようなところに空母戦闘群を出して来たという話をしてはりました。え?そんなん、バラして大丈夫なんか?と心配になりますね。海兵隊がどっさり搭乗してる強襲揚陸艦も押し出して来たんやと。
北朝鮮がミサイルを打ちまくってるから?チッチッ。狙いはロシアなんや、ということですね。今、世界の艦船が地中海、黒海に集結してる中でのこの動き、ロシアからしたら、後ろから頭を小突かれるようなもんやというわけですね。さすがアメリカ、なんやろか?
今アメリカは全力をあげて「中国」に対峙しようとしてるので、対ロシアとの二正面作戦はでけへんやろうから、そのスキにウクライナを獲ったれ、とプーチンが考えてもおかしくない、というのが最初の話でした。世界は油断もスキもあらへんのやで、と日本人もしっかり認識せなあきませんね。
あ、青山さんの動画では、そのアメリカの動きに対して安倍ちゃんが導入した「集団的自衛権」の枠内で、日本はしっかり対応できているという話でした。
さて一方の「中国」、昨日(1/29)ぎょっとするニュースが出ていました(中国極超音速分野の科学者が米亡命 英MI6が協力=英紙)。
報道によれば、中国人科学者は反体制派ではなく、昇進や待遇を巡って職場や当局に不満があったという。昨年9月末に香港の英国情報機関に接触し、情報提供した。自身と妻子が亡命するとの意向を示した。
MI6は香港からの知らせを受け、エージェント2人と技術専門家1人を香港に派遣した。米国の中央情報局(CIA)にも知らせたという。当初、MI6は、中国当局の罠の可能性もあると警戒し、中国人科学者の身元を慎重に調べたが、最終的に信頼できる人物だと判断した。
「極超音速分野の科学者」というのも、タイミングが良すぎるように思えます。そしたらきっちり深田萌絵さんが突っ込んではりました(【極超音速ミサイル】中国科学者をMI6とCIAが米へ亡命させた!?)。完全監視下に置かれてる「中国」の科学者が、そんな簡単に出国できるはずがあらへん、と。
たしかにチベット、ウイグル、南モンゴルの状況を見ても、そんなんしたら、一族郎党皆殺しにされるはずですからね。とは言え今、「中国」はボロボロと崩れ始めてるんとちゃうやろか、という話もあります、と(中共エリート、中国共青団が習近平に反旗を翻す!?)。
深田さんが言うには、そもそも今や超身分社会になった「中国」では、五輪選手にしてももはや超エリートなわけですね。そんな一流選手を集めて、天安門広場で習近平主席に忠誠を誓う動画が流されたんやそうです。これは朝日新聞も報道してました(中国選手団「領袖に報いて捨て身に」宣誓 SNS動画すぐ削除)。
ひえーー。「領袖」と言うのは、かつて毛沢東に対して使われた語やったというわけですね。この動画は「中国」人にすら不評で、公開後間もなく削除された、と。どう見てもこれは、いわゆる「ほめ殺し」やと言うのは「中国」人自身もわかる話やというわけですね。アホな習近平くん。もうハダカの王様になってしもてるんでしょうか。
そしたら何と、近藤大介さんがこの件を記事にしてはりました(「国家のため、総書記のため」中国選手に誓わせる北京五輪の黒幕)。
私は、中国メディアが伝えるこの映像を見ていて、胸のわだかまりを禁じ得なかった。中国のオリンピック選手が全力を出して頑張るのが、なぜ習近平総書記に報いるため捨て身で進むことになるのだろうか?
さすが、第一級のチャイナウォッチャーの近藤さん、すぐにピンと来はったんですね。
話を戻すと、この「天安門の宣誓」に違和感を持ったのは、私が外国人だからだろうか? そこで、北京在住の同世代の中国人の友人に聞いてみると、こう答えた。
「あの映像は確かに、『体育傻逼』(ティーユイシャービー=直訳すると『スポーツ馬鹿』)だ。実際、中国国内では非難轟々で、あの映像に関するSNSやインターネット上の書き込みは、すべて当局によって削除されている」
やはり多くの中国人も、違和感を持って見ていたのだ。
さすがの情報網ですね。この後近藤さんは、これには仕掛け人がいて、それは于再清(う・さいせい)氏(70歳)、IOC(国際オリンピック委員会)副会長で、北京冬季オリンピック・パラリンピック組織委員会副委員長なんやそうです。
先日「不倫を強要された」と告白して世界が騒然となったプロテニスプレイヤーの彭帥(ほう・すい)選手と、バッハIOC会長とのビデオ対話を演出したのも、この人なんやそうです。さすがですね。近藤さんのこの記事の、最後の部分をコピペしておきましょう。
おしまいに、于副会長を中国で有名にしたセリフを紹介しよう。
「金メダルを獲った中国人選手は、ちゃんと国家に感謝の意を示せ!」
来週から、一体どんなオリンピックが始まるのだろう?
あはは、もはや一般の「中国」人でさえ、おかしいと気付き始めてる最近の習近平くんの行動は、滑稽千万やと言うときましょう。ホンマにオリンピック、ちゃんとできるんやろか。これもまた心配しかありませんね。
【文中リンク先URL】
https://www.mag2.com/m/0001690065
https://www.youtube.com/watch?v=fDMvr4G9TCg
https://www.epochtimes.jp/p/2022/01/85668.html?utm_campaign=socialshare_twitter&utm_source=twitter.com
https://www.youtube.com/watch?v=ibeqqUYcJuQ
https://www.youtube.com/watch?v=xtdCnxoE5Cs
https://digital.asahi.com/articles/DA3S15185440.html?unlock=1#continuehere
https://jbpress.ismedia.jp/articles/-/68627

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