「海道東征」コンサート行ってきました

海道東征プログラム  

 「海道東征」コンサート行ってきました!感動しました。やっぱり生の声は違いますね。大阪のザ・シンフォニーホールです。私はクラシックの素養なんかあらへんから、この公演が音楽界ではどういう位置付けになるんかようわかりませんけど、とにかくよかったです(笑)。

 上の写真は当日のプログラムの表と裏です(あ、おばちゃんシールは勝手に貼ってます)。裏側から開くと歌詞が書いてあります。
「交聲曲 海道東征/財團法人日本文化中央聯盟主催 信時潔 作曲/皇紀二千六百年奉祝藝能祭制定 北原白秋 作詞」とあります。

 皇紀2600年の昭和15(1940)年に初披露されたと。信時潔は東京藝術大学音楽部の前身である東京音楽学校の教官で、たいへん尊敬を集めた作曲家やそうです。北原白秋が病を押して書き上げたこの詞に感嘆して作曲を決意したとか。「歌詞は我が国の文芸の伝統を継ぐ典雅な七五調だが、音調は西洋流が採用された。洋式の軍備で列強に対抗するのと同じ”和魂洋才”である。」と音楽評論家の白石知雄さんがプログラムに書いてはります。

 そうやねん、何と、歌の中に、わらべ歌みたいなんもあるねん。昨日は「大阪すみよし少年少女合唱団」の子供たちが歌うてくれはりました。あー、これは日本の曲やなあ、としみじみ感じることができました。あと、合唱と独唱が織りなされるんやけど、一人の声もまたすごいなあと、無邪気に感動してました。

 ここまで書いて思い出して、何と海道東征は2回も書いてましたね。

 そこにも書いたけど、昨年、東京でのコンサートでは最後に「海ゆかば」を全員で歌わされて引いた、というコメントをしてた人がおったけど、昨夜は指揮者の山下一史さんが、「歌いたい方はどうぞご自由にお歌いください」と言うてくれはって、それでも立って歌うてはったのはそんなに多くはなかったですね。まあ人の前で立って歌うのはちょっと恥ずかしい、というだけの話やと思いますけどね。私は座ったままで歌うてました(笑)。だいぶ年配の人はやっぱりかつての第二国歌ということで、立たんとあかん、みたいな気持ちになるんやと思います。

 「海ゆかば」がいつか第二国歌として復活することがあるんやろうか?でもそれより、今度の新天皇即位の時に「海道東征」が公式な場で演奏されてほしいなあ、と思います。それは新保祐司さんもゆうてはりましたね。それがあかんかったらせめて皇紀2700年?ん?西暦2040年かあ。ちょっと先すぎるなあ。早う日本人が全員、目覚めてほしいなあと思います。
ナニワの激オコおばちゃん
Posted byナニワの激オコおばちゃん

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