国民に先に死ねという「専守防衛」は既に破綻。防衛予算は積み上げとちゃう、何が万全なんか、や。

走る小

 プーチンが無茶をやってくれたお陰?で(笑)やっぱりヤバいやんかと、多くの日本人が気付き始めたと思いますね。国連なんか、何の役にも立たへん、拒否権を持つ常任理事国自身が侵略戦争を始めたら、もう誰も止められへんやんか、と。

 そしてウクライナの人たちは確かにかわいそうですが、必死に戦うてるからこそ、世界が武器を支援したりするのを目の前で見せつけられた、と。自分が戦えへんかったら誰も助けてくれへんと言うことは、もう子供でも分かる話ですね。ねえ、共産党さん、志位くん(笑)。

 産経新聞が少し前から「日本共産党100年」という特集記事を連載しています。世界中で、まだ「革命」を目指してるのは日本共産党ぐらいですね。そもそも「欧米では」共産党そのものを「違法」にしてる国もある、と。

 そんな幼稚な政党が、かつては自衛隊を思いっきりイジメてました。防衛予算を「人殺し予算」と言うたり。ヒドいもんですね。ようやく最近、いざというときには、自衛隊は活用するんやと言うて、えらい顰蹙を買うていました。当たり前や。「人殺し」と言うといて、ようそんな都合のええことを言うなあと、呆れ果てますね。

 まあそんな子供じみた発想しかでけへんオワコン(もう終わってるコンテンツ)の共産党のことはもう措いといて、今日(5/31)の産経の「正論」の織田邦男さん(麗澤大学特別教授、元空将)の記事(防衛力抜本強化、竜頭蛇尾は困る)は迫力がありました。

 先日、岸田首相がバイデンから言われて(のはず)、「防衛費の相当な増額」を言うた、と。ただし、その内容に関して具体的な数字を示さへんかったことが気にかかる、ということです。

 筆者は現役時代、防衛力整備に従事してきた。予算要求は昔から「必要なものの積み上げ」だった。だが、それは財務省が示す枠内での積み上げである。

 実は財務省が「積み上げ」を言うときは要注意なんやそうです。何にどれだけ費用が必要なんか、とかの話には、「政治の意思」が必要やというわけです。

 政治意思(数字)を示さない場合、どうなるか。財務省が都合の良い枠を示し、枠内で防衛省は積み上げを実施することになる。これでは元の木阿弥(もくあみ)である。防衛費の「相当な増額」が掛け声倒れに終わり、「防衛力の抜本的強化」が竜頭蛇尾に終わらぬよう願う。

 うーん、心配やなあ。軍事の素人の財務官僚に、「積み上げ」なんかでケチられたら、間違いなく日本は滅びまっせ。織田さんはもう一つ気になることとして「専守防衛」を上げてはります。織田さんは、これはもう見直さなあかん、という立場ですね。

 「武力攻撃を受けたときにはじめて防衛力を行使」するため、ウクライナと同様、国土が戦場となる。言葉は美しいが、実際には国民に被害が出ることを前提とした残酷な政治姿勢である。

 そうや、「残酷な政治姿勢」なんや。

 「専守防衛」を掲げるのであれば、戦争の抑止が絶対的必要条件となる。国民に被害が出ることを前提にした政策などは、政策と呼ぶに値しないからだ。戦争の抑止は強力な軍事力を保持し、巧みな外交がなければ実現できない。だが「専守防衛」を唱えながら、他方で「他国に脅威を与えるような強力な軍事力を保持しない」(防衛白書)という。「他国に脅威を与えない必要最小限の軍事力」では戦争を抑止することはできない。論理は既に破綻している。

 そうや、よう言うた(パチパチ)。「論理は既に破綻」してるんや。今の「防衛白書」では、「専守防衛」の態様は、「自衛のための必要最小限にとどめ」ることになってるんやとか。

ウクライナ戦争を見るがよい。「態様」を「必要最小限」に限るのも非現実的だ。国民の生命、財産を守るのに「必要最小限の態様で」と命ずる国がどこにあるだろう。

 本気で国民を守る気があるんやったら、考えられるあらゆる事態を想定して、万全の態勢を構築する、というのが当然の話やんか、というわけですね。私ら日本国民、もうええかげん、発想を切り替えんとあかんで、と思いますね。

 いずれにしても、あらゆる場面で財務省は、日本を滅ぼす方向にしか働いてへんと思いますね。今こそ「政治意思」をしっかりと示さんとあきませんね。

【文中リンク先URL】
https://www.sankei.com/article/20220531-QREJV2XIGRIL7NOOAKIIHZJWBY/?513007


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