好きにはさせへんで、岸田くん。高市政調会長、岸防衛相を外す?改憲発議はホンマにすぐやるんか?

パンチ小

 今日は安倍ちゃん(すみません、敢えて故人の生前に私が使うてた呼び方で書かせて貰います)のお葬式でした。偏向と捏造と、時々見え隠れする悪意に満ちた地上波テレビの中継も観ました。多くの人が献花に続々と訪れて、号泣してる人もいるとか。ここ数日、報道の折に触れて、私も涙する場面が続いています。

 そして今日、私が号泣してしもたのが、この高市早苗さんのツイートです(高市早苗 @takaichi_sanae)。

金曜日は九州出張を取り止め、翌朝まで、安倍元総理が搬送された奈良県立医大との連絡役を続けました。昭恵夫人が病院に到着するまで生命維持処置をお願いしたことが正しかったのか否かと苦しみ抜きましたが、御葬儀で昭恵夫人の喪主挨拶を伺い、救われました。元総理が最期に手を握り返したと。

 ええーっ。握り返してくれはったんや。え?ホンマに?もうホンマでも、気のせいでも何でも、うんうん、正しかったんや、これでみんなが救われたんやと、涙が止まりませんでした。昭恵さん、どんなに辛かったことでしょうか。まだまだ悲しみは癒えそうにありませんが、前を向いて進んで行くしかありませんね。

 さて読者さんからもお知らせいただきましたが、私も時々読んでる田中宇さんのブログの7/10の記事(安倍元首相殺害の深層)は、まさに深層をえぐってくれてはるように思います。

 安倍ちゃんは実はここ数か月、岸田くんの後ろ盾でありながら一方で岸田くんを自分の思う方向に操り続けていて、いよいよこれからというところやった、という見立てです。具体的には例えば、ロシアとの苦境を打開し、プーチンと直談判して、ロシアからのエネルギーを確保する、とか。

安倍はプーチンらロシアとの関係も維持しており、ロシア政府はウクライナ開戦後、岸田首相や林外相らを入国禁止の制裁対象にしたが、岸田の後ろにいて日本で最も権力を持っていた安倍は制裁対象にしなかった。ウクライナ戦争によって作られた米国側と非米側の対立の激化は、今後時間が経つほど資源類を握るロシアなど非米側が優勢になり、日本など米国側は資源調達がとどこおって経済的に行き詰まる。岸田政権は今のところ米国の言いなりでロシア敵視の姿勢を続けてきたが、今後はロシアなど非米側から石油ガスなどを止められる傾向が強まり、資源を得るためにロシアと和解せねばならなくなる。そのとき安倍がプーチンとの関係を利用して訪露などして対露和解を進め、日本を資源不足の危機から救う展開が期待できた。そのため、露政府は安倍を入国禁止の対象に入れていなかったと考えられる。

 そして田中さんは、今回の暗殺は「犯人の個人的な怨恨によるものとは考えにくい」と書いてはります。私も書きましたが、今回の事件で一番トクしてるのは岸田くんなんですね。ところが。

安倍殺害犯を動かした背後の勢力は、岸田に勝手にやらせるために安倍を殺したわけでない。安倍を殺した勢力はおそらく、安倍を殺すと同時に岸田を傀儡化し、安倍が続けてきた米中両属の路線を潰し、傀儡化した岸田に中国やロシアに対する敵視を猛然とやらせるつもりだろう。

 そうなんです。安倍ちゃんがいればまだ、自分のアタマで考えられへん岸田くんやから、操りようはあったんですが、もう絶望的ですね。

岸田は安倍路線を捨て、米国から誘導されるままに露中敵視を強めるが、それは日本が経済的に露中から報復されて窮乏することにしかつながらない。米諜報界とバイデン政権を牛耳るネオコン系は隠れ多極主義なので、露中を強化して多極化を進めるために、日独に自滅的な露中敵視をやらせて潰し、露中を優勢にしている。安倍は日本を米中両属にして国力の温存を図ったが、今回ネオコン系に殺され、代わりに日本の権力を握らされた岸田は、ネオコンの傀儡になって日本を急速に自滅させていく。

 事の本質に気付いてる日本人はめっちゃ少なそうです。アメリカ自体も同様に弱体化して行きつつあります。

いずれ日本は再び米中両属への道を模索するようになる。それを自民党の誰が主導するのか、まだ見えない。岸田自身が露中敵視の強化が自滅策だと気づいて方向転換を図るかもしれない。

 岸田くんが気付くかな?ムリっぽいですね。とは言え昨日(7/11)の会見では憲法改正に言及しましたね(首相、改憲発議「できる限り早く」)。まあこの人、去年の総裁選で「令和の所得倍増」なんて言うて喝采を浴びながら、後になってまるっきり別物の「資産所得倍増」に話をすり替えましたからね。結果的に「ウソつき」なんです、この人は。

 不安だらけの岸田政権、早速『夕刊フジ』が、思いっきり牽制球を投げています(こちら夕刊フジ編集局 @yukanfuji_hodo)。記事はこちら(〝岸田人事〟に保守反発か)。麻生太郎副総裁と茂木敏充幹事長、松野博一官房長官、林芳正外相らはどうも留任、と。

 そして注目は高市早苗政調会長と、岸信夫防衛大臣ですね。何と防衛大臣候補には「岸田首相と同じ広島県出身で宏池会所属、財務官僚OBの寺田稔衆院議員の名前が出ている」と。まだわかりませんが、岸田くんは早くも、あっちにフラフラ、こっちにフラフラしてしまいそうな気がしますね。

 『夕刊フジ』やないですが、私らもしっかり声を上げ続けることにしましょう。

【文中リンク先URL】
https://tanakanews.com/220710abe.htm
https://www.nikkei.com/article/DGKKZO62520540S2A710C2MM8000/?unlock=1
https://twitter.com/yukanfuji_hodo/status/1546761537209044992
https://www.zakzak.co.jp/article/20220712-HXFVRTJAUFJCHM3S7RYTKCZMDU/


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