幕末の銀の大流出!

弓取り
江戸はすごかった
>通商条約を結んだあと、膨大な量の日本の銀があっという間に流出してしもたということです。
はい、これは前に、歴史家の本だったか、ねずきちのブログだったかでも書かれていました。日本人としては、愕然とする歴史事実です。
当時、世界では銀の流通も不足していて、欧州列強は銀も欲していたそうです。米国ではゴールドラッシュだし、すでに南米では金の大産地であったインカ人の帝国が、溜め込んで工藝品に加工した膨大な金が欧州に略奪して持ち去られて延べ棒にされてしまいましたから、金より銀の方が希少性があったという話しでした。
そんな世界のトレンディを日本が深く知るよしもなく、弱みにも付け込まれ、不平等契約や、いわゆる固定的な為替レートのダマしみたいな手口で、日本の銀をせしめたのです。
白人が「知は、ちからなり」というと、こういうイメージなのかと思ってしまいます。
上念氏のあとがきにあるとおり、日本の江戸時代は、とても先進的で現代につながるアイデアや運用を先取りしていたんですね。すごいことです。
藩が対抗しての侵略・略奪がなく、奴隷制に移行しなかったという点も、日本の素晴らしさですね。貧すれば鈍する、にならなかった点が、すごい精神文化だと思うのです。
ただ、その習慣から、狡猾で欲深くて有色人種を蔑視する外国相手にも、日本の価値感が通用すると思いがちですし(幕府の重臣たちは、交渉でそうとうに頑張ったそうですが)、対策のアイデアがなくて損ばかりしてきたのは、やむを得ない面があったとはいえ、悔しいものです。
ナニワの激オコおばちゃん
Re: 江戸はすごかった
コメントありがとうございます。
>狡猾で欲深くて有色人種を蔑視する外国相手にも、日本の価値感が通用すると思いがちですし
・・・いやあ、ホンマに日本人はこれでやられっ放しですよね。悔しい、、、。
戦後生まれ
金と銀
今晩は。
あちらではお騒がせして申し訳ありません。
金と銀の交換による莫大な流出のお話。
私の記憶では金をゴッソリ持って行かれた、と。
数十年前の記憶ですから、左巻き連中がよく言う、ソースを、にはお答え出来ませんが…。
まあ、銀も混ざり物で目方の在る銀貨?との交換で相当持ち出されているでしょうけど。
外人どもの本命は日本の金だったか、と。
記憶違いでしたらごめんなさい。
失礼しました。
ナニワの激オコおばちゃん
Re: 金と銀
コメントありがとうございます。
たしか、メキシコ銀は安かったんですよね。
両替というか、持ち込んで換金するだけで利益3倍って、そら誰でもやりますよね。