来年、米ドルが破綻して世界大恐慌になっても、日本は得意の歴史の歪曲で乗り切れるんとちゃうか。

頷く小

 「アンディチャンのAC通信」で、私が昨日書いた、ツイッターの中にスパイがおった話が書かれていました(AC 論説No. 920 FBIの情報操作と選挙干渉)。「スパイ」とは誰も書いてはいなくて、私が言うてるだけですが、もっと正確な話をチャンさんが書いてはります。

イーロン・マスクが買収して改革したツイッター(TWT)は、過去の言論統制と記事の発禁を行なっていたことを反省し、発禁になっていた記事を発表するようになった。12月9日のトップ記事ではマスク氏がTWTの言論検閲をしていた主席評議員のJames Baker氏を免職したと発表した。
Baker氏とは2018年までFBIの言論を検閲していた主席評議員(General Council)で、2020年にTWTで主席評議員を務めるようになった人物である。FBIが民間企業であるTWTの言論を検閲するようになったのだ。アメリカ政府(FBI)の役人がアメリカの言論統制を行なった確実な証拠が出たのである。

 私はツイッターの側からの見え方は「スパイ」や、と思たんですが、事は一私企業の話ではなく、国家機関であるFBIが言論操作をしていた、という話なんですね。そして昨日のハンター・バイデンのパソコンの話です。

Baker氏はNew York Post誌のハンターバイデンのパソコン記事についても、誰かがバイデンのパソコンをハッキングしたデータは信用できないと圧力を加えていた。しかしパソコンはハンターがパソコン修理店に放置していたものである。彼はヒラリーのでっち上げたロシアゲート事件でもパーキンス・クイ法律事務所のサスマン弁護士と連絡を取り合っていた反トランプ陰謀の仲間である。

 そして下院を制した共和党の主導で、「国会の監察委員会(Overesight Committee)のコミー委員長と司法委員会(Judicial Committee)のジョーダン委員長が来年新国会が始まるとすぐに調査を始めると発表した」と。よっしゃー、という話なんですが、アンディ・チャンさんは悲観的です。

LAタイムスやTVメディアは新国会の調査を正直に報道するだろうか?来年のねじれ国会では下院が共和党多数で上院は民主党多数だから調査の結果は尻つぼみになるかもしれない。アメリカには言論の自由も真実もないばかりか、法の規制と正義さえ疑問だらけの国である。

 そもそもアメリカのマスゴミは報道せえへんわけですからね。どうなりますことやら。ツイッターだけが真実を追いかける報道を流すことになるんでしょうか。そして狂暴なあちら側の連中が、黙って見てるわけがないと思いますね。あ、イーロン・マスクさんは自身への暗殺の危険についてもツイートしてはりましたね。もう命がけやな(怖)。

 悪人は、自分の悪事がバレそうになったら当然、何らかの手を打ってくるはずですよね。それを感じたのが、全然ステージは違うんですが、「宮崎正弘の国際情勢解題」の通巻第7545号の(読者の声2)(在米のKM生)さんの投稿です。

著名投資家ウォーレン・バフェット氏が再び「円建て社債」を日本で発行し、今回は合計1150億円を調達した。償還までの年限が3年から30年。利回りは日銀の0.25%+0.75%。2019年9月に初めて円建て債を発行し、これまでの調達額累計は1兆円を突破した。
氏の信用によって得た1兆円は何に使われるのか。どんな投資か。どんな予測に基づくのか。

 え?もう1兆円に達してる?何か不気味ですね。そして

もっと簡単な投資は、1兆円を比較的に安全なドルなどに換え、3年、5年、30年後に「円で返済」する。$1=140円が、200円、30年後には1400円になっているかも。

 ひえーー。そしてこの(在米のKM生)さんは、今日の通巻第7546号では、ドルが破綻する可能性を書いてはります。そして今、

追。このドル基軸通貨の混乱を予想して、支那、ロシア、などは近年に大量の金を貯蔵し、新たな、ドルに代わる「信頼できる通貨」を準備しているらしい。それは金、石油、地下資源などを担保にしたものになるだろう。アフリカ、中南米、EU諸国は、直ぐに受け入れるだろう。

 ええー、また金本位制に戻るんか?そんなアホな、と思いますね。今、日本では防衛費を大幅に上げたもんやから、ここぞとばかりにアホの岸田が財務省に言われるがままに「増税」を言い始めていますが、もし、来年以降、世界的大不況が襲って来たら、そんなレベルの話ではとても済まへんようですね。えらいこっちゃ、と思いますが、この(在米のKM生)さんは通巻第7545号では、ユーモラスに書いてはります。

 もう今更、手当のしようがない状態なので「徳政令で借金をチャラ」にし、シン日銀でシン円を発行し、新規巻き直し。ついでにGHQ製の偽憲法も破棄し、国の仕組みも和風に大改善する機会になる。これを令和維新と歴史には記される。
世界の先進国では、このような大胆な根本的な革命的な改革をすることができない。日本だけに与えられた貴重な「歪曲した歴史」の贈り物をうまく利用しませふ。

 ふふふ。私はいつも、日本は結局「外圧」によってしか変わられへんのとちゃうか、と言うてます。米ドルの破綻、それに引き続く世界大恐慌が「外圧」になって、結果、多くのことがリセットされて上手いことやり直しができたら面白いなあ、と思いました。

 岸田くんのことをさんざん「アホ」と罵倒してきましたが、来年、そんな「レベチ」の大恐慌が来るんやったら、別に誰が首相でも、納まるところに上手いこと納まるんかも知れません。うーん、甘いかな。また道を踏み外さんように、しっかり情報収集することにしましょう。

【文中リンク先URL】
https://www.mag2.com/m/0001690065
https://www.mag2.com/m/0001689840


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