ウソも百回ゆうたらホンマになる

弓取り
情報戦はころしの手法
1人ころせば殺人犯、数人ころせば殺人鬼、100人ころせば英雄とか、西洋の誰かが皮肉を言っていました。表現者が複数いるので、最初が誰の言葉で、どういう意図で表現したのか知りません。最初は、ナポレオンを評してだったかな。
ひとくちに殺人と言っても、それぞれ目的や動機が違うので、別事象とも言えます。
自衛戦争に巻き込まれた日本軍が、戦場で敵を殲滅しても悪とは思いません。
一人も直接ころさなくても、大勢をダマして長期に大損させるのも、殺人に劣らぬ悪逆非道です。それが遠因で社会的にまっさつされて自殺者が出ても、加害者はいないと判断されてしまいますね。陰湿で狡猾な間接殺人です。それが歴史ねつ造・ウソ報道という情報戦の被害者です。
情報を受け止める者に問題があるのは、数字の多さや他の人がしないスゴイことをやったと麻痺させられる点です。逆に、過敏に反応して合理的な判断をしなくなることです。
米国なんかには、ほんとうにイカレた者が殺人鬼ごっこをやっていると感じさせるところがあります。
日本映画でも、殺人をおすまし顔でやってのける「スゴイ奴」みたいに演出する向きがあります。米国のように殺人の大先輩を「英雄」視して、麻痺して真似する奴が出てきてもおかしくありません。
で、ウソも百回ですが、100回もウソを言える人物は、異常者か確信犯です。そんな者は100回どころではなく、呼吸をするように繰り返します。
実態は「真実になる」ではなく、聞かされる者がうんざりさせられて、反論する気も失せて、「ウソがウソでなくなる」なのだと思います。反撃させないための100回です。武器を使わずに、ころそうとしてくるのです。ウソもさつじんの道具です。
反論していかないと、確信犯の敵は「お前は反論しなかった、それは認めたということだ」というロジックを用意しています。
おまけに、何も知らない海外の人たちは、軽いポリコレや人道主義の建て前の基準で判断してしまいがちでしょうね。まんまと信じ込まされるおっちょこちょいも少なからずいるのでしょうけど。
ウソが勝利してしまいます。
まさに殺し合いの情報戦争のいち手法ですね。
ナニワの激オコおばちゃん
Re: 情報戦はころしの手法
コメントありがとうございます。
> 反論していかないと、確信犯の敵は「お前は反論しなかった、それは認めたということだ」というロジックを用意しています。
・・・・ここですよね。疲れるけど、反論せんと「戦争」に負けてしまうわけですよね。あーしんど。