安保闘争「あんぽはんたい」、あんたら条文読んでたんか?
2018年03月13日 公開

私がいろんなことを勉強し始めてから知ってびっくりしたことの一つに、この「安保闘争」があります。安倍ちゃんのおじいさんの岸信介さんは「昭和の妖怪」などと朝日新聞あたりの左翼からは形容されてきましたけど、これって今風に言うとレッテル貼りなんやね。まるでとんでもない極悪人みたいな言い方やね。あ、今もなりふり構わず「安倍降ろし」をやろうとしてる左翼さんといっしょか。
で、この岸信介さんがある日、お家でまだ小さい子供やった安倍ちゃんをあやしてた時に、安倍ちゃんが「あんぽはんたーい」とゆうて家族を笑わせた、というエピソードがありますね。それくらい、「60年安保」は社会現象やったんですね。せやけど、これは宮崎正弘さんもどこかで書いてはったけど、当時の学生はほとんどこの安保条約改訂の条文を読んでへんかったみたいですね。
これをちゃんと読むと、実は日本が戦後、独立を認められた講和条約と同時に結ばれた旧安保条約が、実はかなり日本側が不利な立場になってて、岸信介さんはそれを何とか平等に近付けようとして、文字通り政治生命をかけた、ということやねんな。当時の学生は条文を読んでへんかったんとちゃうか?と言うのは、たしか西部邁さんもどこかでゆうてはりましたね。
で、実は岸信介さんは筋金入りの反米で、だからこそアメリカとうまくやったのだ、とネットの記事で読みました。安倍ちゃんも、保守界隈からはアメポチとか散々に言われてますけど、考えたら世界最強のアメリカと仲が悪うていったい何ができるんや、と思います。せやからホンマの戦犯は、空襲を繰り返し、原爆を投下して非戦闘員を大量虐殺したアメリカや、となんぼゆうても戦争に負けたら何にも残らへんのやということですね。
なりふり構わぬ安倍降ろしに耐えて、しっかり日本を守ってほしいですね。あ、ゆうときますけど、私は無条件の安倍信者とは違いますよ。何べんも書いてますけど、消費税は絶対反対、移民を増やす政策も絶対反対です。せやけど、これももしかしたら、安倍ちゃんのいまいまの作戦なんかな?と最近は思い始めてます。10年、20年先、いや、国家100年の計で考えててくれたらええねんけどなあ。