目の前の利権あさり屋になってる議員、政治家、官僚。TOYOTAすらも、日本を諦めさせられるんか?

 さすがに法案を提出することになったので、マスゴミも報道をしています、LGBT法案の件(与党、LGBT法案を提出 立民は共社と対案共同提出)。この産経は一応、一面に出しましたね。ただ、メインはやっぱり広島でのG7ですね。その陰で何と、「防衛費増額の財源確保法案 来週23日の衆院本会議採決で合意」と、スルスルと重要な法案が通って行きます。

 これが増税の布石になるんや!とネットでは騒がれていますが、条文案を見る限り、将来的に増税になるんかどうか、ようわかりません(我が国の防衛力の抜本的な強化等のために必要な財源の確保に関する特別措置法案)。それでもしっかりチェックせなあきませんね。

 そして大騒ぎのLGBT法案、青山繁晴さんが2回にわたって動画で話してくれてはります。
【ぼくらの国会・第521回】ニュースの尻尾「LGBT法案 何が起きたか」
【ぼくらの国会・第522回】ニュースの尻尾「LGBT法案 なぜ反対?」

 名前こそ出してはりませんが、部会の「ひな壇」の側の議員を厳しく批判してはります。ずばり、岸田首相から「ポスト」を貰いたいからや、と。結局そういうことですね。多くの議員は地元に戻れば、後援会から昇進を期待されてるんや、ということですね。

 最大の昇進は大臣、副大臣やら何とか、よう知りませんが、それらを総称して結局「利権」になるわけですね。おい岸田、政府のポストはあんたの物やないんやで、と言うても詮無い話ですね。そういうもの、なわけです。

 そういう政治の仕組みそのものを、全く違う形で中から変えて行こう、という青山繁晴さんの苦闘はようわかりますね。そして党員獲得数2年連続トップ、というのも大したもんですね。この人に対する好き嫌いはいろいろあるにしても、間違いなく私ら国民に「中の動き」を知ってもらうことに、大きな力になってくれてると思います。

 そして高橋洋一さんも繰り返し、ズバズバ本質を言い当ててくれてはります(781回 LGBT理解増進法案は「利権」増進法案)。あはは、「理解」増進やなくて、「利権」増進、と(笑)。これについては野党も法案を出すらしいし、与党も、衆議院は通っても、参議院ではどうなるかわからん、と言うてはります。青山さんは「反対する」とブログでも明言してはりました。

 そういえば青山さんはかつて、「アイヌ新法」に賛成したやないか、と批判されることがあるんですが、ブログで断ってはりました(LGBT法案のこの先、わたしは、こうします アイヌ新法の時と何がどう違うか)。そもそも「アイヌを先住民族とする国会決議」は2008年、青山さんが議員になるはるか前の話で、それがために今で言う「公金チューチュー」の法案を、どうしても作らなあかんようになってしまったわけですね。そして

 当時の政府担当官は、いち議員であるわたしの交渉に、公平に申して真剣に、苦悩しつつ応対してくれました。
 こうした折衝も通じて、公金あるいは公的支援が個人に裨益 ( ひえき ) することが抑制されるという改善が、少なくとも法案のなかで実現したために、わたしは、交渉を重ねた人間同士の信義としても賛成票を投じました。

 少しはマシになったんや、と。まあ、ここらへんは私らはようわかりませんね。前に小坪しんやさんのブログも引用しましたが、LGBT法案に関しては、元はと言えば杉田水脈議員の『新潮45』への寄稿文が批判されたことをきっかけに、自民党が「LGBTに関するわが党の政策について」という方針を決めてしもたわけですね。あれからもう5年、と。

 どうせそれらしいことを何かやるんやったら、みんなで上手いこと儲けたらええやんか、ということになりがち、ということなんやと思います。ハラ立つけど。それがいびつになりまくって、やっと暇空茜さんが「Colabo」に切り込んで、ぶっ潰してくれはったわけですね。せやけど、男女共同参画やら、ウポポイ(アイヌ)やら、怪しいもんはまだまだいっぱいあるわけですね。タメ息が出ますね。

 真面目にきちんと働いてる日本国民が、もっともっと豊かになってもええはずやのに、なんでこんなことになってるんや、と言いたくなりますね。そしたら今日、「宮崎正弘の国際情勢解題」で(読者の声1)(PB生、千葉)さんが、池田直渡さんという人が「週刊モータージャーナル」に書いた記事の紹介をしてくれてはりました。

トヨタの豊田章男社長(左)とタイCPのスパキット会長

トヨタは日本を諦めつつある 豊田章男社長のメッセージ
トヨタのタイ戦略はどうなるか 日本政府の然るべき人たちに「伝えたい」

 つい最近まで、ガソリンエンジン車はもう終わり、これからはEVや、とものごっつい勢いで言われてたけど、それ、おかしいで、という話ですね。それでもトヨタはしっかり、全方向に向けて対応をしてる、と思います。実は何をやっても日本人は世界一なんやで、と。

 こういう事実を、政府もマスゴミも、一切伝えてくれへん、というわけですね。これを書く前にこの記事のことをツイッターに書いたら、「令和晴耕雨読人」さんがリプ(返事)を書いてくれてはりました。

明らかに欧米がトヨタ潰しで日本潰しをやっている。政府は米国に靡くだけ。トヨタが頼りにするわけがない。
繊維、鉄鋼、テレビ、半導体そして自動車。日本人が頑張ってやってきたことを欧米はいつも潰しにかかる。そして日本政府はまったく助けてくれない。

 そうやねん、まさに半導体の次はついに自動車か?と。目の前の利権に汲々とするアホ議員、政治家、官僚のせいで、この30年、日本は蝕まれて来たんやろか。悲し過ぎますね。上の記事の1本目に、泣ける話がありました。

 トヨタがタイの最大財閥、CP(チャロン・ポカパン)グループと提携して、タイの全国の物流をシステム化するためのプロジェクトを立ち上げる、という話なんですが、

 このシステムをタイに入れようとすれば、物流の7割を寡占しているCPの裁量で、すぐに全国規模に拡大が可能である。CPの総帥である謝国民(タニン・チャラワノン)氏が首を縦に振れば、明日からでも着手できる。豊田章男氏と謝国民総帥の3時間にも及ぶトップ会談の最後に謝国民氏は「私は、豊田さんの後ろを目を瞑(つむ)ってついて行きます。あなたは間違いがあればそれを正せる人だから」と言ったという。彼自身、次世代はBEVだと、会談のその時まで思っていた。だからなぜ水素なのかは、急に納得することができない。しかし、豊田氏の説明を聞いて、最後は人を信じたのである。

 「最後は人を信じた」。豊田さんのプレゼン力もスゴいんでしょうが、やっぱり最後は「人」なんや。今の日本の政治家、官僚に、信じるに足る「人」はどれだけ残ってるんやろか。この30年、いや、戦後78年、やっぱり日本人は劣化し続けて来たんやろか。

 いやいや、大多数の日本人は、戦前も戦後も変わらず、真面目にきちんと働いて来てるんや。劣化してるのは政治家、官僚なんや、と言い返せるようになりたいですね。これからもしっかり声を上げて行くことにしましょう。


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