昭和の日に思う、天皇を戴く国、日本に生まれた幸せ
2018年04月29日 公開

今日は昭和の日、昭和天皇がお生まれになった日、当たり前やけど私らの子供の頃は「天皇誕生日」でしたね。その昔は「天長節」。今日はええ天気、皆さん国旗は掲揚しはりましたか?
私が「何かおかしい」と感じていろいろ勉強し始めた頃、何となくわかったことは、サヨクの人たちはとにかく「天皇制」を将来的にはなくしたい、と思てはるんやな、ということでした。そもそも「天皇制」という言葉自体がサヨク側の言葉みたいです。歴史をちゃんと事実に基づいて勉強してみると、日本という国は、もう二千年近く前から、国の権威と権力は切り離した方がうまくいく、ということがわかってたんや、ということを知りました。
もともと日本列島には四季があって、海、山の自然の恵みが多く、基本的には食べ物にはそんなに困らへんかった、と。せやけど時々地震、台風、洪水、噴火、などの自然災害が起きて大変なことになる、と。そんな時のためには備えが必要で、その前提が、備蓄のできる稲作やったんや、ということですね。稲作をするにはみんなで協力せなあかんから、だんだんと国という組織ができてきたと。
それを日本列島全体に広めていくことで、「食うに困らへん」安定した国ができていったんや、ということでしょうか。その過程で権威と権力は切り離したほうがうまくいくことを知ったんやと思います。「大国主の国譲り」の話が象徴的ですね。
今の時代も天皇陛下御自ら皇居の中で毎年、稲を育ててはるそうです。「瑞穂の国」ですね。最高権威の方が自ら稲を育てはるからこそ、日本はその昔から「職業に貴賎なし」の国やったんでしょうね。日本には奴隷制はなかったんやからね。
きちんと稲作をしていれば、他人から奪うことなどしなくても自分たちの食べ物は確保できる。稲作に勤しむ民こそが国の力の源で、せやからこそ民は天皇にとっての「おおみたから」ということですね。こんな理想の国が二千年も前に既にして出来上がっていたということですね。
その調子で稲作を広めていったら世界が平和になるはずやってんけど、大陸は事情が違うたんですね。日本人の不幸はいつも大陸から来てるんですね。白村江の戦い、元寇、ペリー来航、大東亜戦争、、、。今、朝鮮半島の雲行きが怪しいですが、今こそ日本人、しっかり踏ん張らんとあきませんね。