FC2ブログ
2018/12/02

石平さんの講演会。感動の瞬間や「宗族」「圏子(ちぇんず)」について。

走る小
 先日、家の近くに来はることがわかったので、石平(せきへい)さんの講演会に行ってきました。面白かったです。石平さんは「中国」は四川省のご出身、現在56才。北京大学を出た後、26歳の時に日本に留学し、神戸大学でも学んだそうです。2007年に日本に帰化。現在は保守系論壇でも活躍し、産経新聞にも連載を持ってはりますね。テレビにもよう出てはります。

 私も石平さんの本は何冊か読みました。今回は「中国」人と日本人の違いについて、面白く話してくれはりました。感動したのは、石平さんが日本に留学して来て間もない頃の話。友人を頼って日本に来たが、当時日本に留学するには日本人の保証人が必要だった。少しだけ日本語が話せるようになるのを待って、その友人と共に、日本人の保証人のお家に挨拶に行くことになった、と。

 駅に降り立ち、今から伺いますと電話を入れて保証人さんのお家につき、玄関を開けたその瞬間、石平さんはそのことを一生忘れない、その光景は自分にとって、決定的な日本体験の瞬間やった、と言わはります。何と保証人の奥さんは、玄関で正座をして手を付いて、「ようこそお越しくださいました」と言うてくれはったそうです。

 え?まあちょっと丁寧やけど、それは普通やんか?と私ら日本人は思いますね。石平さんは言います。そもそも留学生なんか、保証人から見たら弱い立場やし、自分を頼って来る若い一人の学生なんか、たとえ見下されたとしても仕方がないと覚悟してたそうです。もし、今回の留学に際して保証人から何か厳しいことの一つや二つ言われても当然と、かなり緊張して行った、と。正座をする奥さんの姿にもう涙が出て止まらなかった、と言いはったかどうかは忘れました(笑)。

 石平さんはその瞬間というのは、日本には孔子がはるか昔に教えた儒教の精神が、間違いなく今も生き残っている、と感じた瞬間やった、と言いはります。そして、この一人の主婦、保証人の奥さんは、もしかしたら論語なんて読んだこともないかも知れへん、せやのに完璧に孔子の言う「礼」を実践してることに驚愕し、感動した、と。つまり、今「中国」ではどこにも残ってへん儒教の精神は、この日本にしっかり残ってる、ということなんやそうです。

 まあこんな話が延々と続き、「中国」人と日本人の違いの話は尽きませんでした。「中国」人は、「宗族」の中では誠実さも礼儀も真心もあるんやけれども、その外の世界の人に対しては、それがないんやということを理解してください、ということでした。

 それともう一つ重要な言葉が「圏子(チェンズ)」です。仲良し集団、みたいな意味らしいですが、ここではとても説明しきれませんね。私はこの言葉は知らんかったんで、面白かったです。ある意味、中国共産党というのは巨大な圏子の集まり、と言うてもええのかも知れませんね。あと、「械闘(かいとう)」も。まあググってみてください(笑)。

 なかなか理解するのは難しいし、今のところ好きにはなれへんけど、それでも隣の大国、今は大変なことになってるし、国が引っ越すわけにはいかんから、何とかうまいことやっていかなあきませんね。


人気ブログランキング

スポンサーリンク

コメント

非公開コメント

法より暴力の国(拷問先進国)

「中国人」というのは、おそろしか民族ですね。闘争できない者は、淘汰されるのです。情けをかければ、後日背後から襲われる。政治闘争も暗殺など平気らしいです。仲良しグループか利権集団かわかりませんが、上海閥、北京閥の過酷な争いも水面下であるんですね。

政敵の一族誅滅や攻城戦での大殺戮と略奪も恐ろしいです。これも談話で出たかも知れませんけど。
そのメンタリティは、戦後の共産主義国になってもあったわけだし、天安門大虐殺もすさまじい。石平氏の親友も、このときから「行方不明」だそうですね。

もちろん、チベット、東トルキスタンなどなど、「中国人」は自らの残虐性を隠すことなく発揮しています。
変に大国意識を持たせると、「愛国運動」や「民族主義」になったら、日本を含む周辺国はえらい迷惑です。
そんな隣人国人が、日本に大勢やってきます。このままではいけない。

No title

中国の楽天市場のようなアリババ。
中国人にない信用。
品物を送ってもお金が届かない。
お金を送っても品物が届かない。

こんな中国人に通販ができるのだろうか、を打破したのがアリババだそうで。
中国人の信用度をあげたのではなく担保を取る(イメージ)という現実路線で解決したとか。
お国柄、というのはこういうことなのですね。

石平さんが「中国には嘘をつく」という概念がないと言っていました。
韓国に「約束」の概念がないので言葉がなかった、というように。

中国共産党は仲良し集団。
面白いですね。

中国はあの大陸に50以上の民族がうごめき、その時々で一番強い部族が王朝をたてた、ということだそうで。
共産党は民族ではなく仲良し集団なのですね。

石平さんの本、今つらつら読んでいるのは「韓民族こそ
歴史の
加害者である」
です。

No title

数年前に、講演会を聴かせて頂きました。色々と貴重なお話がありましたが、今でも印象に残っているのが、山口百恵さんのファンだったと言うことですね。それから、高倉健さんの映画も好きで、よく観られていたとか。昔のチャイナは反日色はなく、日本映画を観たあとは、皆さん俳優の真似をして映画館から出てきたそうです。
それが変わってきたのは、やはり天安門事件からのようです。
民主化を阻止し、共産党独裁を守らんがためですね。

そう言えば、ニクソンが毛沢東に「反日政策を進めたら、日本を核武装させる。」と脅していたと言う話があります。
やはり、アメリカ(共産党)が圧力をかけなければ、チャイナは暴走すると言うことでしょうか?
トランプ大統領に、期待します。

「圏子」は「出世グループ」?

勉強になるエントリーですね。私は圏子というものを初めて知りました。

宗族 → 父系の同族集団、女系は入らない

圏子 → 学閥?、仲良しグループ?上手い邦訳が無い

「宗族」は、日本で言えば「血族」が一番しっくりきますかね。その家の家系ですね。

しかし、「圏子」という概念は、日本には無いように感じますね。「仲良しグループ」というのも違う気がします。「圏子」について書かれているいくつかのブログを読んでみたのですが、上手い日本語訳が見つかりませんでした。

「圏子」は、同じ程度の経済力を持つグループで、相互扶助、競争原理が働くグループらしいです。

仲良しグループであれば、相互扶助はするのは日本でも同じですね。競争原理もある程度は理解できます。でも、この「圏子」の最大の特徴は、「圏子」自体に上下があって、下位の「圏子」に属している人は、上位の「圏子」に入れるよう努力するらしいです。

そして、運良く上位の「圏子」に入れた人は、自分だけ良い思いをした贖罪のためか、下位の「圏子」の人を上位に引き揚げるよう取り計らうようですね。

日本では、「仲良しグループ」なら上位も下位もないですし、「竹馬の友」みたいなグループであれば一生変わることはありません。だから、「圏子」を単純に「仲良しグループ」と翻訳すると「圏子」の本質が見えなくなるかもしれません。

「圏子」とは、「出世グループ」と翻訳した方がまだわかり易いような気がします。

厄介な隣人ですが、それは我々が隣人の文化や考え方をよく知らないから「厄介」と感じるのでしょうね。石平さんのように厄介な隣人の考え方を指南して下さる人は貴重ですね。

Re: 法より暴力の国(拷問先進国)

ちちんぷい さん、コメントありがとうございます。
> そんな隣人国人が、日本に大勢やってきます。このままではいけない。
・・・・・今まさに、そこ、ですね。

Re: No title

えありす さん、コメントありがとうございます。
アメリカが、いや、グローバル資本家が、あの国の人たちも豊かになれば民主化するやろうと思たら大間違いやった、ということですね。どこまで行っても「自分たち」の金儲けしか考えてへん、と。

Re: No title

田中一郎 さん、コメントありがとうございます。
たしかに、今のところは世界一の軍事力を持っているアメリカにガツンとやってもらうしかないですね。

Re: 「圏子」は「出世グループ」?

吹雪 さん、コメントありがとうございます。
いろいろと調べてくれはり、助かります(笑)。
> 「圏子」とは、「出世グループ」と翻訳した方がまだわかり易いような気がします。
たしかに日本人にはその方がわかりやすそうですね。