地理上の発見→大航海時代
2017年04月18日 公開
私は中学生のときは、教科では社会が好きやってん。歴史とか。それで、教科書のタイトルとかも今だによう覚えてるんやけど、この前、今では「地理上の発見」なんてもうゆわへん、「大航海時代」やで、と言われてびっくりしてん。たしかにヨーロッパ人が「新大陸」を発見した、とゆうても、その大陸にもともと人がおったわけで、えらい失礼な話や。
インディアンは虐殺されるし、インカ帝国は滅ぼされるし、アボリジニも追い払われるしで、もともとおった人らからしたら、それはもう散々な話やんな。人の家に勝手に土足で上がり込んで来て、お、ええもんあるやんか、これ、私が見つけたんやからもろていくわ、て、吉本新喜劇とちゃうで。
最近のヨーロッパ人(あ、白人か?)は、反省して「発見」とは言わんようになった、ということやね。
まあそれは正しいけど、それが高じると、前にもゆうた「ホワイトギルド」(白人であることの罪)になるらしい。今の世界の富は白人が有色人種から奪ってきたものやから、その富はもとに戻さなあかん、という発想をする人がおるらしいで。それが実はオバマさんやったんや、なんて話もあるらしいで。何やようわからんわ。
まあ最近の中東や朝鮮半島の動きなんか見てたら、やっぱり世界は軍事力で動いてるやんか、と普通に思えますよね。
あ、話それた。で、そのホワイトギルトがさらに高じて、「ポリティカルコレクトネス」になるらしいで。「天にましますわれらの父よ」てゆうたらあかんねんで(笑)。父は男やからやて。あと、前にも話したけど、アメリカでは公共の場では「メリークリスマス」てゆうたらあかん、とか。昔から「言葉狩り」なんて言われてきましたよね。
あ、調べたら、出てきた出てきた。
看護婦は看護師に。スチュワーデスなんて、CA、キャビンアテンダントやて。「スッチー」なんて、死語やな。保母さんは保育士。障害者は障碍者か障がい者。うーん、単なる自己満足とちゃうん?
そういえば、子供が子どもになり、また子供に戻すとか、何やってんねん、て感じやね。
えらい世の中になってきたもんやわ。