日本が大嫌いな「学び舎」の中学歴史教科書。こんなん使うてる進学校、恥ずかしないか?

自転車小


 時々こちらで紹介させてもろてますが、私が入れてもろてるメーリングリストには、学校関係の人が多いようで、教育関係の話題が多いです。実は私は子に恵まれへんかったので、子供を学校に行かせた経験がなく、今の教育については実感することがほとんどありませんでした。同じく子供のいてはらへん安倍ちゃんが、最初の政権の時に教育基本法の改正をしはったのは、今から思たらスゴいことやったんやな、と思います。

 そのメーリングリストでの最近の話題は、「学び舎」の歴史教科書の問題です。
 文科省というのは、あのビーチ前川と言われた違法援助交際が強く疑われるトンデモ事務次官がおっただけあって、それこそとんでもない左翼の人たちがたくさんおって、そんな人たちの検定を通らんと、教科書は使用されへんわけですね。しかも「近隣諸国条項」と言われるような、要は「中国」様や朝鮮人に気い遣うて書けよ、という国辱もんの教科書検定基準があり、いまだに自虐史観そのまんまの教科書になってしまうわけですね。

 そんな現状に業を煮やして西尾幹二さんが『国民の歴史』を書きはったことを嚆矢として、「新しい歴史教科書をつくる会」が結成されたようです。そして実際に「新しい歴史教科書」を出版するのですが、なかなか実際に採用される数が増えて行かない、という問題があったようです。ここらへんは私はまだ勉強中でよう知りません。

 一方で、採用されるための教科書ではなくて、一般の人に読んでもらうための日本の歴史の本の出版が活発になってきたこともあって、左翼側の人たちは焦っていて、共産党系らしいのですが、「学び舎」という会社を作り、教科書を作り、検定も通って、昨年から『中学歴史教科書 ともに学ぶ人間の歴史』として出版され、いくつかの学校で採用され始めているらしいです。いや、はっきり書くと、進学校として有名なあの灘中学や麻布中学で採用されたそうです。

 そして、この教科書がいかにひどいものかという話を、竹田恒泰さんがユーチューブで公開してはります(「竹田恒泰チャンネル」)。「教科書検定“不合格”記念①~我が『国史』教科書は、如何にして不合格となったか?」というタイトルで、いつもながら竹田さんの語り口はめっちゃ面白いです。今日までのところ、②まで公開されていて、まだ続くようです。

 まあこれは竹田さんでなくても、今や「覚醒」しつつある日本人にとっては、ホンマにトンデモない教科書ですね。最初から突っ込みどころ満載です。最初のページに世界地図が載ってるが、日本の地名はどこにも書いてへんのに「ソウル」の地名は日本にかぶさっている、とか。日本の歴史の話やのに、記述には元号を使わへん、とか。日本の話は6千年前のしょぼい記述から始まっていて、世界最古の磨製石器が日本で見つかったことは書いていません。もう日本が嫌いで嫌いでしゃーない、日本を消してしまいたい、という人たちが作ったことがようわかりますね。

 これを書くのにちょっと調べたら、既に去年の4月に「ちゃんねるくらら」で宮脇淳子さんが、まさにこの教科書のことを取り上げてはりました。(「学び舎の歴史教科書を斬る!第1回日本の中学生が学ぶべきなのは、日本を中心とした世界史!」宮脇淳子 田沼隆志【チャンネルくらら・4月24日配信】

 この中でも最初から突っ込みどころ満載です。年表はなぜか日本、北海道、沖縄の3本の線が、最初から引いてある、と。つまり沖縄や北海道を独立させたいわけですね。「明治維新」と書かずに、「大名も武士もいなくなった」と書くとか。革命が大好きな共産党ですね。

 話は戻りますが竹田さんは、この教科書に対抗するためにわざわざ新たに教科書を書き下ろし、しかも検定に出して「不合格」になったものを出版しはるそうです。まともな記述が不合格になり、こんなトンデモ本が教科書になる、それをみんなで笑うてやろう、というわけですね。戦い方は人それぞれでええと思いますね。

 先日、百田尚樹さんの『日本国紀』について書きましたが(「百田尚樹『日本国紀』。ウソを書いてるインチキ教科書をこれで撃退したろか。」)、これも、教科書のひどさを意識して書きはったと、百田さん自身が言うてはりますね。こんなとんでもない教科書で、もし自分の子供が教えられるんやと思うとものごっつい腹が立ってきますね。日本国民はもっともっと勉強して、こういうアホな教科書を駆逐していかなあきませんね。


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ナニワの激オコおばちゃん
Posted byナニワの激オコおばちゃん

Comments 15

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日本国民  

希望的観測もありき・・。

教育に関する問題は、戦後のGHQその他の思惑通りに現在も
汚染真只中の自虐史観に則った内容が跋扈しています。

謂うまでもなく教育方針は国家の根幹を揺るがす問題でもあるので
其処に目を付け手をつけてきたのは当然の工作だったでしょう。

安倍首相の一次政権時の旺盛な決断と行動は、彼の機運にとっては
時期尚早でした事も有って、退陣を決意するに至らせてしまいました。
が、多くの播種をも施した後の退陣でしたので、復活時にはちょうど
いい塩梅に萌芽していたようです。
策士たる所以ですね。

今後の流れから鑑みますと、日本に仇成す害虫のごとき輩を駆除、
撤去後には、しっかりとした日本人による、日本人の為の正しい
歴史教科書を以て、将来の日本を背負う堂々とした日本人の育成
に臨んでほしいものです。

全ての事案、事象を安全保障の観点からの視点で対応する正常な国家と
為りたいものです。

そして肝心なことは、日本を取り戻した暁には、其処に至るまでの道程を、
しっかりと後世に伝えていき、新たなお花畑を生み出してしまわぬように
して行くことかと思います。

然しながら、この時期に米国大統領トランプと手を携えられる日本の首相の
存在は、本当に希有であり貴重です。


2019/01/13 (Sun) 21:53

ナポレオン・ソロ  

既に始まって居る共産主義の排除

 共産党が歴史教科書を創ったって、遅すぎますが、共産主義
が歴史をそのモノを否定しているのですから、現状の復古調に、
危機感を覚えたと言う事でしょうね。

 然し、如何せん遅すぎですねww 既に、世界で共産主義は、
政体としては、失敗しか待って居ないと言う結論が出て居ます
からね。

 子供達を妙な偏向思想教科書で騙されるのが嫌なら、灘高も
麻布開成も、入学志願者が減るでしょうね。 それでも、行か
せると言うなら、其れは親の価値観の問題ですから、敢えて、
止めませんが、愚かと言う他は無く、将来、子供から恨まれる
でしょうね。

 私も結婚が遅かった所為も有って、実子が居ませんが、教育
に関しては、興味が人一倍有って、小さい頃から周囲からは、
「末は学校の先生だね」と言われて居ました。でも、その先生
と良く喧嘩をして居たので「学校の先生」は好きでは無かった
し、色々教えてくれる周囲の大人の話を聴いて育った私にとって、
学校の先生って、本当の社会の厳しさを知らない欠格者だと思
って居ましたね。 まぁ、今はそれは言い過ぎだと思いますがね。

 安倍さんのお考えには共鳴できるところが多くありますし、彼
の打つ手が、囲碁で言う「紛れ」を含んで居るのは、政策自体が、
「安倍チーム」の所産だからだろうと、思って居ます。

 現在の世界情勢も、結局は、共産主義者のグローバリストとの
最終決戦の様相を呈しているので、安倍さん達の戦いの延長線上
にあるワケですが、問題は、英系ロスチャイルドが、此方側から、
仏系ロスチャイルドの側に、何時転向するのかと言う疑惑だと、
思っています。 

 其れはキットシナの処分が決まってからでしょうね。 その時分
には、日本から共産党や赤色分子達が居なくなる日で有ってほしい
ですね。

2019/01/14 (Mon) 10:50

石垣島のおばちゃん  

このブログはとても読みやすく、勉強になります
30歳半ばで目覚めてからようやく日本が好きになった
50代のおばちゃんです
子供たちに良い未来を残さなければと思います

2019/01/14 (Mon) 11:15

ちちんぷい  

反日カルト教科書

共産は終わった党です。そもそも国家を担う政党として、始まっていたのかとも言えます。戦前から、共産主義に名を借りた反社会勢力だったと思いますね。映画ドラマでは、あたかも人民を虐げる非人道的な国家権力に孤軍奮闘する有志の人たちみたいな描かれかたをしますけどね。芸能界も映画界も、左傾の人ばっかりですから、こんな傾向になるんですね。
実際は違うわけでね。

終わった勢力が保身のために必死になって、記事にあるように、本性をさらけ出し始めたんですね。

中国専門の宮脇先生が、この教科書の解説をされている動画を見ました。この方は、語りがフランクなおばちゃん風で(失礼ですけど、いい意味でね)好感できるし面白いですね。内容は深い知識と分析と良心でまとめられています。

当該教科書のひどさは、読む前から想像ができました。宮脇先生の解説からも、共産党の党是を教科書風にしているだけなのが察しられます。笑えるほどに偏向しているようです。よくもまあ一度却下された後に、検定に合格したものです。

共産党を筆頭に、サヨク系の政党やシンパというのは、故・渡部昇一先生もやりあってて呆れられたように、論破されても反証を挙げられても、サヨクはひたすら同じ自説を繰り返すだけなので建設的な議論にはならず、教科書採択の場面でも、その姿勢が発揮されてしまったのでしょうか。サヨクはカルト化しますからね。専業化サヨクともなればメシの食い上げですし。第二第三の前川を官庁に送り込みたいのでしょう。

こんな教科書を採択した一流中学の判断も理解できません。ここでも、サヨクのしつこさが発揮されたり、左傾教師の暗躍でもあったに違いありません。
ともかく、子供たちが可哀そうですね。素直に信じ込んだら、ばかにされるだけのシールズや、暴力組織しばき隊(ここにも東大生なんかが所属していた)みたいな青年になりかねません。

共産党なんかは(シナや朝鮮と同じで)、内部に強固で人治的なヒエラルキがありますから、末端の手駒は使い捨てです。親御さんは、チェックしないといけませんね。
「文科省認定」のブランドもとっくに地に落ちてます。

2019/01/14 (Mon) 14:17

素浪人  

単刀直入に…

まあ結論を言えば、国定教科書制度に移行して且つ特亜条項も廃止して且つ有識者もパヨ・売国系は完全無欠に排除して、ということで何ら問題無く次世代に教えられる教科書が出来ると思いますね。それこそ竹田氏を有識者として迎えても宜しいでしょう。

それと、毀日パヨを放置し続け過ぎましたね、戦後ニフォンは。これは南北朝鮮然り、支那然り、ついでに白熊市然り、と。『お笑い』戦後ニフォン国民が日本国民に成れた時、我が国はやっと戦後ニフォンから脱却出来るでしょう。

2019/01/14 (Mon) 15:02

(名前不明)  

文科省のご意見、お問い合わせに意見バンバンおくりましょう

2019/01/14 (Mon) 16:58

吹雪  

日本のエリート層が長年誤り続ける理由

>もう日本が嫌いで嫌いでしゃーない、日本を消してしまいたい、という人たちが作ったことがようわかりますね。

今回のエントリーを読んで、我子の中学の時の社会科教科書(新学社)にざっと目を通してみたのですが、まあ、私が見る範囲内では、正常な自虐的教科書でしたね。

このエントリーで指摘されている教科書は異常ですね。おばちゃんさんが御指摘の通り、日本を消してしまいたい、でも今すぐ消すことはできないから紙の上だけでも消してしまいたい人が、どす黒い熱意を持って作ったのでしょう。その熱意を別のことに向ければ良いのにと思います。

新学社さんの社会科教科書を読んで思いましたが、自虐史観は兎も角、人口減少、少子高齢化、消費税増税など財務省増税志向の洗脳の方が気になりました。私の子供の頃は、こんな内容を社会科で習いはしませんでしたけどね。中学生で勉強するなとは言いませんが、歴史認識以上に異常なのが経済学ですから、中学生では何が本当で何が嘘なのか理解できないと思いますね。

私は、中学、高校は数学、理科、国語、社会くらいを勉強して、これが正解!と言えない諸説あるような話は、大学などへ行ってから勉強するくらいで良いと思いますよ。ましてや、経済に関することなど、大人、しかも日本の最高学府を卒業したエリートでさえ、30年間も誤ってきたことですよ。中学生にその誤った知識を教えては、また誤りますよ。

自分でコメント書いていて気付いたことがあるのですが、私を含めて学校の成績が良くなかった人々は、授業をあまり真面目に受けていませんので「洗脳」が弱かったんだと思います。逆に、勉強が出来て東大など一流大学へ行くような人々は「洗脳」が強く、大人になってもその「洗脳」が解けないのではないでしょうか?

そう考えると、何故日本のエリートが長年誤りを続けるのか?その理由の一端が判るような気がします。何事も「自分の頭で考える」が大事ということですね。

2019/01/15 (Tue) 09:54
ナニワの激オコおばちゃん

ナニワの激オコおばちゃん  

Re: 希望的観測もありき・・。

日本国民 さん、コメントありがとうございます。
> この時期に米国大統領トランプと手を携えられる日本の首相の存在は、本当に希有であり貴重です。
・・・・・その通りですね。

2019/01/15 (Tue) 14:58
ナニワの激オコおばちゃん

ナニワの激オコおばちゃん  

Re: 既に始まって居る共産主義の排除

ナポレオン・ソロ さん、コメントありがとうございます。
>  其れはキットシナの処分が決まってからでしょうね。 その時分
> には、日本から共産党や赤色分子達が居なくなる日で有ってほしい
> ですね。
・・・・・ふふふ、期待したいですね(笑)。

2019/01/15 (Tue) 15:00
ナニワの激オコおばちゃん

ナニワの激オコおばちゃん  

Re: タイトルなし

石垣島のおばちゃん さん、コメントありがとうございます。
私の昔の会社の同僚が夫婦で移住して、車に積んで売るアイスクリーム屋さんを石垣島でやってます。もしかしたらご縁があるかもですね(笑)。

2019/01/15 (Tue) 15:03
ナニワの激オコおばちゃん

ナニワの激オコおばちゃん  

Re: 反日カルト教科書

ちちんぷい さん、コメントありがとうございます。
昔の私は共産党はまじめで地道で、細かいことも面倒見てくれる政党や、と思てました。
見習うべきところがあるとすれば、その組織的な動き方、でしょうかね。
近所のコープにで9条を守れ」のチラシなんかを見るとげんなりしますけどね。

2019/01/15 (Tue) 15:07
ナニワの激オコおばちゃん

ナニワの激オコおばちゃん  

Re: 単刀直入に…

素浪人 さん、コメントありがとうございます。
> ついでに白熊市然り、と。
・・・・・すみません、この部分、わかりませんでした。

2019/01/15 (Tue) 15:10
ナニワの激オコおばちゃん

ナニワの激オコおばちゃん  

Re: 日本のエリート層が長年誤り続ける理由

吹雪 さん、コメントありがとうございます。
> 新学社さんの社会科教科書を読んで思いましたが、自虐史観は兎も角、人口減少、少子高齢化、消費税増税など財務省増税志向の洗脳の方が気になりました。
・・・・・ええー、財務省の影響がこんなところにまで及んでるということですね。やっぱりハラ立つわあー。

2019/01/15 (Tue) 15:30

清水嗣朗  

昔、受験勉強していたときに日本史の教科書は「山川出版社」のものがいいという評判で(大学受験の試験問題によく使われる)わざわざ自分の高校の教科書とは違うのに本屋で買って勉強していました。後で知ったのですが、山川出版社の教科書には南京で大虐殺があって30万人が犠牲になったという記述があったようです。それを知ったときのショックと怒りは忘れられません。大学受験を盾に取られて自虐史観を植え付けられるなんてとんでもないことですね。教育が如何に大事か、如何にして自虐史観から逃れていくか、真剣に考えないいけないようです。

2019/01/15 (Tue) 15:50
ナニワの激オコおばちゃん

ナニワの激オコおばちゃん  

Re: タイトルなし

清水嗣朗 さん、コメントありがとうございます。
私が高校生の時はまだ南京の話は何にもありませんでしたし、山川が一番詳しかった記憶があります。
昭和50年ごろから浸食されてきたように思いますね。
倉山満さんが、『常識から疑え!山川日本史』という本を書いてはりますね。

2019/01/15 (Tue) 16:33

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