先例のない儀式を勝手につくる宮内庁、あんたら何様や?日本を壊したいんか?

指差し小


 いよいよ今年は御代替わりですね。実は私は若い頃、年代というものが単なる個人の生死で区切られるのは意味が無いから、元号にも意味が無い、と考えてた時期がありました。恥ずかしい限りです。まあ若かったんですね(笑)。「元禄時代」にしても「明治時代」にしても、ちゃんとした時代のイメージがありますよね。「平成時代」、天皇とともにこの自分も生きていた、と考えると、この元号に対してもいとおしく思えてくるのではないでしょうか。

 さて、その御代替わりに実施される儀式について、斎藤吉久さんがメルマガ「誤解だらけの天皇・皇室」でずっと批判を続けてはります。実は私は、皇室のことについてはあまりに奥が深いので、なかなか発言しにくい面があるとは思うてます。それでも、これはおかしい、と思うことはちゃんと言うていかなあかんとも思います。

 斎藤さんは昨日の記事(「賢所の儀は何時に行われるのか?」)で、びっくりするようなことを教えてくれてはります。先週17日の「式典委員会」で御代替わりに関連するいろんな儀式の次第などが決まったんやそうです。その中の「退位の礼」についても細かく決まってきた、と。ところが、です。
 <もともと退位の礼などというものは歴史的にあり得ません。政府が、皇室の伝統にない、前代未聞の退位の礼なるものを、即位の礼があるなら退位の礼あるべしとして創作し、その結果、譲位(退位)と践祚(即位)を分離してしまったのは痛恨のミスといえます。>

 ええーっ!ちゃんと先例に基づいて、きちんとやってるんやと思てたので、これはめっちゃショックです。何百年も続いた伝統を、今の役人が勝手に変えてどないすんねんや?あかんやろ!この伝統というのは、旧皇室典範の中に決められていた「登極令」に事細かに決められていて、明治天皇の時代に整備されたものが最後のものになるようです。

 つまり、それ以来、誰も触ってきてはいないから、本来ならできるだけそれに基づいて実施すべきものですね。それやのに、今回、わざわざ新しい儀式を作ってしまうって、宮内庁は何様やねん?!と思いますね。斎藤さんは上のメルマガの以前の号の「朝儀を復興させた近代と何でもありの現代の違い」の中で、次のように書いてはります。

 <皇室の伝統の尊重が謳われながら、践祚という用語が消え、したがって践祚と即位の区別が失われ、代わりに退位の礼という前代未聞の儀礼が行われます。3日間にわたる賢所の儀を待たずに、践祚当日に朝見の儀は行われます。政府は祭祀については何も検討していません。>

 ちょっとわかりにくいかも知れませんが、いくつかの側面があって、国のお金で実施できるのは「国事行為」であり、それ以外は宗教儀礼やから、いわば私的行事なんや、という捉え方をしたい人たちがおるということですね。前に私は「秋篠宮殿下には国民へのお心遣いはまことに有難くも、残念なご発言でした。」でも書きました。天皇の御代替わりに実施される「即位の礼」や「大嘗祭」に公費を支出するのは憲法違反やと言う人たちがいて、何べんも訴訟が起こされてきたわけですね。

 そういう批判もかわそうとして、何百年もの前例にない「退位の礼」なんかを作り出したわけです。残念としか言いようがないですね。斎藤さんは書いてはります。
 <昭和40年代以降、宮内庁は藩屏どころか、すっかりふつうの役所になり、皇室の歴史や祭祀の伝統を知る人は姿を消してしまったのでしょう。政界、官界、アカデミズム、ジャーナリズムの世界にも、政府に意見できるような識者がいなくなってしまったということなのでしょう。天皇=祭り主とする天皇観は事実上、崩壊してしまったのです。>

 また、別の日の記事(「憲法は宗教の価値を否定してはいない」)でもこう書いてはります。
 <今回の御代替わりは、NHK社会部による「生前退位」報道に始まりました。非歴史的で異様な用語の使用はいまではマスメディアからほとんど消えていますが、呼びかけ文の「生前代替わり」という表現はなおのこと異様です。>

 そうでしたね。「生前退位」などというまことに不敬な言葉で報道したNHK、やっぱり日本人の局やないなあ。あるところで倉山満さんが書いてはりました。「新儀は不吉」と。過去の事例にない、新しいこと(儀式)をするのは不吉なんや、と。暗澹たる気持ちになりますね。いずれ天皇や皇室をなくしてしまいたい、と思うてる不逞の輩がまだまだこの日本の中におる、ということです。

 私は、即位の礼も大嘗祭も、全部、国のお金で大々的に、しっかりやるべきやと思います。天皇のことがなんで宗教儀礼なんや。そもそも神道は宗教やない、とも思います。まあこれについてはいろんな解釈があるようですが。日本という国の中心の天皇の行事が、「私的なもの」であるはずがない、これらは全て国の正式な行事にすべきやと思います。


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ナニワの激オコおばちゃん
Posted byナニワの激オコおばちゃん

Comments 4

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八丈島  

も十年以上前になると思いますが、文芸春秋に今上天皇(平成)の公務は、昭和天皇のころより50パーセントくらい増えているという記事がありました。確かに国民は天皇がお見えなると喜びます。しかし天皇の本来の役割は祈りやその他の国事行為、戦争の慰霊などが中心のはずです。陛下の仕事を増やしているのは宮内庁でそれが利権になっているそうです。また宮内庁にも左翼が多く入り込んでいるようです。皇居清掃のボランティアで出会った諜報活動をしていた人が言っていたのですが、左翼には独特の雰囲気があり一目見ればわかるらしく、皇居清掃ですれ違う宮内庁の人に「やつは左翼だ」なんて言っていました。病巣がこんなところにまで浸透しているのは恐ろしいです。

2019/01/21 (Mon) 20:39
ナニワの激オコおばちゃん

ナニワの激オコおばちゃん  

Re: タイトルなし

八丈島 さん、コメントありがとうございます。
> 皇居清掃ですれ違う宮内庁の人に「やつは左翼だ」なんて言っていました。
・・・・・あの人たちはどこにでも潜り込みますよね。

2019/01/22 (Tue) 00:12

吹雪  

知らずにやってしまったのは、プロの世界ではより悪質なんです。

>ええーっ!ちゃんと先例に基づいて、きちんとやってるんやと思てたので、これはめっちゃショックです。何百年も続いた伝統を、今の役人が勝手に変えてどないすんねんや?あかんやろ!

御代替わりは何年くらいに1回あるのでしょうか?

昭和天皇 =64年間
大正天皇 =15年間
明治天皇 =44年間
孝明天皇 =22年間
仁孝天皇 =30年間
光格天皇 =39年間
平均   =35.7年間

平均すると35.7年間ですね。これだと宮中に御仕えして御代替わりを一度体験させて頂けるかどうかというところです。一度も体験できない職員も多いでしょうね。

変な例えかもしれませんが、伊勢神宮が20年に1回式年遷宮を行う理由のひとつに、「建替えの技術の伝承」のためというものがあります。20年に1回であれば、弟子の時に師匠から建替え技術の伝承を受け、自分が師匠になったときに弟子に技術の伝承ができるのです。これ以上長いと、一度も式年遷宮を体験できないことが発生する可能性が高いですね。

35.7年間に1回の儀式となれば、御代替わりを全く知らない職員も多いことでしょう。知らなかったから仕方が無いのかもしれませんね。

ここでちょっと話を変えます。職業柄、労働基準法などの法律に係ることが多いのですが、労働基準法に違反した場合、以下のどちらがより悪質だと判断されるでしょう?

①労働基準法について、法律の存在自体を知らなかったので違反してしまった。

②労働基準法について、知っていたが、ついつい違反してしまった。

普通なら、②は悪質やな!法律あるの知ってるのに違反したのか!と思いますよね。正解は①の方が悪質です。なぜなら、労働基準法に係る業務を行っているのに、その法律自体を知らないということは、プロでは無いということです。素人が何も判らずに勝手にやっているということで①の方がより悪質です。

さて、話を元に戻します。宮内庁の職員は、知らずに新しい儀式を作ってしまったのでしょうが、それはプロのする仕事ではありませんね。知らずにやってしまったというのは、プロの世界ではより悪質な行為なのです。

この当りは、官邸はタッチしていないのですかね?

2019/01/22 (Tue) 16:00
ナニワの激オコおばちゃん

ナニワの激オコおばちゃん  

Re: 知らずにやってしまったのは、プロの世界ではより悪質なんです。

吹雪 さん、コメントありがとうございます。
私は何となく、宮内庁の中に怪しい人たちがおるんとちゃうか、と思てるんですが。

2019/01/23 (Wed) 12:36

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