変質した「アベノミクス」の評価はどうでもええ。消費増税と緊縮をやめて財政拡大せえ。

指差し小


 金正恩委員長は予定を早めて今日(2日)、帰路についたようですね。果たして無事に帰れるんかな?ネット情報によると、亡命政権「自由朝鮮」は、今追い落とされつつある江沢民派の残党?のグループがバックではないかと言われていますね。いずれにしても、仁義も何もない、どっちについたら金が入って来るか、だけで動く人たちばっかりですからね。ま、ある意味当たり前なんかも知れませんね、日本以外の全世界では。

 私ら日本人は、決して巻き込まれんようにしっかり自分の国を守ることを考えておかんとあきませんね。今、日本にとって一番ヤバい話は、いよいよ日本の経済的凋落が隠しようもなくなってきてる、ということやと思います。金利がマイナスになってるのに誰も金を借りひんと言うのは、やっぱり変やんか。「インバウンド」で喜んでる場合やないで。それだけ日本の物価が世界的に下がってる、つまり日本は後進国になりつつあるということやんか。

 原因はわかってるんですよね。日本はこの20年、ひたすら緊縮財政で公共投資を減らし続けてきた、と。せやからたとえば、だいぶ前の話になりますが笹子トンネルの天井が落ちて死者が出た、とか。首都高速も老朽化がヤバいレベルやとか。きちんと財政出動をして、インフラもしっかり拡充してたらこんなことにならへんかったのに、いったい、日本はこの20年、何してんねんや?という話ですね。

 そしたら3日ほど前になりますが、三橋貴明さんのメルマガ「『新』経世済民新聞」に、藤井聡さんが「『アベノミクス』は、結局、やられてなかった。」を投稿してはりました。「アベノミクス」とは、第二次安倍内閣が推進した経済政策のことを言い、何となくこれのおかげで日本経済はそれなりに復活した、ととらえられているようですし、逆に安倍ちゃんを批判したい側は何とかケチをつけて、アベノミクスなんて失敗やったやん、と言いたいようです。

 上の藤井先生の記事では、実はアベノミクスはやられてへんかった、と書いてはります。当初言われたのは「三本の矢」ですね。あえてWikipediaからコピペしますが、「1.大胆な金融政策、2.
機動的な財政政策、3.民間投資を喚起する成長戦略」のうち、実際に実施されたのはほとんど1だけやった、という話です。まあそもそも「アベノミクス」の公的、正式な定義がないのでよけいわかりにくいですが、いずれにしても、当初想定していた3本が、きっちり実施されたわけやない、ということです。

 その中でも2の財政政策は、実はまったく逆に、減らされてしもた、というのが結果のようです。そして今となっては、あの「悪夢の民主党政権」時代の方が、より多く政府から民間に資金が供給されていたことが、数字になってちゃんと出ているんやそうです。せやから結局アベノミクスは、藤井先生に言わせると「やられていない(実施されていない)」ということになるわけですね。そしてそうなった最大の原因は2014年の消費増税(5%から8%)やった、というわけです。別の言い方をすると、いつの間にか「アベノミクス」は変質させられていた、というわけですね。

 この20年から30年、日本はやらなあかんこと(財政出動)をやらんと、やったらあかんこと(消費増税)をずっとやり続けてきてるわけです。それ、あかんで、と言うてた人は藤井さんにしても、三橋さんにしても、なんぼでもいてはるし、今も多くの人が言うてはりますが、軽減税率を適用してほしい新聞は、ほとんどそれを報道しませんね。

 第二次安倍政権ができるちょっと前に私は「覚醒」してましたから、このへんのことはよう覚えてます。財務省がいかにガンになってるかも当時、知りました。もう5年以上経ちましたけど、何にも状況は変わってませんね。正しいことをなんぼ言うてもそれが通らへん状況にはぞっとします。そして一方で、政治的に安倍ちゃんを引きずり下ろしたい人たちがいて、それを利用してる面もあります。

 そんな中で安倍ちゃんはよう頑張ってるとは思います。私が毎日読んでる「パチンコ屋の倒産を応援するブログ」さんの見立てでは、麻生さんはおじいさんの吉田茂のやり方を踏襲してて、絶対、財務省には逆らえへん、と。一方で安倍ちゃんは麻生派がないと成立せえへんわけやから、いつもギリギリのところで麻生さんと組んで政権を維持してはるわけですね。決してケンカはしたらあかん、そのやり方はめっちゃ大事やと思いますけど、そろそろ今度の消費増税は、いよいよヤバいんとちゃうかなあ、とホンマに思います。


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Posted byナニワの激オコおばちゃん

Comments 11

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彩希  

消費税を10%に増税するの決めたのは民主党の野田政権でしたね。ご丁寧に国際公約までしたらしいです。まあそこが念には念を入れてガチガチに逃げ道断った財務省の策略なんでしょうけど。財務省の思惑通りにしない総理は何やかんや仕掛けられて、マスゴミにリークされ引きずり下ろされたり、ネットが普及してない時は、国民はマスゴミに思いのまま操られてました。

まあですから総理は消費税は上げませんとは絶対に言えないですね。だけど一方では消費税を上げたら経済がどうなるか知ってるはず。財務省に何にも仕掛けられないように政権維持してないと在任中に成し遂げたいことも残っていますから。5%に下げると言った方が支持率は上がると思いますけど。国民投票を控えているのでね。あと、韓国とのこともあるでしょう?それと、この国をボロボロにする為に居座ってる連中とか。片付けたいこと一杯あると思うんですよね。

2019/03/02 (Sat) 23:38

ナポレオン・ソロ  

政治と経済は密接に関係しているが、別のモノです。

 藤井さんと三橋さんの話は、何時も、断片を切り取った話に成って居て、
実はバランスがとても悪いので、其のまま読んで、認識を固めて居ると、
コロッと「否、そんな事は言って居ませんよ」と掌を返されて終う。 

 云い訳は確かに、理解出来ますが「抑々、其処へ誘導したのは、アンタ
やんか?」と、云いたくなった事が、数回ありますね。 つまりは、彼ら
の論は、各論に過ぎないんですよ。 いわば経済だけの話の特化している
のですが、安倍さんがやって居るのは、政治ですからね。

 その経済にしても、日本だけ見て居たら仰有る通りなのかもしれませんが、
現状の世界経済は、此の10~⒛年、世界を投資と負債を繰り返す事で、
引っ張って来たシナ経済がソロソロ限界に成って、終焉が近くなって来て、
負債総額が9700兆円って・・完全にヴァーチャル化して終って居る状況で、
日本経済は、今や無借金経営の大企業が60%、内部留保の総額が450兆円
有るワケですよね、是では金が回ってナンボの経済が滞留して居ると言う
のは当たり前だと言う話でしょ? 其れを、日本はお終いだぁですか? 

 お金は稼ぐよりも、使う方が遥かに難しいのは、世の鉄則ナノは、抑々、
経済学と言われている学問は、借金をベースにした展開にして居る、つまり
「お金を稼いで借金を返す」事を基本にしなくてはならないのですから、
そういう意味では、シナがやって来た事は、全く間違って居ない、寧ろ、
そんな非現実に成る位借金をさせた方が悪いと言う話に成って終います。

 是は「資本主義の行き詰まり」でしょう。 ダカラ、人類全体の話なん
ですね、今シナを、破戒者として罰したとしたら、人類は是に代える新たな
経済秩序を考案する必要に迫られます、藤井さんや三橋さんは、その辺り、
お持ち何でしょうかね?

 公共投資の話ですが、安倍政権は、現在、建設以来50年以上を過ぎようと
して居たインフラ設備に対して、20年で200兆円と言う公共投資をやって
居ます。 特に高速道路は、東名・名神・中国・九州・東北・北陸・・と
開通した順番に、大規模補修が続きます。

 更には、殆ど高架橋で出来て居る新幹線の問題が有ります。 云わずと
知れた日本の大動脈ですから、工事で止めるのなら、場合によっては、
代替路線を用意しなくてはなりませんが、そんな土地や予算って、日本に
ありますか? 

 そして、それらが終わる頃には、本四架橋の老朽化の問題も出て来る
でしょうね。 是はアメリカでも同じ現象が起って居て、潜在していた問題
が、ソロソロ顕在化し始めて居る様です。 米国は、何でも日本の3倍規模
ですからね、モノによっては3の二乗、三乗倍に成るものも存在しますから、
大変ですが、全て、現実問題として取り組まねば社会が止まって終う話です。

 こうした、近未来の事も、全て考えて政策を出して行くのが、政治の役割
ですし、世界経済は今や一つの枠の中に入って居ますので、例えなシナの様に
途方もないお金を非現実化して終うと、世界の経済のバランスが可笑しくなり
ますが、日本やアメリカは、その経済規模から言って、国内事業でも、世界に
与える影響力が、発生します。 政治は、其処も読んで居なくては、国が世界
で孤立する事に成りかねない。

 アベノミクスは失敗処か、何も実行して居ないではないか、と言うこの
お2人は、そう言う視点でモノを語って居るのでしょうかね。 私にはそうは
思えません、ダケド、各論について、色々指摘するのは、石を投げる側の立場
「=為政者」としては、或る意味、有り難いと思いますが、その批判を悪用
する連中が居る事を、意識して居なければ、日本が可変しくなりますよと私は
言いたいですね。

 まぁそれでも、私も消費税増税はすべきではないと思いますがね。

2019/03/03 (Sun) 04:12

吹雪  

水道管から水漏れしたことありますか?w

>「アベノミクス」とは、第二次安倍内閣が推進した経済政策のことを言い、何となくこれのおかげで日本経済はそれなりに復活した、ととらえられているようですし、逆に安倍ちゃんを批判したい側は何とかケチをつけて、アベノミクスなんて失敗やったやん、と言いたいようです。

本日のエントリーを読んで、言いたいことが百言思い浮かびましたが、ほとんどナポレオン・ソロさんがコメントされていましたので、私は別の切り口から思いの丈を吐かせて頂きます。

皆さんは、水道管から水が漏れた経験がありますか?

「何を唐突に変な質問するの?吹雪は狂ったのか?」と思われるかもしれませんが、何かの比喩でもなんでもありません。単純に水道管から水が漏れた経験がありますか?と聞いています。

水道管の素材には色々種類がありまして、塩ビ管、鉄管、ステンレス管、銅管など時代や用途や予算によって、使い分けがなされていますね。

金属管を水道管として使用する場合、5年、10年と使用しているとピンホール(小さい穴)が空いて水漏れすることがよくあります。これを専門的には、孔食(こうしょく)と呼びます。孔食以外にも潰食(かいしょく)などと呼ばれる腐食現象もあります。

孔食やら潰食やら難しいこと言われても、素人には判りませんね。むしろ玄人が素人を騙すためにもっともらしいこと言っているだけと思ってしまいます。

そして、この孔食などの腐食現象は、水質、水温、流速などによって腐食の進むスピードや強度が全く変わりますし、一番の問題は、対策しても結果が判るのが10年、20年先になると言うことです。

そのため、この孔食については、専門家でも中々「こうだ!」と断言しにくい話なんですね。実験による実証が難しく、経験則での話になってしまいます。だから実証が難しいこの孔食の話しを簡単に断言する人は、色々な水漏れ現象を数多く調査分類し統計的に孔食現象を理解している本当のプロか、どうせ判るのは10年以上先だから、その頃には自分の発言なんて忘れられているさと高をくくっているプロモドキだと思います。

長い脱線ですみません。しかし、この水道管の水漏れの話は、私は金融政策、財政政策の話と根っこは同じだと感じています。金融政策、財政政策も実験による実証が難しいため、自国、他国の金融政策、財政政策を数多く調査分類し、統計的に政策の効果を理解しないと判断を誤りますね。

特に、数学ができない若しくは数字で語らない経済学者、経済評論家の言うことは、ほぼ「嘘」と言っても差し支えないでしょう。

もうこんな人の言うことを真に受けて、道を誤っている余裕は我国にはありませんね。

DHCテレビの【虎ノ門ニュース・スペシャル】青山繁晴×百田尚樹が語る『終戦の日と日本人』前編、後編を観ました。昨年11月に放送されたものですが、その中で心に残る話がありました。

https://www.youtube.com/watch?v=FqfIB0fRvNI

それは、「日本は日米戦争でどうして米国に負けたのか、しっかりと検証していない」というものです。青山さんは、「日本の識者は、何故開戦したのか?という点については色々検証しているが、何故負けた?どうやったら勝てたか?という点については、全く検証していない」と言われています。

そして、青山さん的には、日本が米国に負けた一因として、軍人が官僚化してしまったことを挙げられていました。日露戦争くらいまでは、実戦経験のある戦争のプロが将官を務めていましたが、その後30年程度の平和(実戦が無い期間)によって、陸軍士官学校や海軍兵学校での成績順に将官に昇進するようになってしまったのです。実戦経験は評価されなかったんですね。

翻って、財務省を頂点とする日本の官僚機構は、これと同じになっていませんか?

最後にこの話題です↓
>麻生さんはおじいさんの吉田茂のやり方を踏襲してて、絶対、財務省には逆らえへん、と。
一理あるかもしれませんが、私はちょっと違うと思っています。

私は、麻生さんは、「かっこいい」という美学を貫いているのだと思っています。それは、自分だけがいい格好をする、プライドが高いということではなく、「筋を通す」という格好良さだと感じています。

麻生さんは、消費税増税してはならないと考えられていると思います。しかし、政権を担う重職にあること、財務省トップの財務大臣であること、そして世界経済に大きく影響を与える日本経済に責任を負う者として冷静に発言されているだけです。

その時々の発言を断片的に拾ってみても、意味はありませんね。

そして一番重要なことは、財務省は敵ではないということです。財務省は日本の役所であって、不要な役所ではありません。問題があるなら誰かが財務省を再生させないといけませんね。それは自分だと麻生さんは考えられているのではないでしょうか?

5人でも、10人でもいいですから部下を持ってみてください。そうすれば、麻生さんのご苦労が少しは判ると思いますw

2019/03/03 (Sun) 08:37

ちちんぷい  

相互監視、客観評価が必要

東日本大震災後は、日本全国で公的な出費負担が大きくなり、民間でも様々な取引に支障が起きて冷え込み、雇用や給与が圧迫されました。野田内閣のときに、期間限定の特例措置で公務員の給与は年間平均7.8%減額されるなどしましたが、2014年3月分で終わりました。

私は釈然としないものがありました。民間は、まだまだ混乱が収束せず、活気を取り戻したのか疑問でしたから。公務員の消費が活気づくので、全国の経済に良い刺激を与えるとかの説明もありましたが、まやかし臭くて悪感情しかそそられませんでした。
公務員はいいやねと嫌味のひとつも言いたくなったものです。知人も、俺たちだけ悪いねえとこぼしてましたが、さすがに自分だけ給与アップを拒否して、民間復興が完全になされるまで現状の据え置きのままでいいよ、とは言えないものです。

そもそも、公務員の給与を誰が決めて誰が評価するのか、いつ見直すのか。税金を使うのだから、国民の前に明確にされるべきですし、常に相互監視や客観評価が行われるべきところです。それがないと、組織の腐敗は必ず起きますし、内向きの保身的な発想しかしなくなり、公的に資する建て前も崩れてしまいます。
(消費税、ヤメロー)

公務員報酬に関する規約類が公開されていたとしても、なかなか一般の者は文面と実態とを比較チェックなどできません。これはなんとか改善していくべきだと思います。
思いつきで言えば、景気動向や年度ごとの民間の平均給与指標も元に、公務員の給与も変動させればいいのです。消費税で景気が冷え込めば、公務員の給与も下がるなどすれば、民間人の生活がどうなろうと俺たち関係ねえ、とたかをくくってはいられないでしょうからね。

そんな事情が普遍的にありますから、国家の状況によっては、独裁的な体制も有用です。独裁は絶対悪なので、ぜったいに排除しなければならない、ということはありません。正しい独裁で、民度の高い国民で、期間限定などであればですけど。

弱小新興国は、強いリーダーシップを発揮する独裁者が、世界に顔を売って資金を集めて、国内向けには開発独裁をするのが妥当な場合もあります。しかしながら、上に書いたような裏面の事情が背後にあれば、長続きしないのですね。善なる独裁者にも寿命があって、後継者に恵まれないとか、官僚機構が影の支配者になるとか、大国のひも付き傀儡国家にされてしまうとか。

独裁的にそこそこ発展しても、そこからスムーズに自由主義ないし民主主義に転換できた国なんかないのではないですか。アジア・アフリカ諸国に散見されます。それを切りぬけても、「中進国の罠」というやつが待っています。
私は、人類のジレンマだと考えています。

残念ながら、日本もまた相互監視が機能しない官僚主義の弊害に陥っていると思います。日本の場合は、三権分立やら組織の独立性・自立性とやれで、官僚は守られてますからね。

2019/03/03 (Sun) 12:29
ナニワの激オコおばちゃん

ナニワの激オコおばちゃん  

Re: タイトルなし

彩希 さん、コメントありがとうございます。
そうそう、5%にするなんて言うたら(ホンマはそれが正しいのに)、もう総攻撃を受けるでしょうね。
もっと緊急でやらなあかんこと、たとえば防衛なんかもできんようになったらヤバいですしね。
バランスを取るのはイライラするけど、ホンマようやってますね、安倍ちゃん。

2019/03/03 (Sun) 12:29
ナニワの激オコおばちゃん

ナニワの激オコおばちゃん  

Re: 政治と経済は密接に関係しているが、別のモノです。

ナポレオン・ソロ さん、コメントありがとうございます。
インフラに20年で200兆の話は知りませんでした。
ちゃんとやることはやってはるわけですね。
いずれにしても、緊縮はもうやったらあかん、というのが藤井さん、三橋さんの今の危機感やと思いますし、影響力があるので、発言は今後も注目していきたいと思います。
私はこの20年、もし間違うてへんかったら日本人はもっと豊かになってたはずやのに、という悔しさが先に立ちますね。
地方都市の駅前のさびれ具合は悲しいです。
ある意味「中国」は途中までは正しかったわけですからね。

2019/03/03 (Sun) 12:39
ナニワの激オコおばちゃん

ナニワの激オコおばちゃん  

Re: 水道管から水漏れしたことありますか?w

吹雪 さん、コメントありがとうございます。
軍人が官僚化してしまったことはその通りですね。
それは今も、日本中がそうなってると思いますね。

一流企業のインチキ検査やら偽装やらウソ報告なんかも。
自分もそれなりの大企業に勤めてましたからようわかりますね。
3年から5年で転勤や部署替えがあり、上司に気に入られることが大事、と。

今はただひたすら、今回の消費増税はあかんやろ、と言いたいだけなんですけどね。
何かよほどのことが起こらんと変えられへんのかな、と時々絶望的にもなります。

2019/03/03 (Sun) 12:58

ナポレオン・ソロ  

未だに高度成長期と変わらない、大都市集中が元凶

 現在の日本経済の問題点と言われている人手不足なんて、大嘘ですね。
 だって、私が小学生の頃に東京オリンピックが有り、高校生の時万博が
有った訳ですが、その時の日本の人口って、未だ1億に達して居なかった
筈です。 確かに戦後のベビー・ブーマーが、20歳近辺で生産労働人口は
ピークに近いほどいましたがね。

 でも、現在の様な機械化が進んで居なくて、つはしとショベルの手作業
の土方が道路工事のイメージでしたが、今は、機械を使っていて、人間も
1/5位で済んでいますから、昔はヤクザのシノギでもあった手配師も見か
けませんよね。 それを評して3k離れとか言っていますが大型船舶の
エンジンの整備をやっていた私に言わせれば、トンデモないと思いますね。 

 人には得手・不得手があるものですが、一番多いのは事務仕事は全く性
に合わない連中ですが、頭もよいし性格も良いが、学歴は高卒。でも、大卒
でしかも年上を指揮している。 これは性別や年齢層に関係なく存在して
いるので、昔も今も変わらないと思います。 つまり、同じお金を稼ぐに
しても色んな人がいるという事で、一概に人手不足と言っているのは別に
何か魂胆があって、印象操作をしているとしか思えません。

 因みに、今の日本の人口は、1億3千万人です。 つまり総人口では、
3~4千万人も多いんですよ、幾ら少子高齢化が進んだからと言っても、
現場仕事は機械化省力化で、人手が要らない仕事が増えている筈です。

 私が名古屋地区で仕事でよく行ってたトヨタ系の工場での主力の働き手
は、溶接ロボットでした。 人間は、ロボットの管理が仕事ですが、1人で
20台位のロボットの作業を見ながら、溶接の材料の補給、溶接で出てきた
スラグ「=溶接くず」の清掃、溶接完了した品物もベルトコンベアの管理
だけで、人間の技術を使うパートはありませんでしたね。

 これじゃあ、工場が全ロボット化する日もそんなに遠くないなぁと思って
いました。 更に、兎角安全が叫ばれ、事故が起こる度に安全基準が引き上げ
られ、新たな資格が作られて、一人でいろんな資格を持っていないと、作業
が何も出来ない仕組みになっていますたが、私がよく行っていた10年前には、
まだ南米系の出稼ぎの外国人が大勢働いていましたが、ある日すべていなく
なりました。

 曰く、「ありゃあ、言葉は覚えんし、資格はとれんし、使えんからなぁ」
と、日本人の従業員の弁、然も有りなんとは思いましたね。

 私が知っていたメーカーのコロンビア人は、日本人の妻子持ちで日本語は
ペラペラでよく冗談を言っていたんですが、字が読めないし、書けないので、
作業資格試験が何べん受けても通らないので、できる仕事が制限されている。

 なのに、人手不足? そりゃあ、話が違うでしょ、と思いましたね、要は、
給料が安いので日本人の労働者が集まってこないんですよ、唯それだけ。

 私が思うに、日本社会が可笑しくなったのは、学歴偏重主義と事務職偏重
主義の所為だと思います。 猫も杓子も大学に行くが、小学校で習う分数の
足し算も出来ない、かといって李白も杜甫も、和泉式部も知らない大学生が
幾らでもいて、大学は遊びに行く処だと、そしてそれが、若い者の特権の様
に思っている。 そんなレイジーな連中がゴロゴロいる。 特に女子大生は、
何しに大学に行くのかすら分からず、友達が行くから行く、まるで高校の延長
の様な感覚しかもっていない。

 完全に愚民化していますね。 覚えてくるのは化粧の仕方と自分を高く売る
術を身に着けるだけの子が、半数以上いるんじゃないだろうか。 卒業旅行が
当たり前になっているのを見ると、手前で稼いでから行けや、と怒鳴り付たく
なりますね。

 結局、都会志向で、都会的生活に憧れているから、田舎住まいが敬遠されて
またその傾向がどんどん広がって、ついに、地方都市迄シャッター街になって
行くわけですし、その裡、田んぼも畑も耕作者が居なくなって草茫々になって
しまうでしょうね。

 しかし、この先の事務仕事は、事務のAI化で事務の仕事は大幅に減少して、
従い企業に勤める事務員も、最小限度になって行くでしょう。仕事がないのに
資格や学歴だけあっても、意味がない時代が直ぐ其処迄来ているのです。男女
に関わらず、事務系では飯が食えません。

 だから今こそ、地価の安い地方に本社機能を移す、或いは、労働集約産業の
造船や鉄工、航空機といった機械生産産業を地方に作ればよい、といっても、
日本はついこの前まで、そういう国だった、地方に受講長大産業が、大きな
工場を持っていて、企業城下町を形成して居ました。その工場を復活させれば
良いのです。

 然し、そこで働く人々は日本人でなくてはなりません。 ならば、軍需産業
がうってつけでしょう。この先の日本は、自前で国を守れる戦力は、勿論、
アジア東地区を米国に代わって護ってゆく戦力を備えることが要求されます。
 ASEAN諸国と豪州・NZ迄入れた、TPP加盟国で作る自由貿易経済圏の利益
を守ることを使命としなくてはならなくなります。

 その為には、空母を旗艦とする護衛艦隊を4~6編成、保有して、いざと
言う時は、建材戦力として、米国の打撃艦隊の様な、戦力を2~3持って
いれば、それ併せて作る、潜在勢力の潜水艦隊が50隻あれば。日本の抑止力は
完全になりますし、各艦隊の母港を、地方都市の分散しておけば、継続的な
技術を要する仕事が継続・継承されますので、日本の技術力の保持にも役立ち
ますし、何より地方都市に、若者が回帰して、貯法都市の人口が増え、シャッ
ター街が商店街に復活します。 また、近郊農業が儲かるのは分っています
から、若者の農業回帰や企業が農業事業に乗り出すことも考えられます。

 文句を言っていれば、世の中が変わるわけではないので、世の中を変える為
には、こうした代案を出して行く事が必要なんだと私は思います。 安倍さん
を代えたら、自然に上手く行くんなら、それでいいですがね、そんな保証は、
全く無いのですから。

2019/03/03 (Sun) 17:04

日本国民  

とどめを刺したいのが本音

「アベガー」達の目論みは、日本の命運に
とどめを刺すべく、安倍首相を追い込むこと。
敵味方双方が安倍首相の実力を熟知している
からこその騒動でしょうね。
第二、第三の安倍首相の如き、玉の研ぎ磨き
が急がれましょう。
(本音としてはあと二期位は、踏ん張って欲しい。)
「本当の敵は味方の振りをする」というフ
レーズ、気に入っています。
最近は馬脚が見え見えの状態に為りつつありますがね。

2019/03/03 (Sun) 17:24
ナニワの激オコおばちゃん

ナニワの激オコおばちゃん  

Re: 未だに高度成長期と変わらない、大都市集中が元凶

ナポレオン・ソロ さん、コメントありがとうございます。
なるほど、
> 何か魂胆があって、印象操作をしているとしか思えません。
・・・・・「人手不足」はウソなんや!竹中平蔵あたりが外国から安い労働力を入れて儲けるために。せやけど実はその人らは使えへん(使えない)というわけですね。まあ日本の国のことやのうて自分の儲けしか考えてへん竹中にはどうでもええことなんでしょうね。
かつて「地方の時代」なんて言うて実際には大失敗しましたが、今は逆に素地が整ってkチアような気がしますね。それに軍需産業をつなげる、と。突破口はこのへんにあるかも知れませんね。

2019/03/04 (Mon) 09:28
ナニワの激オコおばちゃん

ナニワの激オコおばちゃん  

Re: とどめを刺したいのが本音

日本国民 さん、コメントありがとうございます。
> 最近は馬脚が見え見えの状態に為りつつありますがね。
・・・・・見え見えになってきてますよね。

2019/03/04 (Mon) 09:29

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