中国、「支・那」、「シナ」

今の日本人の大多数は、隣の大陸の国のことを中国と呼んでいます。もちろん、私もそうでした。普通にみんながそう言うようになってしもてるのに、今さら「シナ」と呼ぼうとゆうても、かえって「なんで?」て言われそうに思います。
それでも、いろんなことがわかってくると自分だけでも正しく呼ぼう、と思い始めました。

ちゃんとよくできたサイトがあって、
ここに全部書いてありますけど、私なりにまとめてみました。

そもそも日本には昔から「中国」があるやんか。今ではわざわざ中国「地方」と言わせられてるけど、鳥取県・島根県・岡山県・広島県・山口県のことやね。これは古代、畿内を中心に各地を「近国」「中国」「遠国」に区別したのがどうもその起源らしい。
一方、隣の国の「中国」は、国名として出てくるのはなんぼ古うても、1912年に孫文を臨時大総統として成立した中華民国の略称やんか。
そして今の「中国」は「中華人民共和国」。英文表記は"People's Republic of China"。で、China(チャイナ)は古代の統一王朝、秦(しん)から来てるのはもう常識やんな。昔のインドの仏典に初めて「シナ」の記述が出てきて、それを支・那人は「支・那」の漢字を自分で当てた、というのが歴史的事実です。
ちなみに世界ではどう呼ばれてるかというと、
英語    China(チャイナ)
ドイツ語  China(ヒーナ)
オランダ語 China(シーナ)
フランス語 China(シーヌ)
イタリア語 Cina(チナ)
スペイン語 China(チナ)
ポルトガル語 China(シーナ)
ルーマニア語 China(シーナ)
チェコ語  Cina(チナ)
ギリシャ語 kive(キーナ)
ポーランド語 Chiny(チーニ)
トルコ語  Cin(チン)
アラビア語 (シーン)
ペルシャ語 Chinistan(シニスタン)
タイ語   (チン)
ラオス語  (チン)
カンボジア語(チャン)
マレー語  China(チャイナ)
タガログ語 Tsina(ツィナ)
インドネシア語 Cina(ツイナ)
ネパール語 (チン)
チベット語 (ギャナー)
ロシア語  (キターイ)
モンゴル語 (ヒャタドゥ)
韓国語   (チュングク)
(引用元:正しい日本の歴史 http://rekisi.amjt.net/、「China を『中国』と呼ぶ重大な過ち」中嶋嶺雄(WiLL 2006年9月号)他)

ここに「日本語 チュウゴク」と書き加えたら、あ、何と韓国といっしょやん!というか、漢字圏だけの言い方、ということなんやね。

で、何で「中国」があかんのかと言うと、戦後間もない昭和21年6月、まだ日本がGHQの支配下にあるときに、わざわざチャイナの政府が「支・那」を使うな!とゆうてきたからやねん。それで日本の外務省が「今後は理屈を抜きにして先方の嫌がる文字を使わぬ様にしたいと考え」て通達を出して「支・那」を禁止にしたということやねん。えー、「理屈を抜きに」て、わざわざ言う通達なんてあるんかいな、ほんま害務省やな。

「中華思想」で調べたらわかりますけど、昔からチャイナは自分の国が世界の中心で、四方には野蛮な民族、東夷(とうい)西戎(せいじゅう)南蛮(なんばん)北狄(ほくてき)がおる、という思想やったと。「中国」はその真ん中やで、と。つまりは「中国」は尊称になるわけや。

これ、儒教圏の国ではめっちゃ大事なことらしいで。彼らには上か下か、しかないから、隋の煬帝が聖徳太子の「日出る処の天子、書を没する処の天子に致す」の手紙に激怒したんは、天子というのは世界に一人しかおらへんのに、何でお前と対等にならなあかんねん、ということやったらしい。

聖徳太子がせっかく隣の大国にも対等に、堂々と渡り合おうとしてくれてはったのに、何で現代の私らがわざわざ「中国」とゆうてあげて、へりくだらなあかんねんや?あ、戦争に負けたからか?まあ、そういうことですね。

あ、それと「支・那」は蔑称や、差別語や、と言わはる人もおるけどそれも間違いやで。さっき出てた「国父」の孫文が自分で「支・那」を使ってたんやで。実は当の「支・那」人でさえ他に言いようがないので、それが一番適切やった、ということや。

せやから結論を言うと、「中国」と呼ぶことを認めることは、日本がチャイナの属国、冊封国であることを認めるということやねん。
まあそこら辺から意識をしっかり持たんと私らはこれからも「中国」様にやられっ放しになってしまうと思うで。
ナニワの激オコおばちゃん
Posted byナニワの激オコおばちゃん

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