北朝鮮には身代金を払うしかないんやろうけど、韓国にはもう払わんでええで。情けない日本。
2019年09月09日 公開
韓国は順調に崩壊への道を歩んではるようですが、日本人としては、やっと、うっとうしいことから逃れられるんかな、というちょっとした期待みたいな気分があることも正直なところやと思います。そしたらそれにクギを刺すような鋭い話を佐藤優さんがしてはりました（＜日韓関係「今は日本の大勝利」でも「長期的には、かなりマズい」ワケ＞）。
佐藤優さんというのは、元外交官で、在ロシア日本大使館に勤務してはりました。めっちゃアタマのええ人で、同志社大学で神学を修めて外務省時代にもロシア語も含めていっぱい勉強しはったみたいですね。鈴木宗男さんと仕事していたときのことで逮捕され、有罪にはなりはったけれど、この事件はどうも裏のある、ややこしそうな話です。
まあ賢い人やから、今はいっぱい本を書いたり記事を書いたりして稼いではるようですが、左も右も関係なく、いろんなところに出て来はるのがちょっと気持ち悪う感じることもあります。
で、この、日韓関係の何がマズいんかというと、いずれ流れとしては日朝国交正常化ということになったときに、北朝鮮にはまだ「賠償」はしてへんで、という話になる、ということなんやそうです。日本としては当時、韓国が朝鮮半島を代表する政権やと認めて、請求権協定を結んで、「賠償」とは言わずに経済協力をしてきたけれど、同じことを北朝鮮も要求してくる、ということですね。
まあ私は経済協力金でも何でも、北朝鮮にもお金を払わなあかんのはしゃーない、と思てます。それは、まさに「軍を持たない」ことのツケ、みたいなもんですね。軍を出してよう取り戻されへんから、お金でしか解決の方法はない、と。
佐藤さんの話に戻ると、こういうお金は「タイド」つまりヒモ付きになるんやそうです。一般競争入札ではなくて、プロジェクトを決めて日本の企業をつけていく、という形です。そうするとこれは、国内の産業振興政策とあまり変わらへん仕組みになるんや、と。金額はもう、兆円単位になりそうなことはさんざん報道されていますね。
ところがややこしいのは、北朝鮮と国交回復するとなれば、1965年の日韓請求権協定も見直さなあかんことになるわけです。これに韓国が目をつけて、まだまだ足らん、こっちにも寄こせ、と言うてくるやろう、ということですね。そしてその根拠は、今や一人当たりのGDPが日本に追いつきそうなまでに成長した韓国の国力や、というわけです。
うーん、ちょっと変やな。やっぱり佐藤さんは韓国寄りなんかな？まあ私の予想では（笑）韓国は当事者能力を喪失して、朝鮮半島は統一コリア（Unite Korea=略称UNKO）（パチ倒さん命名）になるはずやから、これから先の話は刈り上げ君と交渉するだけのことや、と思てますけどね。なんでこれ以上、今の「韓国」にお金を払わなあかんねんな。
【追記9/9】日韓請求権協定を1995年と記していましたが、1965年の誤りでした。訂正しました。
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