宮内庁そのものが皇室廃絶に動いてる?あー恐ろし、この不敬者。大嘗宮は茅葺きにしてや。

走る小


 普通の年は、戦後は「勤労感謝の日」になってしもた日に新嘗祭が行われるのですが、天皇が替わられた年の最初の新嘗祭は、大嘗祭として、特別に建物も拵えて挙行するということなんですね。私はもうこれは、国家的行事以外の何物でもないと思いますが、例によってGHQに貶められたままの今の日本では、これは国事行為ですらなく、宮中での宗教的な私的な行事、ということになってるんやそうです。アホらし。

 上の記事を上げた後、話はだんだん大きくなってきたみたいで、9月11日には産経新聞の『正論』で、東京大学名誉教授の小堀桂一郎さんが、「大嘗宮の建築仕様は伝統遵守で」という主張を書いてはりました。
 <大礼委員会が公表した板葺への変更理由の一に費用の節減が挙げられてゐる。国費を以て賄ふ皇室の公的行事に費用の面から手抜きを敢へてするとは、常人には考へられない不敬である。>

 いやあ、ホンマにその通りですね。お金がないとは何事か、ホンマに無いんやったら国民にきちんと言うてみなはれ、あっと言う間に国民から寄付が集まりまっせ、てな話です。

 小堀さんは<伝統を無視した板葺大嘗宮の姿に国民が看て取るのは政府・宮内庁が抱く皇室の祭祀儀礼簡略化の魂胆である。そこに政府が皇室を粗末に扱つて恥ぢない不敬が透けて見える。>と手厳しいです。それでも上品な文章ですね(笑)。

 そしたら昨日、いつも私が引用させて貰うてるメーリングリストにまた投稿がありました。なんと、宮内庁長官が、「茅葺きに否定的」という記事が日経新聞に出てたんですね(「大嘗宮の屋根材、かやぶきに否定的 宮内庁長官」)。もう許されへんな、と思てたら、これについての論考が引用されてました。青木孝史さんが書いた論考を、小山内陽太さんが拡散希望で回覧し、それを小川揚司さんという人がメーリングリストに投稿したものです。
 ※メーリングリストは本来閉じられたものですので、コピペをこの下の投稿欄に貼り付けておきます。

 この青木さんという人の論考を読んでもろたらようわかりますが、結局宮内庁と言うのは戦後、変質してしもたわけですね。私はおそらく、3年前のNHKでの「ビデオメッセージ」、つまり玉音放送は、当時の天皇陛下の精一杯のご意思表示やったんやないかと思てます。私ら風に言うなら、「こんだけ言うてんのにわからんのんか!」「さっさと動かんかい!」てなもんでしょう。

 いろんなことを考え合わせると、いや、どう考えても、皇統維持の問題にしても、宮内庁は何もするつもりがなさそうですね。そして漏れるはずのないインチキな情報だけは下世話なマスゴミにせっせと供給してるように思います。あ、もちろん、全員がというわけではないでしょうが。

 まあ宮内庁に限らず、お役人というのは「新しいことは何もしない」ことが最善なんでしょうね。皇室はどうあるべきかなんて一切考えてへんし、二千数百年の伝統なんて自分には関係ないと思てるやろうし、日本人とは何か、なんて考えたこともないんでしょうね。まずは宮内庁から変えていかなあかんねんやろか。ホンマに頭が痛いことですね。

※宮内庁にメール、手紙、FAX、どんどん送りましょう。もう時間がありません。
【宛先】
宮内庁長官  山本信一郎 様宛
〒100-8111 千代田区千代田1-1
FAX 03-3201-6859
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ナニワの激オコおばちゃん  

【メーリングリスト投稿からのコピペ】

From: 小田内陽太

各位

以下新聞の短信とこの問題の構図を的確に分析した青木孝史氏の論考を送ります。
至急御覧の上ご回覧ください。

(引用)
天皇の代替わりに伴う11月の皇室行事「大嘗祭(だいじょうさい)」の会場「大嘗宮」の屋根材の仕様について、宮内庁の山本信一郎長官は12日の定例記者会見で「新しい工程を追加する余裕はない。遅れは許されない」と述べた。(2019/9/13付 「日本経済新聞」朝刊)

皇室の伝統継承への配慮など歯牙に掛けない様です。
現仕様を補完する形で「逆葺き」による茅葺きを装飾的に行えば、前月に発注すれば翌月二週間の工期で可能と茅葺き関係者が献策している事に対し、全く聞く耳を持たないようです。
千三百年以上の伝統を破壊する工事の「遅れは許されない」?設計上崩落必至の鉄橋に「遅れは許されない」と列車を急いで発車させたらそれは犯罪です。
大嘗宮の工期厳守、当然のことです。しかし、そもそも問題の種を蒔いたのは、大嘗宮の伝統や茅葺き技術に関しよく調べもしないで「全面板葺き」の方針を浅はかにも決めたのは誰でしょう?
宮内庁は大至急方向を転換し、伝統に基づく茅葺きの実現に全力を尽くすべきです。

宮内庁長官  山本信一郎 殿
〒100-8111 千代田区千代田1-1 FAX 03-3201-6859
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http://www.kunaicho.go.jp/page/contact/

(引用)
R01.09.13.
     大嘗宮の屋根は茅葺きから板葺き強行
その背景にある思考形態に危うさと低さを見る 青木 孝史

   はじめに:宮内庁長官・山本信一郎、定例記者会見での発言
 9月12日、山本長官は、先日来公的に問題になっている11月に予定されている大嘗祭が斎行される大嘗宮の屋根問題は、伝来の慣習である茅葺きを止めて、大礼委員会の方針と計画通り板葺きで実施する、と広言した。
 山本は皇位に関わる近現代日本史において、名を残すことになった。「戦後保守」を形作る「主権在官」の弊風がここにも露呈している。現行憲法条文の解釈で理論武装された政高皇低の結果である。取り返しのつかない踏み越えは、公金の倹約という「善意」のはずみで行われる。無知の政がそれを追認する。

(1)板葺き方針への内野・外野からの違和感の表明

 茅葺き文化伝承議員連盟というのがある。8月30日、同連盟の山口俊一会長(徳島県選出)らが官邸を訪問し、菅官房長官に大嘗宮の屋根を板張り内定から、先回と同様に茅葺きにもどすように要請した。面談後の帰路、会長は記者団の質問に応えて、長官は検討すると言った、とのことだったが。
 同席したのは、議連副会長・金子恭之(熊本県選出)、同幹事長・坂本哲志(同上)、同事務局長・務台俊介(長野県選出)。既定の方針通りという結果を見れば、中堅どころの実務派の議員の要望に、無下にもできないところから、検討すると言ってお茶をにごしただけだった。善処ではなく検討という表現に、ここでの政官ではない官主導の政の気配を覗うことができる。
 民間有志による「伝統に即した大嘗宮造営を願う国民の会」は、8月19日に首相と宮内庁長官に再検討の要望書を提出したという。呼びかけ人は、大原康男、小堀桂一郎、田久保忠衛(日本会議会長)。世話人、多数。
 小堀教授は、9月11日の産経紙『正論』において、「大嘗宮の建築仕様は伝統遵守で」と題して、堂々たる正論を展開した。11日に掲載したのは、12日の宮内庁の定例記者会見に向けた真摯な陳情であったのは、この文面からも十分に推察される。宮内庁による今次の改悪に見る致命的な瑕疵をあげつらう態度を取っていない。教授はどこまで行っても旧帝大の教授らしく、極めて紳士なのである。そして、その願いは慇懃に黙殺された。ここに左翼リベラル媒体により誇大な影響力を喧伝された日本会議の存在感は無いのが実証された。
 官邸に守られた宮内庁は、内廷のご意向はさておいて、民間と立法府の有志からの要請に対して、鎧袖一触、鉄壁の守りで板張りに固執した。内野、外野からの危惧表明を歯牙にもかけていない風情である。なぜ、こうも頑なのか。その経緯を改めて追い、その思考過程にある病理を明らかにしたい。

(2)事の経緯:宮内庁に設置された大礼委員会での策定

 平成30年12月19日、第3回大礼委員会の方針策定が今回の問題化の始まりである。議事概要(3頁)でいう。
 >前回、平成度は、昭和度まで萱葺きであった帳殿などを全て板葺きへと
 変更する中で、悠紀殿、主基殿、廻立殿の主要三殿のみを萱葺きとしたが、  
 今回は、材料調達の困難性や特殊な専門技術者の不足などの状況を踏まえ、
 一定の工期内での大嘗宮の完成という全体工程上の要請に、コストの抑制な 
 どを併せ総合的に勘案した結果、今回は主要三殿についても、材料調達が容
 易で工期の短縮が見込める板葺きに変更することとした。板葺きとすること 
 により自然素材を用いて短期間に建設するという大嘗宮の伝統は維持し得  
 るものと考えている。<  (下線は引用者)
 この委員会の大義にはならない名分は二つある。経費と工程上の時間短縮である。ここには多くのミスリードによるイメージ操作がある。ミスは意図的か不学かは強いて断定しない。まず、材料調達は困難と決めかかっているが正しいのか。また専門技術者の不足を言い立てているのが正しいのか。
 元来、大嘗宮は簡素であった。近代の大正と昭和の前例での真葺きではなく、古代の逆葺きにもどせば、伝統の原初に回帰するだけで経費もかからない。職人は、栄誉ある仕事であるから諸外国にいる茅葺き職人も参加させれば、志望者はたちどころに集まる。現に国際茅葺き協会が存在し、日本は遅れて参加している始末である。これも軽薄な理由をもって伝統を軽視する宮内庁の方針がこんな有様であるところも影響している、と難癖をつけたくなる。
   
結び:宮内庁官僚と属僚の思考停止ぶりは犯罪である

 大嘗祭という元来の意味が今次の関係者に不明になっているのは、現行憲法下の解釈で宮中祭祀は皇室の私事として存続しているからである。その例証が、資源の再利用の名分による大嘗宮における従来の茅葺きを止めて、板葺きに決めた暴挙だ。貴重な税金である、棄却はもったいないと賢しらに判断したのであろう。ここには此世と天上界の住人である神々が、新皇位と大嘗宮で共食する一代一回だけの祭事の神聖さへの敬意は全く無い。もっぱら勝手に忖度しての経費節減、資源再利用なら文句はないだろうとする、時流への媚びが窺える。
 象徴天皇制という「戦後保守」にある宮内庁官僚による一知半解ですらない、皇室伝統への無知無学の臆面もない横行は、伝来の茅葺きを板張りにして、祭儀後に再利用するというなら文句あるまいと決めるに至った。この驕り。もし、大礼委員会に内廷の掌典職が関与していたら、この方針はあり得なかった。こうした僭上の気分を憂慮されている気配は、平成28年8月8日の天皇による異例のビデオを用いられたお言葉の基調にも深くそして強く流れていた。
 大礼委員会を構成する長官以下の小役人たちは、祭事・神事における祓いの意味を全く解さない連中なのは、今回の暴挙で明快になった。一代一回限りの重儀を、規模の大きいイベントぐらいにしか思っていない様子だ。名分は予算の削減、再利用は合理的で節税になる、と知恵を働かしたつもりなのだろう。こうした浅知恵の持ち主には、茅葺きを板葺きよりも廉価にあげる原始の在り様があるのを知らない。いや、知ろうともしない。茅葺きの再利用は限定されるが板を用いれば再利用できるから、という程度の思考なのだ。
 板は自然素材だから茅と同じだろうとの上から目線の物言いには、これまでの日本文明が稲作と直結しているがゆえの茅、はない。この調子で進むと、次回は樹木の保全のために石油化学製の新建材で組み立てようと言い出しかねない。この種の手合が日本という国家を経営している現実を知るべきである。
 こうした世俗主義の発想がどれだけ文化の営為をぶち壊してきているかに彼らが気付く余地は極めて少ない。だから、その盲動を小役人と評したのだ。

2019/09/15 (Sun) 14:21

八丈島  

おばちゃん前にも書きましたが、宮内庁に左翼が入り込出んでいるのは明らかです。これは元公安の人からの情報です。

2019/09/15 (Sun) 19:10

名無し  

外務省 大鳳会からの移動・出向が宮内庁内の左翼ですね
大鳳会=創価学会です

2019/09/16 (Mon) 07:06

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