お金は貸し借りによって生まれる。財務省さん、法律も変えたげるから間違いを止めてね。

パンチ小


 今の日本、何かおかしい、と思てネットでいろいろ調べ、本もいっぱい読み始めてきてわかったことの中でびっくりしたことの一つが、今の日本の諸悪の根源の一つが財務省やった、ということです。先に言い訳を書いといたげるけど、個々人の財務省の人たちは、まあ悪人、というわけではないとは思いますよ。しっかりお勉強して試験に通って最高級エリートの地位を得はったわけですからね。

 個々人もそうやし、組織としても、財務省設置法の第三条には「健全な財政の確保を任務とする」と書いてあるから、「プライマリーバランスを黒字化すること」がもし「健全な財政の確保」になるんやったら、それに財務省が従うのは当然のことや、と言うといてあげましょう。

 問題は、この「健全な財政」の定義が間違うてたからこそ今、日本人はとんでもない大損害を被っている、ということなんですね。ネットではもう10年以上も前からこのことは言われ続けていて、いよいよデフレが20年、30年と続き、緊縮財政が続き、一向に景気が良くならず、世界の先進国の中で唯一、日本だけが発展から取り残されてるのが明らかになったから、ようやくホンマのことに気付き始めた人が日本でも増えてきた、ということでしょうか。

 昨日(17日)の「『新』経世済民新聞」に藤井聡さんが<MMT(現代貨幣理論)とは、「現代社会の実態に即した、貨幣に関する政策論」です。>を寄稿してはりました。めっちゃわかりやすいです。前々から「おカネというのは、貸し借りによって発生するもの」というのは何となくわかってきました。この記事の中では藤井さんは何度も
 <『貨幣とは“負債”である』>とか、
 <「オカネとは負債であって、借用書なのだ!」>と書いてはります。

 あ、ツイッターでは高橋洋一さんが噛みついてはりましたね。
 <MMTでもいろいろと口でいう人ばかりで数式モデルを言ってくれと何回もいうけど誰もやってくれない。>
 緊縮財政はあかんし、今度の消費増税も絶対あかん、という結論については高橋さんもまったく同じやのに、維新反対の藤井さんには絶対に賛成したくない、ということですかね(笑)。私はMMTのことはどうでもええんです。財務省がこの20年、30年、ずっと間違え続けてることを、何とかして止めなあかん、と思てるだけです。

 この藤井聡さんや三橋貴明さんは、4月の2日に「令和の政策ピボット」という宣言を出して、賛同者を募り始めました。1週間ちょっとですぐに1万人を超えたようです。私もクリックしてきました。日本の問題に対してきちんとオープンに議論をする、藤井さんの学者としての信念や、日本を思う熱い心が伝わってきますね。「呼びかけ人」にはチャンネル桜の水島総さんもいてはります。

 この「令和の政策ピボット」の一番最初の「財政・金融政策」案には、
 <「財務省改革:財務省設置法(任務)第三条における財務省の任務「健全な財政の確保」を「安定的な経済成長の達成」へと改正します。>と書かれてあります。つまり、間違えてた今の財務省設置法を変えてあげますよ、ということですね。そしたらこれからも財務省の皆さんは、きちんと法律に従って仕事ができるというわけですね(笑)。

 ただ、口の悪いネット界隈では「これでは議席は取れん」などと揶揄する人もいますし、「しょせん商売やろ」という人もいそうです。私は別に商売でもええと思います。人の役に立つことをして、その対価として適正なお金をいただく、そして人の役に立つその事業が継続して回っていくんやったら、それはそれでええことやんか。少なくとも日本という国の中では。

 あ、この「令和の政策ピボット」は、今は商売にはなってへんと思いますよ。むしろ手間やお金がいっぱいかかってると思います。せやけど、何回も言いますけど、明らかに間違いやと思われることが今、堂々と日本の国で進められてしもてることを黙って見過ごすわけにはいかん、と思う人がいっぱい集まって、何とかその間違いを正していきたいという動きには、賛同したいと思いました。

 「蟷螂の斧」かも知れませんが、私も正しいと思うことを、これからもしっかりと発信していきたいと思います。


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ナニワの激オコおばちゃん
Posted byナニワの激オコおばちゃん

Comments 2

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ナポレオン・ソロ  

今は日本の税体系を護る為に耐えるべき時

私は、財務省のやって居る事は、麻生さんの下命だと思って
居ますが、その麻生さんも、英系ロスチャイルド側の経済運営
方針に沿ったモノなので「世界で米国と並んで繁栄している、
独自防衛力無き日本が耐え抜くべき痛み」と言う事を言われて
居るのでは無いだろうか。

 藤井さんも、三橋さんもそれが表だって言えない麻生さんを
虐めて居るダケの様な気がします。ww

 何故、日本が、痛みに耐える必要があるのか? と、謂えば、
欧州の経済が、末期的様相を呈していて、今は1ユーロ125円位
ですが、ほんのちょっと前迄は、134円台を円の変動に併せて、
変化して居ましたね。

 つまり、内部的な変化はないが、長期低落傾向に有ると言う事
ではないか、変化に乏しいのは、ユーロが国際通貨として、使わ
れる頻度が下がった事もありますが、いい意味での変化が無いと
いうことでしょう。 高い失業率、上がらない賃金、其れに加え
て、税金の度重なる値上げ。があるので、「黄色いベスト運動」
が、黄巾の乱的に揶揄される事に成る。

 欧州の独仏の失敗は、やはり移民政策ですね、結局、「安くて
使い捨てにに出来る外国人労働者」に頼った所為で、国内の賃金
水準が上がらず、庶民層が貧しくなった。 増税を「薄いが広範
に」幾度もやった結果、財政が改善されたのなら良いですが、増
税分は、支配者層であるハザール人の懐に入って居る、と言う構
造ですね。

 この状況を、日本でも行おうとして居るワケですよ「この方針に
従えないのなら、日本のバックアップは止めるぞ」と言う脅し文句
実際に行ったかどうかは知りませんが、私が情況から推察できるの
は、そう言う話です。

 保守評論家を含むマスコミには「世界の金融勢力の暗躍」とか
「金融勢力の為の増税」と言った、新たなラジオ・プレスコード
が布かれている様ですカラ、本当の議論は出来ませんね。 

 藤井さんや三橋さんは、其れを何とか言わせ様と足掻いて居る
のだと思いますよ。

 でも、国際情勢が落ち着くまでは十分な独自防衛力が無い日本
は、国金勢力の云い形になるしかないですが、安倍チームは国金
勢力を黙らせる、何か妙案をと、悩んで居る最中の様に思うので
すがね。 まぁ、仏の内乱の様な。ハザール人支配に対する激し
い抗議欧をみて、州の状況変化を俟つしかないのではないですか。

2019/04/19 (Fri) 07:06

日本国民  

財務省の後ろはだぁれだ??

マシンガントーク全開の経済評論家(?)が財務省に対する見解を
述べているが、そこで止まってどうする?
その裏まで言及してこそ、経済評論家としての本懐であろうに。

消費税推しの真意は、政府と国民の離反を図るに絶好の手段だから
という処も大いに有り得る。

最近ちょっと、嫌な情報を目にしたが、コメントすることは今の処
控えたいと思う。真偽を確認したいという意味もあるが・・・今後も
未定かも。杞憂という線もあるからねぇ・・・。

2019/04/21 (Sun) 22:23

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